ランニングと禁煙。そして安心。

　たばこを吸わなくなってもう随分となります。なにが美味しいと
いうこともなく、手持ちぶさたというか、若気の粋がりというか、
ファッション、かっこつけ、ですかね。

　国が専売公社までつくって普及、収益していたんですから、急に
吸う人の健康上の問題を取り上げられ、そして、環境意識のひろが
りですか、吸わない人への被害（二次感染）のほうが取りざたされ
て、分煙、禁煙のこの頃、とまどっている人も。

　自分の身体は自分で責任をもつと言っても（たばこのケースに、
覚悟して吸ってくれという風なメッセージが印刷してある）、健康
上の問題から法律で使用を禁止するものもあり、健康に及ぼす
医学上のデータからどう見ても同類とおぼしきたばこが自己責任に
まかせておいて、その販売方法の技術的な対応策でいかにも社会
的責任をまっとうしている風な現状を見ていると、なんという中途
半端さかと思うよ。

　たばこ吸ってても、元気な人からすれば、覚悟して吸いなさいと
いうキャッチコピーは迷惑でしょうしね。医学上のデータからは身
体によくないことは明白で、また、煙りを大気中に放出している物
理的影響を見れば、覚悟して吸いなさいということではなく、(1)
大気と他人に安心な吸う場所、(2)安心な煙りの処理方法の確立
が望まれる。
　そのための財源は、吸う人に全額負担してもらう（１箱いくらで
賄えるのかな）。国の政策として法律で吸うことを禁止できないの
ならね。

　ところで、禁煙しようとしてたばこやめた訳じゃあないのです。
　一時期、身体を鍛えるのなら若い時だと思いまして、ランニング、
ジョギングをかなり徹底してやったんです。
　ランニングすると通常より各段に呼吸運動を促進し、心肺機能を
高めます。当然。
　大気を目いっぱい身体に吸収しているうちにですね、自然とたば
こ受け付けなくなっていた（後に何かの科学書でそういう因果関係
みたことあります）。実証です。
　
　覚悟して吸いなさいと言われて、特別の税金払って、身体と生活
資金の安心を脅かす生活をしなくても、おせっかいに、覚悟なんて
しなくても、自然に安心な暮らしできるよ。
　ランニングで禁煙。そして安心な生活。