「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」も観ました。
その前に4年前の記事見たら「心をひきつけられはしなかった」と自分で書いてやがりました。まぁ正月にだるだるっと観た時でしたからね・・・数年経てば印象も変わります(汗。
さてガメラ3。前回レギオンを倒す際に地球のマナを消費してしまったため、ギャオスが大量発生。おまけに祠の封印が解かれて中からギャオスの変異体であるイリスが復活。恐ろしい速さで成長し、ガメラを憎む少女との融合を試みる。ラストでは日本飛来する大量のギャオスが・・・
怪獣による人的被害、というのが前作以上に描かれた作品だったと思います。ヒロインはかつて家族を目の前でガメラに殺された経験がある少女。傍から見ればガメラはギャオスやレギオンといった存在を倒してくれた良い怪獣。けれどもその戦いで被害0、なんてことはあり得ないわけで。ガメラも毎度毎度戦う場所を選ぶ余裕なんて無いでしょうしね・・・どこからかリュウさんの「バカヤロー!」が聞こえてきそうです(汗。
「私はガメラを許さない」。しかし最後にはそのガメラに助けられた少女。ガメラだって殺したくて殺したわけではない。最後の「ごめんなさい」は、本当は彼女も気づいていたのかもしれません。憎い相手に救われて、憎めない。誰かを憎むことで心が救われるなら、憎んでいた方が楽だったのでしょう。でもそれだけでは何も変わらない。ガメラに救われ、少年に救われ。憎い思いが消え去るとは思えませんが、それでも何か変わってくれると望みます。
他の場面での怪獣被害も生々しい。渋谷での激闘で、炎に飲み込まれて吹き飛ぶ人々。山中でイリスによってミイラと化す女性。民家の天井からミイラとか怖すぎるわ(汗。そういえば山中でミイラになった女性って、仲間由紀恵さんなんですよね。
怪獣による被害、巻き込まざるを得ない状況でふと思い出したのが「ウルトラマンネクサス」。姫矢編は暗い話が多く、スペースビーストによる人的な被害や、精神的な被害から人々を守ろうとしてました。ネクサスは自分の戦いやすいメタフィールドで被害を最小限に抑えようとします。まぁほぼ毎回ダークフィールドに塗り替えられていたのは気にしない方向で(汗。時たま普通の世界で戦う場合は、夜の街を背後に戦うネクサスがカッコよかったっけ。メガフラシ、ガルベロス戦は久々のミニチュアの中での戦闘で、これまたカッコいい戦闘でした・・・スペースビーストの記憶を消すことで、人々から恐怖を取り除いていたTLT。けれども最終回では闇の巨人・ダークザギの恐怖が襲いかかっても、ウルトラマンネクサスが与えてくれる希望で乗り越えようとした。何度思い返しても名場面です。
話をガメラに戻します。巫女とか、ガメラが何のために作られたとか難しい話が多いガメラ3。分かり易さと話の面白さはガメラ2の方が上ですが、何といってもこの作品といえばイリスですよ。お前のようなギャオスがいるかと突っ込まざるを得ないほどカッコよすぎるデザイン。自衛隊やガメラとの迫力のある空中戦。京都に降り立つ時の美しさ。どれをとっても最高の怪獣ですね。
ともあれ名作だとは思いますが、話の面白さとしてはレギオンの方が上かなぁと。
その前に4年前の記事見たら「心をひきつけられはしなかった」と自分で書いてやがりました。まぁ正月にだるだるっと観た時でしたからね・・・数年経てば印象も変わります(汗。
さてガメラ3。前回レギオンを倒す際に地球のマナを消費してしまったため、ギャオスが大量発生。おまけに祠の封印が解かれて中からギャオスの変異体であるイリスが復活。恐ろしい速さで成長し、ガメラを憎む少女との融合を試みる。ラストでは日本飛来する大量のギャオスが・・・
怪獣による人的被害、というのが前作以上に描かれた作品だったと思います。ヒロインはかつて家族を目の前でガメラに殺された経験がある少女。傍から見ればガメラはギャオスやレギオンといった存在を倒してくれた良い怪獣。けれどもその戦いで被害0、なんてことはあり得ないわけで。ガメラも毎度毎度戦う場所を選ぶ余裕なんて無いでしょうしね・・・どこからかリュウさんの「バカヤロー!」が聞こえてきそうです(汗。
「私はガメラを許さない」。しかし最後にはそのガメラに助けられた少女。ガメラだって殺したくて殺したわけではない。最後の「ごめんなさい」は、本当は彼女も気づいていたのかもしれません。憎い相手に救われて、憎めない。誰かを憎むことで心が救われるなら、憎んでいた方が楽だったのでしょう。でもそれだけでは何も変わらない。ガメラに救われ、少年に救われ。憎い思いが消え去るとは思えませんが、それでも何か変わってくれると望みます。
他の場面での怪獣被害も生々しい。渋谷での激闘で、炎に飲み込まれて吹き飛ぶ人々。山中でイリスによってミイラと化す女性。民家の天井からミイラとか怖すぎるわ(汗。そういえば山中でミイラになった女性って、仲間由紀恵さんなんですよね。
怪獣による被害、巻き込まざるを得ない状況でふと思い出したのが「ウルトラマンネクサス」。姫矢編は暗い話が多く、スペースビーストによる人的な被害や、精神的な被害から人々を守ろうとしてました。ネクサスは自分の戦いやすいメタフィールドで被害を最小限に抑えようとします。まぁほぼ毎回ダークフィールドに塗り替えられていたのは気にしない方向で(汗。時たま普通の世界で戦う場合は、夜の街を背後に戦うネクサスがカッコよかったっけ。メガフラシ、ガルベロス戦は久々のミニチュアの中での戦闘で、これまたカッコいい戦闘でした・・・スペースビーストの記憶を消すことで、人々から恐怖を取り除いていたTLT。けれども最終回では闇の巨人・ダークザギの恐怖が襲いかかっても、ウルトラマンネクサスが与えてくれる希望で乗り越えようとした。何度思い返しても名場面です。
話をガメラに戻します。巫女とか、ガメラが何のために作られたとか難しい話が多いガメラ3。分かり易さと話の面白さはガメラ2の方が上ですが、何といってもこの作品といえばイリスですよ。お前のようなギャオスがいるかと突っ込まざるを得ないほどカッコよすぎるデザイン。自衛隊やガメラとの迫力のある空中戦。京都に降り立つ時の美しさ。どれをとっても最高の怪獣ですね。
ともあれ名作だとは思いますが、話の面白さとしてはレギオンの方が上かなぁと。