こんちゅう探偵団

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フタスジカタビロハナカミキリ

2014年12月17日 |  ●カミキリムシ科


フタスジカタビロハナカミキリ Brachyta bifasciata (本州)

[分 布] 本州・四国
[食 樹] ヤマシャクヤクなど
[時 期] 4月~6月
※ 体長は約16㎜~23㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

本州・四国に分布しており、低山地~山地に生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は日中にヤマシャクヤク・ミズキなどの花に飛来する。
頭部・胸部は黒く上翅は明るい黄色で中央付近にいくつかの黒紋が見られる。
[キマル]の愛称で親しまれ、[ヤマシャクヤクの妖精]とも呼ばれる気品のあるカミキリムシです。
脚は体の付け根から腿節(黒)→脛節(黄色)→フ節(黒)とお洒落な色合いになっており
触角のツートンカラーとあいまって見事な色彩バランスを誇示している。
また容姿だけでは飽き足らず、ヤマシャクヤクの美しい花を好むというグルメな一面も持ち合わせており
ヤマシャクヤクの花粉を食べている姿は1枚の絵になるような気品高い存在です。





ヤマシャクヤクの花粉をむさぼるフタスジカタビロハナカミキリ



飼育ケースから脱走を図るフタスジカタビロハナカミキリ



サクランボの花を与えて飼育していたフタスジカタビロハナカミキリ



写真は全て本州の知人から頂いたフタスジカタビロハナカミキリを撮影したものです


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