(1)ハロウィン目当てで29日に韓国ソウル中心部で起きた群衆が狭い路地に殺到し、密集状態となり群集雪崩が起きて日本人女性2名を含む150人以上が亡くなった事故は、どこでも起きてもおかしくないハロウィン現象であり、日本でも数年前からこの時期ハロウィン目当てで若者中心に渋谷駅前交差点に群衆が集まり若者が騒いで周辺の商店街を壊して社会問題化したことがあった。
(2)商店街では当日早い営業終了で店を閉め、囲いをして自衛策をとり、警察もDJポリスを配置して安全警備強化を徹底して対策している。こうした中で起きた隣国韓国ソウル群集雪崩多数死亡事故は隣国日本での「教訓」が生かされずに、慰安婦問題に根差した日韓政治対立それによる日本とは違う、日本には従えないという対抗心の相互不信が生んだ「渋谷の教訓」が生かされないソウル惨劇、悲劇に結びついている印象を受けた。
(3)近年のハロウィンでの渋谷騒動問題は隣国韓国でも情報は共有されていたと思うが、パラドックス(paradox)として韓国では渋谷のようにはならない、しないという違いをみせつける自負、結果としての警備の油断があったのではないのか。
(4)29日のソウルは国内コロナ対策の緩和を受けて久しぶりの開放感で大勢の若者、外国人がハロウィンを楽しむため中心街にくり出したと伝えられており、近接する地下鉄の乗降者数は13万人といわれてこれの警備には警官137人(報道)で対応したといわれて、やはり警備に当たる警察官の数が少なすぎた(報道)と指摘されている。
(5)韓国内の関心を集める大きなイベントでの警備体制の考えは国民性の違いもあり日本国内と同様には考えることはできないが、現実に規制が効かずに群集雪崩で150人以上が亡くなる惨事が起きたとなれば、警備に問題があったことは確かだ。
すぐ隣国の日本でのハロウィン渋谷騒動の前例がありながら、国民性の違い、日韓政治対立、歴史認識問題の相互不信があって日本のようにはなりたくない、ならないという社会風潮があったとすれば、ハロウィン渋谷騒動が今回のソウル惨事の「教訓」にならなかったことが極めて残念なことだった。
(6)日韓関係は慰安婦問題の解決に向けて日韓政府双方が認識の違いをみせて首脳会談の実現もなく対立して、韓国保守新政権の誕生で対話歩み寄りの姿勢もみられるが北朝鮮のミサイル発射、核実験強行姿勢も伝えられる中で、日米韓同盟関係の連携、結束強化が必要とされている。
(7)今回のハロウィンのソウル惨事で渋谷騒動の「教訓」が共有されなかったことを教訓に、隣国同盟国同士の日韓関係が正常に機能する体制構築に早く向かわなければならないと痛感させられる(ultimate the heart aches)。