アオカナブン Rhomborrhina unicolor (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] コナラ・クヌギ・ヤナギ・ハルニレなどの樹液
[時 期] 7月~8月
※ 体長は約25㎜~29㎜前後のコガネムシ科ハナムグリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られ個体数も多い。
成虫は日中に、ヤナギやハルニレなどの樹液に集まる姿を見る事が出来る。
全身がメタリックグリーンに輝き、とても美しく[森の宝石]と呼ぶにふさわしい甲虫のアオカナブン。
日本の甲虫類の中でもトップクラスの輝きを持つ甲虫の1つと言えよう。
また、光の当たり具合により緑色から黄色~橙色まで変化する様はより採集力を狩りたたせてくれる。
普通のカナブンよりもやや細長い。成虫は山地の樹液に集まるが日中は良く飛翔している姿を見る事が多い。
地域によっては近年数が減っている所もあり、札幌でもそれほどたくさん見る事は少ない。
幼虫は、朽ち木などの腐植物を食べて育つ。
暑さに弱く本州以南では平地では見られず、低山地~山地にかけて生息している。
2009年8月 北海道 南部で見つけたアオカナブン
北海道で見られたアオカナブン
[アオカナブンの生態写真]
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