こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ツヤケシハナカミキリ

2022年03月21日 |  ●カミキリムシ科


ツヤケシハナカミキリ Anastrangalia scotodes (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 針葉樹各種
[時 期] 4月~8月
※ 体長は約8㎜~12.5㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中に花に良く集まり、マツ科伐採木や倒木などにも集まる。
♂の色彩は黒色で、♀は赤色や黒色または赤色と黒色の混ざった斑紋変異などが見られる。
和名の通り上翅には艶が無くまさに『艶消し』となっている。



交尾中のツヤケシハナカミキリ(赤翅タイプの雌)



交尾中のツヤケシハナカミキリ(黒翅に肩部赤紋タイプの雌)



雄のツヤケシハナカミキリ



雌のツヤケシハナカミキリ(赤翅タイプ)



雌のツヤケシハナカミキリ(赤翅タイプ)



針葉樹の伐採木に産卵に来た雌のツヤケシハナカミキリ(赤翅タイプ)



日中ショウマなどの花には次から次へと飛来するツヤケシハナカミキリ


[採集時のツヤケシハナカミキリ]

 
  


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

うに 天国へ

2022年03月20日 | 雑談日記




















享年 19歳6ヶ月 うに
2022年3月19日 午前中にながらく一緒にいた愛猫[うに]が天国へ召されました。
2002年9月に我が家にやってきたう~ちゃんですが、最近はトイレもうまくできず
無くなる前日からご飯も食べず、一人で立つことも出来なくってしまいました。
20年間本当に可愛がっていたうにちゃん、沢山の思い出をありがとう!!
天国で安らかにお休みしてね。。。ビエエェェ。゚(。ノωヽ。)゚。ェェエエン!!!


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ビロウドカミキリ

2022年03月19日 |  ●カミキリムシ科


ビロウドカミキリ Acalolepta fraudatorix (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹各種
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約12㎜~25㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は日中に広葉樹の伐採木などで見られる他、夜間灯火にも飛来する。
体はやや太く、前頭には僅かに点刻が見られるが頭頂には点刻がない。
上翅はビロウド状の灰褐色の微毛が生えており、見る角度によって色の濃淡が見られる。
♂の触覚は体長の約2倍、♀は約1.3倍となる。



針葉樹の伐採木に来ていたビロウドカミキリ



何かの菌に侵されて死んでいたビロウドカミキリ



枯れ葉に隠れていたビロウドカミキリ









北海道のビロウドカミキリの写真


[夜間灯火に飛来したビロウドカミキリ]

 


[採集時のビロウドカミキリ]

 


[ビロウドカミキリとニセビロウドカミキリの比較写真]


左:ビロウドカミキリ・・・頭頂には点刻はない・体はやや太い・触覚はオスで体長の約2倍、メスで体長の約1.3倍・上翅は一様にこげ茶色に見える
右:ニセビロウドカミキリ・・・頭頂の点刻が見られる・体は細い・触覚はオスで体長の約2.5倍、メスで体長の約2倍・上翅は一様に薄い茶色に見える


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ツクツクボウシ

2022年03月18日 | ■カメムシ目


ツクツクボウシ Meimuna opalifera (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 木の汁など
[時 期] 7月~10月
※ 体長は約40㎜~47㎜前後のカメムシ目セミ科に属する昆虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く分布し個体数は普通。
森林や市街地周辺・公園や道路沿いなどで良く見かけます。
北海道では主に南部に分布。
鳴き声〖オーシィ・ツクツク・オーシ・・・〗と鳴く
体色は細く黒地に緑の模様が見られる。





外灯付近でも良く見る事が出来るツクツクボウシ



ツクツクボウシ 日中森の中で休んでいた





道央圏内で採集したツクツクボウシ



ツクツクボウシの標本


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ナナホシテントウ

2022年03月17日 |  ●その他科


ナナホシテントウ Coccinella septempunctata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アブラムシなど
[時 期] 4月~11月
※ 体長は約5㎜~8.6㎜前後のテントウムシ科テントウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日当たりの良い草地や畑・市街地などで見られる。
体は黒く頭部と胸部に白い紋が対で見られる。
上翅は赤く、大きい黒丸紋が七つ見られ基部には小さいが白紋が見られる。
成虫で越冬し、春早くから活動を始める。
幼虫・成虫共に肉食性の昆虫で、植物に付くアブラムシを食べる。



4月 早春には割と地面にの枯草などに潜っていた個体を見る事が多い




6月 アザミ類の葉で見つけた成虫と幼虫



7月 夜間の外灯回りで見つけたナナホシテントウ



7月 ヨモギぼ草原で見つけたナナホシテントウ



9月 市街地の空き地ではアブラムシをせっせと食べるナナホシテントウが見られました



10月 市街地の公園の草地で見られたナナホシテントウ


 
4月 越冬明けのナナホシテントウ


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ナガマルカッコウムシ

2022年03月16日 |  ●その他科


ナガマルカッコウムシ Allochotes sakaii (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 朽木など
[時 期] 7月~9月
※ 体長は約5.4㎜~7.8㎜前後のカッコウムシ科ホシカムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は倒木や衰弱木で見られ、夜間灯火にも飛来する。
体は細長く、上翅は毛深い暗瑠璃色で他はオレンジ色。
触覚は弱い鋸歯状となり、小腮髭末端節は幅広い。
本種は今までムネアカマルカッコウムシと混同されていた。
近似集としてムネアカマルカッコウムシ・ミツモンマルカッコウムシ・アマミマルカッコウムがいる。





ナガマルカッコウムシの写真


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ムネアカアリモドキカッコウムシ

2022年03月15日 |  ●その他科


ムネアカアリモドキカッコウムシ Thanasimus substriatus (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] 針葉樹など
[時 期] 4月~8月
※ 体長は約4㎜~87㎜前後のカッコウムシ科カッコウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は針葉樹の伐採木や倒木・衰弱木などで見られる。
近似種のアリモドキカッコウムシに似るが本種は胸部が赤く斑紋も異なるで区別できる。
上翅は黒色で肩部・胸部が赤く、白紋が目立つ。



アカエゾマツ倒木上で見られたムネアカアリモドキカッコウムシ





カラマツ材で採集したムネアカアリモドキカッコウムシ


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ルリツツカッコウムシ

2022年03月14日 |  ●その他科


ルリツツカッコウムシ Tenerus lewisi (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 朽木など
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約4㎜~8㎜前後のカッコウムシ科ホシカムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は古めの伐採木・倒木・枯れ木などで見られるが少ない。
上翅は一様に金属光沢のある瑠璃色で美しい。
頭胸部はまばらに点刻され、触角は鋸歯状で良く発達している。
キクイムシの孔道にもぐり込み、その幼虫を捕食する事で知られる。



広葉樹の伐採木で見られたルリツツカッコウムシ



ツルウメモドキ材から羽化したルリツツカッコウムシ



市内の衰弱木で採集したルリツツカッコウムシ


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

モンサビカッコウムシ

2022年03月13日 |  ●その他科


モンサビカッコウムシ Neoclerus ornatulus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] キノコ・菌類など
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約3.5㎜~4㎜前後のカッコウムシ科サビカッコウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫はサルノコシカケなどの菌類などで見られ、他の極小昆虫なども捕食する。
上翅は赤色で大きめの黒丸紋が規則的に見られる。
頭胸部は毛深い黒色。



札幌市内で撮影したモンサビカッコウムシ



モンサビカッコウムシの採れた菌類(ミズナラ木)


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

クロダンダラカッコウムシ

2022年03月12日 |  ●その他科


クロダンダラカッコウムシ Stigmatium nakanei (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹各種
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約5.5㎜~7.5㎜前後のカッコウムシ科カッコウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は倒木や伐採木・薪・枯れ木などで見られる。
体色は黒色で上翅には白い毛がまばらに生える。
脚にも白く短い毛が生えている。





クワの葉のスウィーピングにて採集したクロダンダラカッコウムシ



オヒョウの木で採集したクロダンダラカッコウムシ


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・