8月のお盆。先祖を迎え、先祖を送る宗教行事というより、国民行事と
なって多くの人が生まれ育った故郷へ帰省する。
今年は、高速道路料金のどこまでも1000円の影響(効果)で、この
期間の新幹線をはじめとする交通機関の利用が大幅に減少する見通し
がでていた。交通機関を利用すると、今年は少しは楽な移動になりそう
だ。
4人家族だと、渋滞は覚悟の上、移動時間帯の選択で工夫し、我慢
してでも車での移動が大幅な経費節減となって還ってくる。
少なくとも、高速道路料金1000円の(一部)経済効果、移動交通問
題全体としての緩和効果はみられる。
さらに、交通機関の期間限定の料金値下げによる競争原理の季節
(時期)的経済効果も期待しよう。
道路も、ほぼ同じエリア(区間)を走る一般道路との「すみ分け」効果
による渋滞緩和に、少しは期待したい。
また、高速道路は両方向とも大渋滞ということにはめったにお目にか
かったことがない。通常、一方が大渋滞の場合、反対方向は車もまばら、
スイスイ走行していることがほとんど。
一般道路では、時差変更車線の走行で時間帯によって交通量の多い
方向の走行車線を増やすシステムもある。
高速道路の安全性、特殊事情もあるが、一時期の高速道路の双方向、
大渋滞車線とスイスイ走行車線のフュージョン化、このやり切れなさ(す
べては、そう思いながら集中して移動する利用者の問題)の解消はない
か。
安全で安心、余裕(ちょっと、ね)の大量輸送手段のあり方を、あきら
めずに当事者双方から考えることだ。
この流れの中、高速道路無料化で財源について指摘がある。道路財
源の設備投資分の回収、維持について、どうする、というもの。
高速道路建設に、どれぐらい設備投資(イニシャル・コスト)がかかり、
その回収、維持財源として、利用者を含めて国他それぞれどの割合で
負担し、現在、どのような財政回収状況なのか、示してほしい。
高速道路建設にあたって、将来、イニシャルコストが回収されたら無料
化すると謳って建設されたものもあり、また、高速道路建設計画のズサ
ンさから、長年、道路建設を途中で中止していたものもあり、どこまで利
用者の責任で負担を強いるものなのか。
財源の適正であるべき負担について、納得のいく説明が聞こえない。
道路というものは、移動交通手段の確保、利便さの他、「経済効果の
付加価値」も大きく、インフラ整備というのは、国民の基本的人権保障に
対する国の基本整備施策の「投資」だ。
お盆の時期、交通機関の移動が少しでも楽になり、できれば道路の
渋滞も緩和して、経済効果の高いスムーズな帰省とならないか。
車離れの社会現象もあり、先を見据えても、もっと多角的に考えてい
いだろう。
なって多くの人が生まれ育った故郷へ帰省する。
今年は、高速道路料金のどこまでも1000円の影響(効果)で、この
期間の新幹線をはじめとする交通機関の利用が大幅に減少する見通し
がでていた。交通機関を利用すると、今年は少しは楽な移動になりそう
だ。
4人家族だと、渋滞は覚悟の上、移動時間帯の選択で工夫し、我慢
してでも車での移動が大幅な経費節減となって還ってくる。
少なくとも、高速道路料金1000円の(一部)経済効果、移動交通問
題全体としての緩和効果はみられる。
さらに、交通機関の期間限定の料金値下げによる競争原理の季節
(時期)的経済効果も期待しよう。
道路も、ほぼ同じエリア(区間)を走る一般道路との「すみ分け」効果
による渋滞緩和に、少しは期待したい。
また、高速道路は両方向とも大渋滞ということにはめったにお目にか
かったことがない。通常、一方が大渋滞の場合、反対方向は車もまばら、
スイスイ走行していることがほとんど。
一般道路では、時差変更車線の走行で時間帯によって交通量の多い
方向の走行車線を増やすシステムもある。
高速道路の安全性、特殊事情もあるが、一時期の高速道路の双方向、
大渋滞車線とスイスイ走行車線のフュージョン化、このやり切れなさ(す
べては、そう思いながら集中して移動する利用者の問題)の解消はない
か。
安全で安心、余裕(ちょっと、ね)の大量輸送手段のあり方を、あきら
めずに当事者双方から考えることだ。
この流れの中、高速道路無料化で財源について指摘がある。道路財
源の設備投資分の回収、維持について、どうする、というもの。
高速道路建設に、どれぐらい設備投資(イニシャル・コスト)がかかり、
その回収、維持財源として、利用者を含めて国他それぞれどの割合で
負担し、現在、どのような財政回収状況なのか、示してほしい。
高速道路建設にあたって、将来、イニシャルコストが回収されたら無料
化すると謳って建設されたものもあり、また、高速道路建設計画のズサ
ンさから、長年、道路建設を途中で中止していたものもあり、どこまで利
用者の責任で負担を強いるものなのか。
財源の適正であるべき負担について、納得のいく説明が聞こえない。
道路というものは、移動交通手段の確保、利便さの他、「経済効果の
付加価値」も大きく、インフラ整備というのは、国民の基本的人権保障に
対する国の基本整備施策の「投資」だ。
お盆の時期、交通機関の移動が少しでも楽になり、できれば道路の
渋滞も緩和して、経済効果の高いスムーズな帰省とならないか。
車離れの社会現象もあり、先を見据えても、もっと多角的に考えてい
いだろう。