いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

学校は、休みの日でもコミュニティ。

2009-05-29 20:09:34 | 日記
 子ども達には、もっと学校で時間をかけて勉強してもらおう。
 正午前、街に出ると午前中なのにもう生徒達がウロウロしてい
る。あまり風景にマッチした光景ではないし、ふさわしくもない。

 教育は、「詰め込み」教育が思考能力を開発しないという弊害
で、「ゆとり」教育に転嫁した。そしたら、基礎学力が落ちたと
いうことで、また見直して、土曜日も授業を復活する。

 小、中、高の教育がそうだし、高等教育の大学も学生確保のた
めの目先だけの受験制度で、毎年コロコロ(たとえば受験科目)
変わって、これで大学教育の水準が維持できるのかという現状。

 教育方針は国の基本的な指針だから、多角的に検証して長期
的な展望にたった一貫性のあるもの。
 「ゆとり」教育は大事。ただし、「ゆとり」とは時間的な取り
入れ方ではなく、こころのあり方。

 1日の時間を目いっぱい使って、余裕をもって課題、教育に取
り組むこと。ひとつの課題に半日使ってもいいし、時間を区切ら
ずに「ゆとり」をもって徹底的に、多角的に学習に取り組むのが
「ゆとり」教育の本質。

 そこからは、「モノ」の見方、捉え方、組み立て方が整理され
て、論理的な思考が育ち、知識がリンクして構築されていく。
 
 大学も、いまや年間の授業時間をフルタイムで確保し、大学院
大学とか高等教育の本質にせまる改革に乗り出しており、年中、
また朝から夜遅くまで自由に時間を活用してけっこう学習してい
る。

 小、中、高も「ゆとり」を時間ではなくこころに宿して1日中、
学校で勉強しよう。
 学校は、休みの日でも生徒であふれるコミュニティであるべきだ。
 夕焼けが近づいたら、家に帰ればいい。
 

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