ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?12

2011-05-12 07:10:23 | アニメ・ゲーム
ピッコロさんのブログ「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」で開催されている「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?12」に参加させていただきました。ありがとうございます。



・君に届け 2ND SEASON
ストーリー:5
キャラクター性:4
画:4
演出:5
音楽:5
総合的な評価:5
合計:28点
爽子と風早のすれ違いが多かった2期ですが、その分最終回近辺でようやくお互いに想いが届いた瞬間は素晴らしかったですね。爽子もライバルとしてくるみに報告。爽子の成長も感じられた2期でした。

・魔法少女まどか☆マギカ
ストーリー:4
キャラクター性:4
画:3
演出:4
音楽:4
総合的な評価:4
合計:23点
「魔法少女」という作品の概念が壊されかけた作品でしたが、最後には夢と希望を与える「魔法少女」という、他の魔法少女たちにも通じる想いを貫いた作品だったと思います。キャラクターは最後まで佐倉杏子が好きでした。まどかやほむらもカッコいいんですけどね。杏子ほどの思い入れは無いかな。
3話でまさかのマミさん死亡、さやかの魔女化、まどかの概念化など色々衝撃的なことも多く、同時に色々考えさせられる事も多く、私にしてはあらすじよりも感想を長めに書いていた記憶があります。ただキュゥべえのエントロピー云々などはちょっといきなり過ぎて、壮大だけれども何かなぁ・・・と思いました。
どのアニメよりも考える事が楽しかったです。思い出に残る作品であった事には間違いないですね。

・IS<インフィニット・ストラトス>
ストーリー:3
キャラクター性:5
画:3
演出:3
音楽:3
総合的な評価:3
合計:20点
魅力的なヒロインが多く、キャラクターはとても良かったと思います。特にシャルロット、セシリア、鈴、ラウラ、束・・・そして一夏と箒に関しては最後まで慣れませんでした(汗。ストーリーも悪くは無かったのですが、突出したエピソードが無かったように思えます。不満と言えばISの戦闘をもっと頑張ってもらいたかったところです。銀の福音との戦いや、シャル対箒、ラウラは良かったですが、それ以外が微妙でした。

・これはゾンビですか?
ストーリー:3
キャラクター性:4
画:3
演出:3
音楽:3
総合的な評価:3
合計:19点
楽しめました。それ以外に特に語ることは無いです。ユーとトモノリが良かった。

・とある魔術の禁書目録Ⅱ
ストーリー:3
キャラクター性:5
画:3
演出:3
音楽:3
総合的な評価:3
合計:20点
原作既読でしたが、読み返したり指摘されている部分を見返すと、語られていない部分も結構あるんですよね。勢いはあるけれども説明が足りない気もします。ただオルソラさんマジ女神。

・ハートキャッチ プリキュア!
ストーリー:4
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:4
総合的な評価:4
合計:25点
ストーリーに関しては見れなかった回もありますが、見れた話だけでも4点。肝心な回を見逃してしまう時もありました(涙。
元々プリキュアシリーズにあまり興味は無かったですが、1話でキュアムーンライトがカッコよく、それ以降はえりかが可愛かったので視聴していました。水樹奈々さんが主役のつぼみを演じられる事でも話題になりましたが、それだけではなく、ストーリーも良く、キャラクターもちゃんと描かれており、丁寧さを感じる作品でした。


ベストキャラクター賞:月影ゆり=キュアムーンライト(ハートキャッチ プリキュア!)
多分、この人が1話で戦っていなかったら見ていなかった。カッコいい女性キャラクターは好きです。次点はオルソラ・アクィナス(禁書目録Ⅱ)、来海えりか(ハートキャッチ プリキュア!)、シャルロット・デュノア(IS)です。オルソラは今後も出番があるという事で・・・

ベストOP賞:コネクト(魔法少女まどか☆マギカ)

ベストED賞:無し

ベスト声優賞・男性:無し

ベスト声優賞・女性:水沢史絵さん(ハートキャッチ プリキュア!)
暁美ほむら役の斎藤千和さんも素晴らしかったとは思いますが、ここは水沢さんで。可愛さや時折見せる面倒さを上手く表現してくださっていたと思います。


以上です。正直なところ、各話の感想は書けますが、まとめの感想となると基本的に「面白かった」ぐらいしか思いつかないです(汗。参加を控えさせていただこうかと思ってましたが、折角なので。精進しなければと、毎回思ってる気がします(苦笑。
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モスラ(平成版)

2011-05-12 06:29:10 | 特撮
今回の東宝特撮DVDコレクションは「モスラ」。

北海道で森林伐採が行われていたが、作業中に巨大な石の遺跡のような物が出現する。監督者である後藤裕一はそこにあった紋章のような物をドライバーで掘り出してしまい、東京に帰った時に娘のネックレスにしてしまう。その紋章を狙って現れたのはガルガルを駆るエリアス三姉妹の長女ベルベラと、彼女から楯を取り返そうとする妹のモル&ロラ。だが楯は持ち去られてしまい、エリアスが乗っていたフェアリーはガルガルの攻撃から裕一の妻である真紀子や息子の大樹、娘の若葉を庇い負傷してしまう。真紀子たちの力を借り、飛行機や車に乗って北海道にたどり着いたモルたちだったが、デスギドラは復活してしまう・・・


平成モスラシリーズ第1作目。2と3は見たことがありますが、1は初見でした。受けた印象は母親の行動力は凄まじい、人間の台詞が少なめ、怪獣同士の戦いが長く見ごたえがある、新モスラ強すぎといったところでしょうか。

まずは人間に関してですが、何故かエリアスの楯をドライバーで掘り出してしまった父・裕一。家の2階で息子たちが騒いでいても、テレビで自分の会社が環境破壊云々でマスコミに報道されていると知り、北海道に飛ぶ父親でした。ベルベラに操られ、結果的にデスギドラ復活に一役も二役も買ってしまうことに。それでも助けに来た真紀子と共に息子たちを探し、頼りがいのある一面も見せてくれました。荒れ果てた大地を見て、何を感じたのでしょう。
息子の大機や若葉は喧嘩が絶えない兄妹でしたが、心の中では互いの事を大切に思っているようで。時折子供らしいダダも見せつつ、最後は仲の良い兄妹に。しかし「虫は虫でしょ。悪魔のような爬虫類に勝てるの?」という母の疑問に「毒蛇に噛まれて死ぬ人よりも、蜂に刺されて死ぬ人の方が多い」「昆虫を甘く見てると痛い目にあうよ」と返すとは思わなかったんだ。「大丈夫!モスラは負けないよ!」といった根拠は無いけど強い信頼ではなく、実例を挙げるとは・・・それと序盤の昆虫図鑑からすると大樹の昆虫好きなのでしょう。モスラの擬態や前述の台詞などでその知識が役に立ってましたね。
そして何よりも母親が凄い。エリアスが目の前に現れて、話を信じて夫がいる北海道に飛行機で行き、レンタカーを借りて現場に直行。デスギドラ復活間近の岩塊に近づいて夫を救い、ねんざしながらも子供たちの下に2人でたどり着き、最後は病院から荒れた山まで車椅子を押して駆けつける・・・何なんだアンタ(汗。
人間の活躍はあまり目立たず、子供たちや親の奮闘、「知らなかったら何をしても良いのか」というマスコミによる裕一の批判などでしょうか。報道の義務があったら病院で電話しても良いのかと言いたい。


さてこのシリーズを通して登場するエリアス三姉妹。3ではそこそこ協力的なベルベラですが、1では完全に意地悪な姉でした。兄妹で1個しかない飴を譲り合うシーンでも、ガルガルに飴を撃ち落とさせる外道っぷり。嫌がらせに全力をかけてるなぁ・・・
それに対してモル&ロラは、フェアリーに乗って大樹を助け、後藤家でエリアスの楯を持つベルベラ&ガルガルを追いかけ、後藤家が大変な事に・・・このシーン、かなり長く感じました。大樹が母親や若葉を助けるシーンも合間にありましたが、それにしたって長かったような。そして家の中で光線が飛び交い、後藤家が危ない。ガルガルよりもフェアリーによる被害が多いと思うんだ。一応モルが謝ってましたが、外でやれ。というか、ベルベラもさっさとデスギドラの所に行けよw

そして注目のデスギドラ復活。岩塊が盛り上がり、爆発と共に出現したデスギドラ。夜なので炎も眩く、恐ろしさと壮大さを感じさせる復活でした。最初は森林からエネルギー吸収中で4本足で動く事はありませんが、それでも大地を割る、炎を吐くなどの豪快な活躍を見せてくれました。爆発シーンの迫力は凄かったです。行動できるようになってからは幼虫モスラに容赦なく被りついたり、成虫モスラを飛ばせまいと痛めつけるなどの悪役っぷり。後のカイザーギドラを思わせるその姿はとてもカッコよかったです。

で、そんなデスギドラに一度は敗北したモスラ親子。親はデスギドラを罠にはめ、その隙に子を連れて海へ。そして絶命。光になったり、爆発しない亡くなり方は怪獣には珍しいなぁ・・・と。
親から教わった屋久島の長寿の杉の木から力を受け、幼虫はグリーンモスラへと成長。生まれて間もない上に、成長しきっていない幼虫時代から既に腹からのビームや、擬態能力を備えていた幼虫が成虫に。つまり「強ええぞ!今度のモスラ!」か「親モスラよりはやーい」。ビーム出すわ、光の柱落とすわ、分身するわ、とんでもないスケールの技出すわ・・・お前のような蛾怪獣がいるかwこんなに強いモスラでも、ダガーラには地形の不利もあって勝てないんですよね。キングギドラは言わずもがな。レインボーモスラで苦戦するならば、グリーンモスラなら更に苦戦したでしょう。


思っていた以上の迫力を見せてくれた「モスラ」。デスギドラによる植物エネルギー吸収=酸素減少が引き起こされるのは、人間の森林伐採による酸素減少と同じ事だったのでしょう。人間はデスギドラと全く同じ行為をしており、地球を滅ぼす怪獣と同じになりかねない。でもやり直す事も出来るはず。今出来ることは何か、本当に必要な物か。地球の事を考えていかなければならない。環境と親子の絆がテーマになっていると感じた名作でした。

次はオール怪獣大進撃。ええい、モスラ2!満島さんが出演されてるモスラ2はまだか!
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