公園に雪吊り(左)と霜除け(右)がしてあった
雪吊り:
雪の重みで樹木の枝が折れないように、幹に沿って支柱を立てて縄などを張り渡して枝を吊って力を添えてやる技法
日本の冬の風物詩でもある
「雪吊」は冬の季語
雪吊の松を真中に庭広し (高浜虚子)
霜除け:
寒さに痛みやすい果樹、庭木、花卉類を藁などで囲って、霜害を防ぐ
松・棕櫚などの庭木は幹にかたく莚を巻き付け、牡丹、芍薬などの花卉類は藁帽子をかぶせるなどする
又菜畑などでは枯れ竹を斜めに立て並べて、霜害から守る
庭園の冬の修景技法としても用いられる
霜除の藁が日を溜め母遠し (石田波郷)