白と黒っぽい斑紋で「ホルスタイン」の愛称のある面白い模様のフユシャクのメスがいた
まるで長さを測るように歩く幼虫を尺取虫と言うが フユシャクは冬の尺蛾のこと
冬の雑木林をヒラヒラと飛ぶ
飛ぶのはオスでメスは翅が退化して無くなっているかあっても形だけの小さな翅で飛べない
オスはメスの出すフェロモンを目当てに探し交尾する
生まれた卵は春に幼虫になり桜などの葉(43種の植物が記録されていて多食性)を食べ 蛹で夏を過ごし冬の訪れとともに成虫になる
成虫は食べ物の少ない冬を見越してか食べることをしない
食べた水分が凍結する危険を避けているとも言われる
したがって口も無い
メスの翅が無いのは体の表面積を小さくして逃げる熱の量を少なくしている
と言うが翅のあるオスはどうなのだろう
普通ムシは5度以下になると動けなくなると聞くが氷点下近い体温で動き回るフユシャクガは何か特別の仕組みを持って居ると思うがどんな仕組みだろう
ヤマガラ
2014-01-20 | 野鳥
今日は24節季の大寒(だいかん)
寒さますます厳しく寒の真っ最中
明治神宮のヤマガラはすっかり人馴れして餌のある掌に平気でやって来る
ヤマガラは鎮守の森や雑木林の減少と共に首都圏では大きく数が減り 東京23区で生き続けて来られたのは ここ明治神宮の森だけだったと言われる
最近は周辺部から少しは回復しているらしい
人に慣れやすく賢い鳥で昭和の半ばころまでだろうかおみくじ引きの芸をした
今では保護上の理由からかこうゆう文化は廃れてしまった
ヤマガラ(山雀)は山地を好むカラ類の意味
留鳥又は漂鳥 大きさ14cmスズメ大
昆虫類や木の実(シイやエゴノキ)等を食べる
木の実を貯食する 隠した場所は近くの何かの目印を覚えているらしい
生きている限りペアーは離れない絆の固い鳥と言われている
この内も猶うらやまし山がらの みのほどかくすゆうがほのやど(寂蓮)