ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

仮面ライダーオーズ/OOO 第32話「新グリードと空白と無敵のコンボ」

2011-05-01 08:46:17 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーオーズ/OOO 第32話「新グリードと空白と無敵のコンボ」

伊達の知り合いの病院で見てもらうが、レントゲンには何も映っていない。人間の道具ではメダルは映らないとアンク。そして何事も無かったかのように目を覚ます映司。
真木によれば、完全復活できる器としてオーズに引かれたのではないかとの事。紫は現代で初めて生まれたグリード。例えコアが集中しても暴走しなければ良い。そして街を見下ろす雌雄のプテラノドンヤミー。彼らの狙いは欲望渦巻く世界を無に・・・?


世話になった人の娘さんたちにお金を与えていた自分は間違っていたのかと坂田。「人を助ける時はそのたまたまがあるのを忘れるな」。良い事してうらまれたらたまらない。映司はかつて募金しても悪い人に使われたり、内戦の資金に使われた事があるという。資金になるくらいの金銭・・・?そして映司は思う。人が人を助けていいのは、自分の手が直接届く距離まで。欲望だとしても、こんぐらいなら手に負える。
プテラノドンヤミーたちは黒い霧をビルの通気口から流し込み、人々を消滅させる。オーズはタカトラタに変身し、バースト共に雄プテラノドンヤミーに立ち向かう。タコの能力で壁に張り付いて戦うも、なかなかの強敵。コアメダルは欲望、我らの前で欲望は無効と、衝撃波で強制的に変身を解除させたプテラノドンヤミー。両者とも変身が解除され、危機に陥る映司たち。逃げるが勝ちという伊達だが、映司は逃げ遅れた人たちを救おうとする。阻まれても尚立ち向かう。医者の仕事はまず自分が死なない事と伊達。それを聞いても映司は人助けに行き・・・

何とか生きていた映司。伊達は映司は自分の命を賭けていない。死ぬつもりですらいない。そして伊達は映司を思い出す。内戦を命がけで村を救おうとした映司だったが、政治家の親が払った金で映司だけが助かった。親や兄弟が映司を人気取りに使ったのだった。腐らず、怒らず、乾いてしまった映司。自分への欲が無い。無欲に見えて、欲望の渦にいた映司。いつまでもこだわる事ではないと立ち直っている。
欲望こそ生きるエネルギー、素晴らしい!と会長は言っている。自分への欲を無くしてしまっては、生きているとは言えない。と、そこへ本人登場w自分への欲の空白こそがメダルの器たりうる可能性。これまで暴走しなかったのは、その空白があったからこそ。絶滅したり、想像でしかない動物を使った紫のコアメダル。その欲望は「無」。その欲望が体内に入り、欲望の空白が埋まれば、暴走の危険性は高くなるという。
アンクは映司を心配しながらも、映司が変わらぬバカであることに安心。何だかんだで良い2人です。

翌日、今度は遊園地で人々を無に帰す雌雄のプテラノドンヤミー。オーズ・タトバコンボとバースが立ち向かうも、その強さは相変わらず。逃げ遅れた少女を見つけたオーズは少女を救おうと手を伸ばす。いつも誰かに手を差し伸べる映司。ならば映司には誰が手を差し伸べるのか・・・
攻撃を喰らい、変身が解除されてしまった映司。迫り来る雌プテラノドンヤミーに対し、体内の紫のコアメダルが反応し、体外に現れ火球を弾く。そして映司は意識を無くし、オースキャナーが勝手にメダルをスキャニング。そして


「プテラ!トリケラ!ティラノ!」「プトティラ~ノザウル~ス!!」
紫のコンボ、プトティラコンボが姿を現した。強大な冷気で周囲を一瞬にして凍りつかせる。同類にして敵。空を飛ぶ2体に対し、空を飛び、伸縮自在の尾で圧倒。そしてスキャニングチャージの一撃で雌を、ストレインドゥームで雄プテラノドンヤミーを粉砕。
それでも尚止まらないオーズ・プトティラ。バースを攻撃するプトティラの前に、比奈が立ちはだかる。映司の気持ちは分からないかもしれないけれど、手を差し伸べる事は出来る。比奈の必死の説得に、何とか映司は元に戻った。
そしてカザリは真木にコアメダルを投入し、真木は物体からヤミーを生み出していた。人がグリードになれる。果たして今後、映司はどうなってしまうのか・・・



感想
遂に登場プトティラコンボ。圧倒的な力でプテラノドンヤミーたちを殲滅。空を飛び、尻尾を伸ばし、冷気を放ち、メダガブリューを持ち・・・最強フォームに相応しい強さですね。最強武器が斧というのも珍しいような。スキャニングチャージの技は凍らせて壊す。派手さは無いですが威力は十分。

以前指摘されたオーズの暴走の危険性。これまで映司が暴走せずに戦えたのは、自身の欲望が空白だったから。かつて内戦地域で人を救ったという美談が作り上げられていたが、それは映司を利用した政治家の親や兄弟によるもの。映司自身は目の前の女の子を救えなかった。そして映司は欲望に乾いてしまった。大きなものを求めず、自身の手が届く範囲を助けようと奮闘する。ただ自分の命にすら欲が無い。
伊達の映司への言葉を考えてみると、「死ぬつもりは無い」と「死ぬ気で助けに行く」のでは、賭ける命の重さが分かっているかいないかの違いがあるということでしょうか。「ここで死んでも、あの子だけは必ず助けてみせる」というのが死ぬ気で助けに行くこと。自分の命を賭けてでも、りたい命がある、ということでしょうか。それに対して「死ぬつもりはないし、あの子を救ってみせる」は、自分の命を賭けていない。ただ守りたいから守る。それはそれで立派な事だとは思いますが、自分の命を賭けていない。生を意識し、死を考えていない。「死んででも守ってみせる」その欲望が無い、ということでしょうか。
死を覚悟しているかいないか。個人的には前者に対して「自分の命を大切にして欲しい」と思ってましたが、自分の命の重さを知っているからこそ、知っても尚助けたい命がある、とも解釈できるんですね。

欲望も人助けも手を差し伸べる範囲で頑張る。人よりも欲に乾いてしまった映司。そんな空白の映司だったからこそ暴走せずに済んでいたわけですが、紫のコアが体内に入ったことで暴走の危険性が出てくる。今回は比奈のおかげで踏みとどまりましたが、今後どうなっていくのか注目です。

雌雄のプテラノドンヤミーは変身解除の反則技持ち。無への回帰こそが欲望・・・にしても強すぎじゃね?(汗。

真木もまた紫のグリードになりつつあるようで。今後も目が離せません。次回は遂に後藤さんがバースに?
コメント (10)

海賊戦隊ゴーカイジャー 第11話「真剣大騒動」

2011-05-01 08:01:07 | スーパー戦隊シリーズ
海賊戦隊ゴーカイジャー 第11話「真剣大騒動」

先代シンケンレッド、志葉薫登場でした。シンケンジャー本編での姫の登場には驚きました。それでいて良い人なんですよね。丈瑠が影武者とはいえ、家臣たちに慕われているのを感じて、養子という方法を取ってまで丈瑠を正式な殿に。良いお母さんで、良い姫でした。そんな薫もレンジャーキーを取り戻そうとしていましたが、その不思議な魅力や絆を見て、もう少し見守る事に。そしてレンジャーキーをこっそり狙う丹波も相変わらずでw最終回はカッコよかったんですけどね。

これまでとは違う敵に、ジュウレンジャーやダイナマン、ギンガマンの力が通じず。更にはバリゾーグがジョーの先輩、シドが改造された姿だと判明。色々動き出した今回ですが、とりあえずワルズ・ギルは黙って戦艦にいろw普通の武器を喰らっただけで負傷する幹部って一体・・・

次回はシンケンゴーカイオー!
コメント (10)

デジモンクロスウォーズ 第35話「パワーが吸われる!ハニーランドの狩人たち」

2011-05-01 07:08:19 | デジモンシリーズ
デジモンクロスウォーズ 第35話「パワーが吸われる!ハニーランドの狩人たち」

デジクロス時のネネが可愛すぎる件について。服を直す辺りに妙な本気を感じましたwとりあえず次回もジェットメルヴァモンがあるので期待。

さて今回は姉と弟の戦い。ザミエールモンの恐怖により、敵の配下になることを選んだイグニートモン。その姉で諦めず戦おうとするメルヴァモン。最後はネネの活躍もあり、イグニートモンが戦う覚悟を持ちましたが、ネネにとっては未来にあるかもしれない戦いでした。ダークナイトモンと共に行動してますし、どうなることやら。
そのメルヴァモンですが、ミネルヴァモンとの関係はどうなってるんでしょうね?ミネルヴァモンに関してはカードも持っていないので詳しくは知りませんが、武器や服装を見るとお互い似てるといえば似てますし・・・謎。とりあえず頼れる姉御、カッコよかったです。リリスモン転生かと思ったけどそんなこと無かったぜ!ていうか最近あの2人どこで何やってるんだろうw

後はグランディスクワガーモンですかね。インペリアルドラモンにおけるファイターモードが、グランクワガーモンにおけるグランディスクワガーモンだと思ってます。まぁグランクワガーモンよりは扱い良かったなぁと。
ザミエールモンは・・・小さすぎじゃね?そして次回は大きすぎじゃね?w

・・・キリハー、帰ってこーい。
コメント (9)

DOG DAYS 第5話「激闘!ミオン砦」

2011-05-01 06:03:59 | 2011年アニメ
DOG DAYS 第5話「激闘!ミオン砦」

シンク対ガウル、エクレール対ジェノワーズ、ダルキアン対ゴドウィンと、ミオン砦のあちこちで続く戦い。
その内、シンクとガウル、双方の武器が折れてしまい、ガウルはシンクの腕前を認め、気力解放を行う。強さと華麗さ豪快さ。全てを備えたその技は、両手両足に爪のオーラを纏う獅子王双牙からの、天井から一気に落下して敵に突っ込む天雷爆砕陣!やっぱり柿原さんの叫びも良いですね。
が、シンクに乗ったまま壁に激突し、ガウルも痛がる始末wシンクも咄嗟にガードはしていましたが、全てを防げるはずも無く(汗。シンクは異世界人なのでけものだまにはなれないとの事。だから戦場でもあまり無理は出来ませんね。
シンクはガウルの気力解放を真似て折れた棒に気力を集中させ、剣へと昇華させる。再度戦う2人ですが、シンクから「コンサート」と聞いたガウルは突然慌てだす。どうやら知らなかった様子。

その頃、ミオン砦にやって来たレオ閣下。通せと言われてもここは戦場。ダルキアンも退くわけにはいかず、1対1の戦いに。ダルキアンはレオ閣下がビスコッティに侵略を繰り返し続けている事を問いかける。これでは一般イベントが行えない。レオ閣下にしてみれば、ミルヒオーレの開催する芋ほりバトルや水上大会などでは若者の血気が養えないとの事。芋ほりバトルって何だよww平和過ぎるわw
年と経験があればミルヒオーレもきっと良い領主になる。だがレオ閣下にはそうできない理由があるようで。それを悟ったダルキアンは敢えて敗北し、道を譲る。ダルキアンのガードはそこそこ手を抜いた感じがしてました。しかしダルキアンはあれで2割、レオ閣下も2割5分って何だよ・・・


で、ジェノワーズにガウル、それとシンクもレオ閣下にお説教を喰らう羽目に。まぁシンクも勝手に宣戦布告受けてしまいましたから。コンサートや宴の邪魔をした非礼を詫びるレオ閣下。ミルヒオーレと一度もまともに会話しようともせず、こちらの用件だけを告げて去っていく。

コンサートまで残り20分。急いでも1時間はかかる道。そこでシンクが思いついたのは、シンクの背中にミルヒを乗せて、間に合えミルヒのコンサート!勇者超特急シンク・イズミ、ご期待通りに只今出発!ガウルを見て覚えた気力解放。それを足に集中させ、凄まじいスピードで駆けていくシンク。それに普通に追いつくユキカゼ半端ねぇww
シンクは更に、武器を乗り物に変化させ、それにブースターをつけて飛行。もう何でもありかw

自分は領主になったばかりのひよっ子だと告白するミルヒ。迷惑をかけていると気にするミルヒだが、シンクは全く迷惑をかけていると思わず、ひよっ子でも頑張れば、毎日一生懸命ならきっと飛べると師匠の言葉を告げる。
そして無事にコンサート開幕。気力の使いすぎでぐったりしているシンクの耳にも、ミルヒの歌声は聞こえていた。こうしてようやく1日目が終わりました。


感想
閣下ー!俺だー!ミルヒと歌ってくれー!
そんなこんなでレオ閣下の雄姿もありつつ、どことなく何か背負っているのを思わせる第5話でした。レオ閣下は何かに焦っているのでしょうか?ミルヒが年と経験を重ねれば良い領主になるのを知っていながらも、繰り返す侵攻。これは一般イベントを行わせず、ミルヒを領主として鍛えているのか何なのか。とりあえず、やっぱり1番好きなキャラはレオ閣下だと再認識しました。

さて今回はガウルとの戦闘は迫力がありましたね。ジェノワーズのバトルも近距離、中距離、遠距離と3人それぞれ戦い方が違っていましたし、レオ閣下も強いし、ユキカゼは速いし。何故前回ああなった。どうでも良いですが、カタカナより漢字の必殺技名って燃える気がする。
ミルヒのコンサートは、堀江さんのコンサートでしたね。もうリコッタも歌ったら良いんじゃないかな。

次回は「星詠みの姫」。第5話にしてようやく1日目が終わりました。
コメント (2)