
サメビタキに似ていて、より少し小さいのでコサメビタキ
サメビタキは羽色が灰褐色でサメの色に似ているので命名されたもの
コサメビタキ サメビタキ エゾビタキの3種は典型的なヒタキ類で姿も習性もよく似ている
戦前は都心や周辺でも見られたと言うが、今では地方都市の周辺でも見られなくなり、そこそこの山へ行かないと出会えにくくなったと言う。目が大きくて質素な姿で可愛い、そんな鳥に会えてラッキーでした
夏鳥 平地から山地の林に居る
見通しの良い枝に垂直止まりをして、飛んでいる昆虫類を空中採食し、再び元の枝に戻る
この習性から「こあがり(小揚り)」とも呼ばれた
雌雄同色
目がクリッとして可愛いが、目の縁の肉質のリングが黒い・・アイシャドウ?・・のも理由の一つ
頭からの上面は灰褐色、白いアイリングがあり目先は白っぽい
大きさは13cm

ミミズクが前胸部に2つの耳状の突起があり、野鳥のミミズクに見立ててそう呼ばれている
近縁のコミミズクは一回り小さく、耳状突起は無い
コミミズクはカメムシ目ヨコバイ科
ヨコバイの仲間は日本では550種ほどいる
歩くときに横にずれるのでヨコバイ(横這い)と言われる
幼虫成虫共に植物の液汁を吸うので、農産物や園芸植物にとっての害虫
植物に有害な菌を伝染させることもある
発音機能がありオスがメスを呼ぶ時に使われる 極短波なので人には聞こえない
コミミズク:
幼虫で越冬して成虫は4~11月に見られる
成虫は茶褐色なので、出会えたのはまだ幼虫かも知れない
アラカシ クヌギなどの樹木を好む
大きさはオス9mmほど ♀12mmほど

キランソウ(金瘡小草)の名は漢名に由来している
別名ジゴクノカマノフタは、薬草として知られており病人をこの世に戻し、地面に張り付くように広がった葉で、地獄に蓋をすることから付いた名
シソ科の道端や庭 山麓に生える多年草
茎は直立せずに地面を這うように葉を広げる
シソ科には珍しく茎は丸い
根生葉はロゼット状に付き、5cm程の倒披針形で荒い鋸歯があり紫色を帯びることがある
3~5月 葉腋に1cmほどの濃紫色の唇形花を付ける
上唇は小さく下唇は大きく3裂している
果実は卵球型の4分果からなる
花の頃に全草を水洗いして日干しにする 煎じて飲めば せき 去痰 解熱 下痢止めに効果がある
又健胃効果もある
全草を採り 茹でて各種和え物 生でテンプラにしても楽しめる