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花穂を矢を入れる靭(うつぼ)に見立ててウツボグサ
夏に花が枯れて黒っぽくなっても、そのまま立っているので夏枯草(かこそう)の別名がある
シソ科の山野の草地や道端に生える多年草
茎は4稜あり、高さは20cm程になる
茎の先に5cm程の花穂を出し、花を密につける
葉は対生し、3cm程の長楕円状披針形
花は6~8月に咲く
花は紫色の唇形花
花冠の上唇は平らなかぶと状で下唇は3裂し、中央裂片の縁には鋸歯がある
萼は上下2唇に分かれて花の後口を閉じ、その中で果実が成熟する
花が終わると茎の基部から匐枝を出す
葉はてんぷらや茹でて各種あえ物にすると美味しい
全草を2~3日干し、煎じて飲むと白内炎 扁桃炎に効くとともに利尿薬でもある
全草を焼酎に漬けこんだ酒は滋養強壮 健胃整腸に効果がある