(1)北朝鮮がミサイル発射実験をくり返すたびに韓国、日本、米国は北朝鮮に対して容認できないとして厳しく抗議の声明を出すとともに、その性能について論評してミサイル開発が進んでいることに警戒感を示している。
こうも北朝鮮によるミサイル発射がくり返されて、その都度抗議し北朝鮮のミサイル開発技術の進歩、向上に警戒感を示すくり返しを見ていると、だんだん警戒感が薄れて人ごとのようにみえてくる(it's a warning to nation)からいけないことだが不思議だ。
(2)かっては北朝鮮ミサイルが日本上空を飛び越えて太平洋側に着弾したこともありよほど危険な時期もあったが、パラドックス(paradox)として性能技術が高くなり制御が効くようになったのか近年は日本海側への着弾が多くなった。
今回は報道によると日本側というよりはロシア領域に近い日本海に着弾したといわれて、トランプ大統領はツイッターでロシアも黙ってはいられないだろう(趣旨)と北朝鮮包囲網の強化を印象づけている。
(3)多分に考えられるのは日本海に米軍空母群が侵入している報道があり、より影響を回避して米軍空母群がいる可能性が低いロシア領域側海域を狙ったとも考えられて、そういう意味ではトランプ政権の意図はロシアも引き込む効果があったといえる。
今回の北朝鮮のミサイル発射は高度2000キロというはるか(彼方まではいかないが)宇宙高く飛び上がり、30分飛距離800キロは飛んだ(防衛省発表)といわれる。
(4)これまでなら北朝鮮は宇宙衛星の打ち上げと発表してもおかしくない高度だが、今回は新型ミサイルの発射成功と発表している。北朝鮮もすでに腹をくくったか、結局は米国も中国も北朝鮮に対してけん制、威かくはするが手出しはできない朝鮮半島状況を見下しての国際社会への挑発行動と思える。
特に今回は韓国に北朝鮮融和行動的な文在寅大統領が就任し、中国ではこの日から中国が威信を懸ける一帯一路国際首脳会議が北京で開幕した日でもあり、国際社会が東アジアに関心、注目が集まる時を狙っての北朝鮮の強硬姿勢を示すミサイル発射だったと思われる。
(5)米国も米軍空母群を北朝鮮近海に派遣してけん制、威かくしているが、シリア攻撃のように容易に北朝鮮を攻撃できるという容易な朝鮮半島情勢ではないので、中国も一帯一路首脳会議に専念して荒波を立てるわけにもいかずに、北朝鮮の読みもみえる。
問題は軍事ゲームのように北朝鮮がミサイル発射による性能技術の向上を見せつけて、韓国、日本、米国がそれを人ごとのように分析、論評ときには驚きをみせる何か変なうわついた関心は高いはずのものが慣れっこになっている人ごと感だ。
(6)稲田防衛相は高度2000キロ、飛距離800キロを推定して「新型の弾道ミサイルであった可能性がある」と記者発表したが、まるで評論的で緊張感は伝わってこなかった。
かえってこういう緊張感のなさ、平時性が必要な対応でもあるが、だからといってただ見過ごすというわけにもいかない北朝鮮の増長であり(missile of north korea grows presumptuous)、挑発である。
こうも北朝鮮によるミサイル発射がくり返されて、その都度抗議し北朝鮮のミサイル開発技術の進歩、向上に警戒感を示すくり返しを見ていると、だんだん警戒感が薄れて人ごとのようにみえてくる(it's a warning to nation)からいけないことだが不思議だ。
(2)かっては北朝鮮ミサイルが日本上空を飛び越えて太平洋側に着弾したこともありよほど危険な時期もあったが、パラドックス(paradox)として性能技術が高くなり制御が効くようになったのか近年は日本海側への着弾が多くなった。
今回は報道によると日本側というよりはロシア領域に近い日本海に着弾したといわれて、トランプ大統領はツイッターでロシアも黙ってはいられないだろう(趣旨)と北朝鮮包囲網の強化を印象づけている。
(3)多分に考えられるのは日本海に米軍空母群が侵入している報道があり、より影響を回避して米軍空母群がいる可能性が低いロシア領域側海域を狙ったとも考えられて、そういう意味ではトランプ政権の意図はロシアも引き込む効果があったといえる。
今回の北朝鮮のミサイル発射は高度2000キロというはるか(彼方まではいかないが)宇宙高く飛び上がり、30分飛距離800キロは飛んだ(防衛省発表)といわれる。
(4)これまでなら北朝鮮は宇宙衛星の打ち上げと発表してもおかしくない高度だが、今回は新型ミサイルの発射成功と発表している。北朝鮮もすでに腹をくくったか、結局は米国も中国も北朝鮮に対してけん制、威かくはするが手出しはできない朝鮮半島状況を見下しての国際社会への挑発行動と思える。
特に今回は韓国に北朝鮮融和行動的な文在寅大統領が就任し、中国ではこの日から中国が威信を懸ける一帯一路国際首脳会議が北京で開幕した日でもあり、国際社会が東アジアに関心、注目が集まる時を狙っての北朝鮮の強硬姿勢を示すミサイル発射だったと思われる。
(5)米国も米軍空母群を北朝鮮近海に派遣してけん制、威かくしているが、シリア攻撃のように容易に北朝鮮を攻撃できるという容易な朝鮮半島情勢ではないので、中国も一帯一路首脳会議に専念して荒波を立てるわけにもいかずに、北朝鮮の読みもみえる。
問題は軍事ゲームのように北朝鮮がミサイル発射による性能技術の向上を見せつけて、韓国、日本、米国がそれを人ごとのように分析、論評ときには驚きをみせる何か変なうわついた関心は高いはずのものが慣れっこになっている人ごと感だ。
(6)稲田防衛相は高度2000キロ、飛距離800キロを推定して「新型の弾道ミサイルであった可能性がある」と記者発表したが、まるで評論的で緊張感は伝わってこなかった。
かえってこういう緊張感のなさ、平時性が必要な対応でもあるが、だからといってただ見過ごすというわけにもいかない北朝鮮の増長であり(missile of north korea grows presumptuous)、挑発である。