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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

観衆もソッポ向けてられない。

2009-05-12 20:11:05 | 日記
 公設第一秘書が政治資金の処理にかかわる疑惑で逮捕されても、
(道義的でもいい、公設第一秘書とは連帯責任)本人は潔白だとし
て政権奪取にこだわった政党代表が、「挙党一致のため」その職か
ら身を引くという。

 政治が国民の手の届かないところで私物化して久しく、選挙の機
会にもそれを浄化できないでいる我らが国民。

 さて、(政権奪取のための)挙党一致とは。実は、この問題に対
する国民の意識は70%のものが代表にふさわしくないと判断。
 それでも、前回の参議院選挙での勝利に党を挙げての(機関決定)
代表続投を支持して、国民の意識と遊離していた。

 挙党とは何なのですか。国民の意識とは随分離れた表明の挙党とは。
国民の意識(その70%が不支持)に抗しきれずに、それでいて政治
が依然としてその国民の目の前で、その国民の意識を顧みずに(その
存在すら問題視しないかのような)私物化されていく挙党とは。
 国民もいいようにあしらわれて、いますな。

 国民に対する説明責任も含めて、善良な責任の取り方、あり方を示
すこともできずに、ただ政治劇の中での「茶番」を観衆がソッポを向
いたステージで演じていく。国民から浮いた政党護持のための「挙党
一致」の名目のもとで。

 観衆もお人よしではいられない。勝手な論理のステージにその考え
を発信しようよ。
 もう、政治に無責任で、選挙に無関心な国民ではいられないよ。
 そういう「国民」にも、選挙で決着つけましょうよ。

 かの代表は、代表辞退が「世論調査で流れができてしまった」と言
ったそうで、なんとまあ国民の「目」も眼中になかった(他人事のよ
のうな)姿勢がまるまる透けて見える、この国の政治の脆弱さが露呈
したのだ。
 そういう風にしか見られない「国民」にも、選挙で決着つけましょう。
 
 

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