いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

個性化、価値化の教育

2009-08-01 20:36:20 | 日記
 教育は国の基軸となる基本施策。小学、中学校まで義務化で、その後7年間
の計16年間は多くの人が学校で学ぶ。
 教育が人をつくることは間違いないので(どういう教育かが問題)、民主党
は新しいマニュフェストで高校までの無料化教育を打ち出して初期の広範囲な
一貫した学校教育の効果を目指す。

 どういう教育かが問題だ。今の学校では特別な機会を除けば、集団教育によ
る画一的な教育が基本だ。
 集団の中で、個々がどう考え、どう行動し、知識を活かすのか、「個性化」
の「価値」の教育が大事だ。

 人間は、生涯、新しい知識との遭遇、吸収ですから、社会生活の中で、家庭
生活の中で学ぶことのほうが多い。

 朝の通学。小学生は交差点で信号待ち。ボランティアの指導員が旗持って安
全対応。
 待つ小学生の先頭は、足の半分がもう車道に出ている。指導員は危険を見な
い。信号が変わる。指導員の合図でほとんど(全員だ)、下向いたまま交差点
の横断歩道を渡る。信号が黄色に点滅しても指導員の合図がないので、平気
で下向いたまま渡ろうとする。

 学校教育では、交差点は、信号をよく見て、周囲の安全を確認して渡るとこ
ろではないようだ。
 
 個々が考え、行動する「価値」が見える個性化教育が、見えない初期教育。
(1)個性化、(2)価値化、(3)知識化、(4)グローバル化の教育が国を世界を支え
る基軸だ。

 だれが、それを担い、教育できるのか。そこが教育の問題。そして、掲げる
テーマの高度化に対応できない政治、政治家の問題と同じだ。 

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