いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

教育の構造改革。

2009-08-13 19:47:03 | 日記
 教育にお金をかけるとテストの正答率が高くなる。という結果が出た
(文科省の委託調査)。こと以上に、同分析での、親子のコミュニケー
ション、特に、ニュースや新聞記事について子供と話す、家に本がたく
さんある家庭の学力が高い傾向に、教育の多様性、常識を見た思いが
ある。  教育で、もっとも重要なこと、「多様性」。

 教育とは、テストの正解が多いというスキルの問題より、未知の知識
への遭遇、興味、吸収力。それを活かして、自ら考える力(機転、応用)
をステップ・アップするプロセス、プログラミング。

 さらに、そうした教育環境がつくる、思いやりとか、やさしさとか、
勇気とか、正義とか、ひろく愛に結びつける人間力にたどりつくステッ
プ・アップ。

 人間の性善説とか性悪説とか、交差するような、しないような難解な
生い立ちを解きほぐそうというフィロソフィカルな話は、さて置いとい
て、人間は生まれた時から幼少期までの子供は、誰しもそう憎めない。

 その後の成長期(自意識の芽生えと教育を受ける期間)の変化に、ど
う対処したかのプロセスが、精神構造、価値感情に分かれ道があらわれ
る。

 教育の本質からみて、文科省の委託調査による分析はいいけど、言い
たいことの掴まえ所の見えない、その発表だけの仕方には、がっかりだ。
 ただ、パラドックスに映る教育の混迷のプレゼンテーションだけなら、
まだ意味もある。

 現在の基礎教育の義務化教育(小、中学校)の空洞化が問題。それ
以上に、教育の高い水準を誰が維持し、担うのか。現在の教育の持つ
問題の本質(人材育成)に目を向けて、教育をあるべきハートフルで
フィロソフィカルな方向に向けよ。教育の構造改革だ。

 教育が、公平で、公正で、平等なものでなくなって、全国に13万人弱
の小、中学生の不登校児を、かかえている。
 解決しよう。教育の構造改革だ。

 

 

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