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大きなタブノキに可愛い小さな花が咲いていた
タブノキはクスノキ科の常緑高木で20mにもなる
沖縄から青森まで分布していて 常緑広葉樹としては最も北まで分布するものの一つ
沿岸に多い樹だが関東では内陸部でも自生していて巨木も多い
埼玉県の天然記念物「桂木のタブノキ林」 幹回り9mのタブノキ日本1の神奈川県清川村の「煤ケ谷のしばの大木」
千葉県「府馬の大クス」 茨城県「波崎の大タブ」 東京都「古里附のイヌグス」 埼玉県「滝の入りのタブノキ」など
クスノキ科ではあるがクスノキのような芳香は無い
花は4~5月 芽は混芽で枝先から伸びた新葉と一緒に黄緑色の小さな花を付ける
花被は6裂し花被片は6㎜程の大きさで内側の3個がやや大きい
オシベ9個と仮オシベ3個があり もっとも内側のオシベの基部の内側に柄のある黄色い腺体がある
メシベは1個で柱頭は肥大している
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コメツキムシの名は誰も聞いた事が有ると思う
裏返しに置くとピチッと跳ねて飛び上がる
植物の上に居る甲虫の仲間には危険を感じると 最も早く天敵の視界から姿をくらますため地面に落ちるものが多い
地面に落ちても裏返しになることもありそんな時はジタバタしなければならない
そこで素早く起き上がる技を身につけたと考えられている 時には何度も跳ねないとちゃんと着地できないこともあるかもしれないが 連続飛び跳ねは天敵を混乱させる効果がある
コメツキムシの仲間(コメツキムシ科)は700種もいて中には全く飛べないものもいる
トラフコメツキは大きさは1cm程 幼虫で越冬し3~5月に出現するが数は多くない
草木の葉や花を好む