タゲリ 2010-11-30 | 野鳥 普通は数十羽程度の集団が多いが なんと200羽を超えるタゲリの集団に出会った 冬の訪れと共にやって来て田畑の虫やミミズなどを漁っている 少し近ずいたらフワフワと飛び少し先に下りた 尾は丸こくてツートンカラーだった 羽の色が素晴らしい 顔の模様も変わっていて特徴的 更に頭に長い冠羽があり一層引き付けられる チドリ目チドリ科 チドリの仲間とは以外に知られていない 鳴き声はミューミューと猫のよう
チュウヒ 2010-11-29 | 野鳥 目を見張るような綺麗な朝焼けの中、木の天辺にチュウヒが止まっていた 自然がその素晴らしさを見せてくれた一瞬であった チュウヒ(宙飛)と言われるが 草原などを低く飛びノネズミや小鳥などを捕食する 多くは冬鳥として渡来する オスの体長48cmでメスの方が10cm程大きい 環境省レッドリストで絶滅危惧種になっている
オオハクチョウ 2010-11-28 | 野鳥 全長140cm 体重は10kgにもなる大型のオオハクチョウ 水鳥は目つきのきつい者が多いが良く見ればオオハクチョウだって 鳴く声はコオーコオーと柔らかいが結構きつい目をしている 成鳥は全身が白色なのだが頭部や首が黄褐色のものもいる オオハクチョウは渡りのときは結構高い空を飛ぶことがある 高度8000m以上で飛行機の操縦士に目撃された事があると記録されている 鳥には肺に気嚢と言う袋が9個もつながり、入ってきた空気は一方通行でほとんどの酸素が二酸化炭素と交換されて、酸素が薄くても酸欠にはならないので 空気の薄い高所でも平気で飛ぶことが出来る 鳥は人には無い色々な機能を獲得していて驚く事が多い
オオヒシクイ 2010-11-27 | 野鳥 ヒシの実を好んで食べるのでヒシクイ 亜種オオヒシクイは主に日本海側 亜種ヒシクイは本州北部の太平洋側に渡来する 全長85cmの大型の鳥 飛びながらガガン ガガンと騒がしい 見ていると山の端を越えてかなり遠いところの餌場まで出かけるグループもいる ここへは毎年6千羽もやってくるそうでこれからももっと増えるようだ
コハクチョウ 2010-11-26 | 野鳥 新潟へガンやヒシクイを見に行ってきた ホントはハクガン目的だったのだが会えず残念 マガン ヒシクイ ハクチョウが薄暗いうちから騒ぎ出し 一斉に飛び出していった 朝日に照らされてコハクチョウが不思議な色に染まって餌場に飛んでいったのをパチリ ウンチク話 コハクチョウのような大きい鳥は羽の枚数も多く25216枚の羽があったそうです 羽の数は小さい鳥ほど少なく同じ種類でも個体差が有り季節によっても変わるそうです 因みにツグミ5521枚 カケス6300枚 細かい綿羽や糸状羽は除いた正羽の数です それにしても良く数えたものです
コブハクチョウとアヒルとアオサギ 2010-11-25 | 野鳥 相模川のほとりでコブハクチョウとアヒルが仲良く遊んでいた そこへ悪漢?アオサギ君の登場 お母さん役のコブハクチョウは大声を上げてアオサギ君に食って掛かった 「あっちへお行き」 アオサギはUターンして去っていった
スズメと柿 2010-11-24 | 野鳥 おなじみスズメが昨日ムクドリの居た同じ場所で柿を啄ばんでいる 全部で20羽ほどは居て結構賑やかだ 物の本には柿は11月下旬頃から食べに来ると書いてあるが そんなことは無いようで熟して食べられるようになれば直ぐにやってくる 今年は11月の初めには来ていた 柿は小鳥達とって人気の食べ物で12種類位はやってくるらしい 今のところ我が家では 今日のスズメ昨日のムクドリ 他にジョウビタキ ツグミ メジロ ヒヨドリの6種類 さてのんびりはしてられない そろそろ柿取りをしないとみんな食べられてしまう
ムクドリと柿 2010-11-23 | 野鳥 朝の雨模様の雲の下でムクドリがギュルギュルと特徴のある声で騒いでいた 数羽のムクドリが柿の実の奪い合いをしるらしい ムクドリは留鳥と言われているが我が家にとっては漂鳥で冬にしかやって来ない 集団塒をつくり多いときには数千羽になることもあるそうだ 大分前に盛岡の駅前の木に200羽程だろうか塒入りで騒いでいたのを見た その時はもう薄暗くて写真に撮れなかったのが残念だった 体長24cmほどで体は黒っぽいが嘴と脚がオレンジ色で見分けやすい
人面グモ 2010-11-22 | 虫類 なんと人の顔そっくりの模様をしたクモが居た 兜を被った武将といった風情 なかなか貫禄を感じさせる面持ち 五色沼だったか脇腹に赤いハートの模様がある錦鯉が人気だった 武将人面グモでは人気は出ないかもしれないが 変わった模様を見て愉快だった
チャドクガ 2010-11-21 | 虫類 山茶花の花が咲いて喜んでいたら 直ぐ脇の門柱になんと!チャドクガが居た 寒さで弱って居るのか 寿命が尽きたのかじっとしていた 即葬った 山茶花に卵をうえつけられたかも知れない 見つからない 幼虫はチャノキの大害虫で同じツバキ科のツバキや山茶花にも卵を産む 幼虫から成虫まで50万本以上ある毒針を蒔き散らかして後が痒み痛みでひどいと言う 幼虫の写真は2年前に大発生して被害を受けた時の写真 卵で越冬して5月のゴールデンウィークの頃孵化するのでその頃用心だ 折角綺麗な山茶花を見て喜んでいたし 蕾も200以上はあると楽しみにしているのに幻滅
サザンカ 2010-11-20 | 樹木 草花 ♪サザンカ サザンカ咲いた路 焚き火だ焚き火だ 落ち葉焚き♪ 朝でがけに見たら庭のサザンカが一輪咲いていた 最近は焚き火もおちおち出来ない 昔は今頃から柿の落ち葉を集めて焚き火をしたのだが 消防署で聞いたら近所の人から火事と間違われて通報される事があるので連絡してからやってください と言われた ややこしくなるといけないので最近はゴミで出している サザンカは園芸品種が多くて我が家のサザンカは名前が不明 メグミ(恵)と言う品種に似ていると思うのだがどうだろう サザンカの花言葉・・ひたむきな愛 理想の恋 あ~~青春は遠のく
ツグミ 2010-11-19 | 野鳥 続々やってくる冬鳥 ツグミが庭の柿の木にやってきた 地上に降りてミミズや虫等を食べる姿が 数歩歩いて立ち止まり体を立てて特徴的 色や斑紋に変異が多く様々なタイプがある 嬉しい事に今年も我が家の庭にも冬鳥が勢揃いしつつある
ジョウビタキ 2010-11-18 | 野鳥 ジョウビタキ♀ 大分前から冬の使者ジョウビタキが居たという情報が入ってきているのに どうした訳か何処へ行っても出会えずにいて チョッと面白くなかったのだがやっと会えました しかも我が家の庭にメスが来た 去年も冬の間中ときどきやって来てくれた ジョウビタキ♂ ついでだから少し前の写真だがオスもアップしちゃおう ジョウビタキ(尉鶲)の尉は老人を意味し頭部の色を銀髪に例えたもの 羽に白い紋がありニックネームが紋付(鳥) 冬鳥で全国何処にでも居る 市街地や公園でも見かける
アメリカネナシカズラ 2010-11-17 | 樹木 草花 モシャモシャと長いつるを伸ばし木に絡み付いているネナシカズラがあった 種類はアメリカネナシカズラのようだ ちょっと変わった寄生植物で、ネナシカズラと言っても、初めは種から芽を出し根を張り育つのだが、長いつるを伸ばしほかの寄主になる植物に出会うと巻き付き、巻きついたたら安心したのか下のつるは枯れる そこから寄生根を寄主に差込んで養分を吸ってしまう 蒔き付かれた寄主にとっては誠に迷惑 寄生虫 寄生植物 厄介な連中が何処にでも居るもんだ 人間世界では「町のダニ」とか言われるのがそうかな
フヨウ 2010-11-16 | 樹木 草花 10月の初めにフヨウが綺麗に咲いていた 「芙蓉顔」と言うのを思い出した 美しくしとやかな顔立ちの事である 花は一日花で朝開き夕方にはしぼむはかない美しさ 同じ場所でフヨウを見たらすっかり冬枯れしていて果実がなっていた なんとなんと変われば変わるもの フヨウ(Hibiscus mutabilis)の種小名mutabilisは変化しやすい と言う意味なそうな 寒さに弱く寒地では地上部は枯れて春に地下から新しい芽が出るという 言ってみれば多年草のような木だ 草なのか木なのか? ゆめにみし人のおとろへ芙蓉咲く (久保田万太郎)