ひびレビ

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相棒シーズン12 第18話

2014-03-13 00:04:12 | 相棒シリーズ
相棒シーズン12、第18話は待ちぼうけ。

私まーつーわー、いつまでもまーつーわー・・・あの歌、この部分しか知りません(汗。

今回は右京とカイトがそれぞれ別の場所で、同じ事件に関係すると思われる人物に接触し、事件解決にあたるというものでした。
かつて掴み損ねた幸せが、今ようやく手の届くところまで来た・・・それなのにまたしても零れおちてしまった。自棄になる気持ちも分からなくはないですが、だからといって諦めてはいけない。もがき続けることで、オセロのように大逆転だってありうるということですが、そんな今回にはオセロ指導の方も携わっていたとのこと。ということは、ああいう局面も実際に起こりうるということなんですね。友部はオセロ勝負の前に「負け無し」といっていましたが、もしかして負けると分かった勝負はやり直しを要求していたのでは?と思ってしまいました。まぁ単に右京さんがチェスよりは不得意だけど、普通の人から見ればかなりのレベルだっただけかもしれませんが。

何をやってもうまくいかない。そんな時に「諦めるな!」と言っても、なかなか立ち上がりにくいかもしれません。しかし自分は1人じゃなく、支えてくれる人がいると知った時は心強いと思います。
茨の道と知りつつも、今度こそ友部と共に歩む事を決めた雪美。謝罪する夫に対しても、毅然と接していたのが印象深いです。反省の姿勢を見せた夫についていけば、何不自由ない生活が送れる。けれども雪美が望むのは、本当に愛する人との生活。ラスト、友部が作った未完成の靴を履き、友部と寄り添って警察署に向かう2人からは、「愛し合っているんだな」という雰囲気が感じられました。服装や状況はともかく、ようやく2人が一緒になった瞬間だと思います。「見送る」のではなく「共に歩む」のが良かったです。

今回は特命が休みということで、右京さんっぽい台詞を放つ伊丹も大活躍!・・・かと思いきや、既に特命係に先を越されていたという・・・残念ではありましたが、でも伊丹も事件を抱えていたんだし、それに遅れたとはいえちゃんと友部の所までたどり着けたんだから、伊丹も十分優秀な刑事だと私は思います。
そういえば友部や伊丹に干し芋を差し出してくれたおばあちゃんを見て、「TRICKに出てきそう」と思いました。


そして最後に握手を交わす右京とカイトがチョーイイネ!言葉を交わさず、差し出した手を握り締めるだけで互いの健闘をたたえ合う。最近は再放送で亀山や神戸を見る事もありますが、やっぱりカイトと右京さんの相棒も良いなぁと改めて感じたシーンでした。そんなカイトですが、最終回ではは撃たれるようです。山中で痛めつけられて記憶喪失、漏電事故に巻き込まれかけて負傷などに続き、またもカイトは大変な目に遭うようで。
右京さんも特命係設立の由来が明かされた事件で撃たれたものの、何とか一命を取り留めたわけですから、まさかカイトが死ぬなんてことは無いでしょうけども・・・まさかね(汗。



余談
今回登場した無人駅の待合室を見て、「秒速5センチメートル」を思い出しました。
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