いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

地球の星を守る。

2009-05-21 20:00:33 | 日記
 地球人だから、温暖化による地球環境の破壊にみんな関心はある。
経済活動の活性化による温室効果ガス(二酸化炭素)排出による温暖
化が続けば、快適性の有無どころか、地球は人間が住む星ではなくな
る。海面の上昇による影響他、兆候はいくつもある。

 このため日本も参加して国際的な削減目標の枠組みを取り決めた京
都議定書では、08年から5年間で温室効果ガスの排出を先進国全体
として5%削減する目標を義務付けた。

 これには、世界でもっとも温室効果ガスを排出する米国が参加せず
(批准しない)、また日本もその後、削減どころか10%台の規模で
増加している現状で、効果に結びついていない。

 温室効果ガスの削減とそれに見合った経済活動の適正規模への推移
には、経済発展志向という人類が追い求める神話を乗り越えなくては
ならないのだ。
 昨今の景気悪化を受けて、この削減目標の水準を維持する環境は遠
のいてきている。

 そのせいか、現実的に遵守可能な対応か、さらに5年後以降の温室
効果ガスの削減目標の設定では、経済活動の制限が好ましくないと、
4%増加に変えようという意見が多くなっている。地球温暖化が加速
する。
 削減目標の達成と経済活動の適正化の両立はむづかしい。

 エコカーのように自然にやさしい動力源へ切り替え、太陽光発電に
よる環境快適に適応した分野への投資も動き始めている。
 太陽光発電には、大いに期待していい。供給規模の大型化、効率化
も進んでおり、能力、効果は高い。

 海からの涼風を街にストレートに効果的に吹きこませる道路計画、
街全体でいっせいに家周辺、道路に打水をまく対策で地表温度の低温
化対策をはかり、自然の力を最大限活用するユニークなプランも提案
されたこともあり、世界全体の意思統一のもとに、温暖化防止にでき
ることから持続して対応する努力が、待ったなしで大切だ。

 同じような論理渦の中で、今日の新聞で目にした米国の25歳の青
年の自らの命と引き換えの 「母さん、またイラクに戻るなんて、無
理だよ。」 という言葉が胸に突き刺さる。

 地球の星の平和と環境に、「誰」が責任を持ち、後世に持続するの
か。

   

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