企業の不祥事が続いた昨年度頃によく見られた光景。代表数人が記者会見を
開いて、おわびのため一斉に立ち上がって深々と(テレビに向かって)頭を下げる。
二度と不祥事を起こさないよう、業務改善を徹底するという、この頃になるとすで
に信頼性のない、むなしい言葉だけが、宙を舞う。
食品業界の産地偽装などは、その言葉のあとも、確信犯的に次から次という位、
マスコミを賑わす始末。
ところで、政治家の不祥事になると、また様相が違ってくる。彼らには、選ばれた
ものという変な高揚感が、根底にはあるんだと思う。
役職の肩書があれば、マスコミが押し寄せるのもなんのその、無視してかきわけ
(または逃げて)、党首、代表者と密室で直接会って意向を伝え、そのまま騒ぎか
らいつのまにか消え去っていき、その後、スポークスマンが出てきて、本人は責任
をとって役職を辞任するとマスコミに発表して、終わり。
政治家が、衆人の前で、深々とおわびしたのを見たことがない。辞職してしまえ
ば、議員の資格は、国民に選ばれたものと居座り、次の機会を待ってのあわよくば
選挙の洗礼を受けて、再生フィルターを通ったとばかりに不祥事は過去のことと、
堂々とバッジをつける。
その後、自分のことは差し置いて、こともあろうに、政治運営にしたり顔で注文
をつけてまわる。
これが、典型的な政治家の責任のとり方で、あり方。
政治というものが、地域、組織(団体)の利益代表者として、「ミクロ視覚」でしか
評価されてこなかった歴史の汚点だ。
総選挙が小選挙区制になって、その(地域、組織との)力関係がますます濃密と
なってきて、さて、今回の政権選択選挙では、少しは良識という傾向が示せれるの
か。
いいこと。悪いこと。の普遍的な「識別眼」と、あらためること。変えること。の「検
証眼」で、とにかく、国と国益と市民生活、正義と自由と平和と健康を的確に守って
くれるエクセレント(優良)な人を見極め、8月30日の総選挙投票日には、ここ一番
の「度量」で、少しは「まとも」な政治家を選択しよう。
後世の歴史が、あの時はよくやってくれたと、言われるような度量だ。
開いて、おわびのため一斉に立ち上がって深々と(テレビに向かって)頭を下げる。
二度と不祥事を起こさないよう、業務改善を徹底するという、この頃になるとすで
に信頼性のない、むなしい言葉だけが、宙を舞う。
食品業界の産地偽装などは、その言葉のあとも、確信犯的に次から次という位、
マスコミを賑わす始末。
ところで、政治家の不祥事になると、また様相が違ってくる。彼らには、選ばれた
ものという変な高揚感が、根底にはあるんだと思う。
役職の肩書があれば、マスコミが押し寄せるのもなんのその、無視してかきわけ
(または逃げて)、党首、代表者と密室で直接会って意向を伝え、そのまま騒ぎか
らいつのまにか消え去っていき、その後、スポークスマンが出てきて、本人は責任
をとって役職を辞任するとマスコミに発表して、終わり。
政治家が、衆人の前で、深々とおわびしたのを見たことがない。辞職してしまえ
ば、議員の資格は、国民に選ばれたものと居座り、次の機会を待ってのあわよくば
選挙の洗礼を受けて、再生フィルターを通ったとばかりに不祥事は過去のことと、
堂々とバッジをつける。
その後、自分のことは差し置いて、こともあろうに、政治運営にしたり顔で注文
をつけてまわる。
これが、典型的な政治家の責任のとり方で、あり方。
政治というものが、地域、組織(団体)の利益代表者として、「ミクロ視覚」でしか
評価されてこなかった歴史の汚点だ。
総選挙が小選挙区制になって、その(地域、組織との)力関係がますます濃密と
なってきて、さて、今回の政権選択選挙では、少しは良識という傾向が示せれるの
か。
いいこと。悪いこと。の普遍的な「識別眼」と、あらためること。変えること。の「検
証眼」で、とにかく、国と国益と市民生活、正義と自由と平和と健康を的確に守って
くれるエクセレント(優良)な人を見極め、8月30日の総選挙投票日には、ここ一番
の「度量」で、少しは「まとも」な政治家を選択しよう。
後世の歴史が、あの時はよくやってくれたと、言われるような度量だ。