ネコヤナギの葉の裏にアブラムシがびっしり付いていた
アブラムシという名前は「油を分泌する虫」の意味で 排せつ物として分泌する甘露が葉に付着した様子が油まみれに見えることから付いた名前
ゴキブリもアブラムシと言うことがあるが俗称でアブラムシとは遠い関係である
アリマキの別名もある アブラムシの出す甘露を求めてアリがやってくるので アリの牧場の意味である
結果的にアリはアブラムシの天敵のテントウムシなどを追い払ってくれるという共生関係がある
アブラムシはセミやカメムシに近縁な昆虫で 植物から汁を吸って生活している
口吻にある針状の口を使って植物の師管(栄養の通り道)を探り栄養を取っている
アブラムシはほとんど無防備で天敵に食べられ放題だが 単性生殖と卵胎生の両方の生殖方法を持っており繁殖能力の高さで対抗している
増殖能力があり生態系の中では低次の消費者として自然を支える役目を果たしている