サルトリイバラの美味しそうな赤い実が生っていた
ユリ科の山野の草原や林内、林縁に生える落葉ツル性半低木
枝には鉤状の刺が散生する
刺と葉柄の巻きひげで他物に絡みついて、茎を伸ばす
葉は互生で、３～１２cmの円形～楕円形
先端は小さく尖り、基部は円形、縁は全縁、革質で表面に鈍い光沢がある
葉柄には托葉から変化した長いまきひげが１対ある
花は４～５月に咲く
雌雄別株で、葉の展開と同時に葉腋から散形花序を出し淡黄緑色の花を多数つける
花被片は６個、長さ４mmの長楕円形で上部は反りかえる
雄花の雌しべと、雌花の雄しべはともに退化してほとんど目立たない
果実は液果、８ｍｍ程の球形で１０～１１月に朱赤色に熟す
中の種は５mmほどの褐色で倒卵形～楕円形
日干しした根茎を煎じて飲むと、腫れ物、ニキビ、浮腫の時の利尿に効果がある
日干しした葉は風に効く
若芽、若葉はさっと茹でて、おひたし、各種あえ物にするとおいしく食べられる
果実は生で食べるほか、果実酒にしても良い
えー知りませんでした。
サルトリイバラって、食べられるの？
食べようと思ったことがありませんでした。
でも、シオデに似て(黒い実だけど)るから、
新芽なら美味しいのかも。おはぎを包むんだから、
食べられそう。