戦姫絶唱シンフォギアGX 第5話「Edge Works」
響がミカによりギアを破壊されてから1週間。響の生命に別状は無かったが、彼女の身を案じる未来は心ここにあらずといった様子で、授業にも実が入っていなかった。
一方でイグナイトプロジェクトは完成間近に迫っていた。S.O.N.Gはドックに停泊し、メンテナンスやギア改修に必要な電力は外部から供給してもらっていた。ギアの改修ともなれば機密中枢に触れることになるが、この件に関しては限りなく非合法に近い実行力をもって安全保障を影から支える政府要人「ヤツヒロ」にとっては茶飯事であるとのこと。彼は弦十郎の兄にして翼の父であり、マリアのS.O.N.G入りを後押ししたのも彼だという。
・・・え?翼さんの父さんって生きてたの?(汗。全然姿を見せないものだから、てっきりノイズ被害にあって死亡し、弦十郎が父親代わりに育てていたものだとばかり・・・しかし、実の父を指して「彼」というあたり、なにやらこちらも問題がありそうです。
その頃エルフナインは、キャロルが自らに転送した記憶を夢見ていた。そこでは料理に失敗する父親と、自分なら母のようにうまく作れると胸を張るキャロルの姿があった。レシピどおりに作っても、キャロルと父とでは料理の出来がまるで違う。錬金術師である父がその謎を解き明かすまで、自分が父の料理を作るとキャロル。
それが数百年を経たキャロルの記憶。「生きてもっと世界を知るんだ」エルフナインはキャロルの父が残したこの言葉をもとに、キャロルから世界を守ろうと決意した。しかし、何故キャロルはエルフナインに記憶までも転送したのか。
そういえば誰もキャロルが響たちと同年代だとは言ってませんでしたね。見かけ上そう見えるだけで、実際は結構な年齢なんでしょう。考えてみれば回想から現代において容姿が全くと言っていいほど変わっていませんし、オートスコアラーが1日2日で出来るわけもないでしょうから、数百年前の人物だとしても納得がいきます。
そんな折、頃合だといってキャロルが仕掛けてきた。各地の電力供給施設にオートスコアラーたちを向かわせ、次々に破壊。そしてS.O.N.Gが停泊しているドックの電力を狙ってきたのはミカと彼女率いるアルカ・ノイズだった。
このままではギア改修に支障が出る。そこで調は切歌曰く「潜入美人捜査官眼鏡」を取り出し、ギア改修の時間稼ぎをすべくメディカルルームへと向かう。そこで調は眠る響を見つめ、そんな調を見た切歌は「だったらだったで、助けたい人がいると言えばいいですよ」と一言。調は「恥ずかしい・・・切ちゃん以外に私の恥ずかしいところは見せたくないもの」と頬を赤らめる。切歌は調を抱きしめようとするも、調はそれをスルーして目的の物を発見する。
それは奏が残したLiNKERだった。メディカルルームはギアのバックファイアも治療する。それならばと踏んで調はそこを訪れたのだ。LiNKERを使用した2人はギアからのバックファイアを押さえ、アルカ・ノイズを次々に撃退していく。
ここで奏のLiNKERが出てくるとは!調と切歌に合わせたものではないにしろ、戦闘を見る限り一定の効果はあるようですね。にしても1期序盤ではあれだけ響を嫌っていた調が、口には出さないものの響を助けたいと思ってくれるとは!
その間、ファラ、ガリィ、レイアはキャロルの指示通りに各地の電力供給施設を破壊し、目標数値に達しようとしていた。「万象は黙示録に記される」とキャロル。
残るオートスコアラーであるミカも参戦し、調と切歌はそれを迎え撃つ。なおもLiNKERを使用して適合係数を引き上げようとする2人。弦十郎はそれをとめようとするも、「やらせてあげてください!」とマリア。これはあの日道に迷った臆病者たちの償い。誰かを信じる勇気が無かった者たちの償い。シンフォギアが蘇ると信じて戦うこと、それが今の彼女たちの償いだという。2人ならば目の前の茨を切り刻み、道を開くことが出来ると信じるマリア。
2人は吐血しながらもギアの出力をアップさせ、ユニゾンでミカに立ち向かう。ある程度はミカとも応戦でき、ミカに対してノコギリと鎌のダブルキックを放つ。だがミカはそれを赤い結晶体で受け止め、その結晶体を爆発させることで2人を吹き飛ばす。
「負けないで」と司令室で2人の勝利を祈る未来。と、そこへ目を覚ました響が現れた。響は父が去っていく夢、皆で暮らせるように頑張ったのに去っていった父のことを思い出していた。しかしそのことは口にせず、胸のギアが失われたことも「へっちゃらだよ」という。心の中では励ましてくれた未来の気持ちに応えなきゃとは思っているものの・・・?
響は弦十郎に現状を尋ねる。現状は極めて不利だった。「このままじゃ何も変わらない、変えられない・・・」「こんなに頑張っているのにどうしてデスか!こんなの嫌デスよ・・・変わりたいデス!」と嘆く2人に、ミカは容赦なく追撃を加える。ミカは一瞬で切歌に接近し、切歌のギアを破壊。キャロルは適合係数の低い歌には興味がないと、ミカの好きに始末させることに。
それを受けたミカは多数のアルカ・ノイズを出現させる。切歌は調に逃げるように告げるも「切ちゃんをおいて逃げるなんてできない!私の命は切ちゃんに救われた命だもの。切ちゃんを救うために、全部使うんだ!」「どけぇぇぇ!!」と踏ん張る調。
「誰か、助けて欲しいです・・・私の友達、大好きな調を・・・」切歌の祈りも空しく、調のギアまでもが破壊されてしまう。無防備な調にアルカ・ノイズが迫る。
「誰か調を・・・誰かぁぁぁぁ!!」切歌の絶叫が響いた次の瞬間、アルカ・ノイズたちは動きを止め、その身は朽ちようとしていた。
「誰かだなんて、つれねぇこと言ってくれるなよ」
「剣・・・?」
「あぁ。振りぬけば風が鳴る剣だ!」
・・・といったところでシンフォギアGXの第5話のあらすじ兼感想でした。今回はもっぱらあらすじ中心ですが、いやはや、まさかここで切歌と調のデュエットが聴けるとは!Gの時は互いの思いをぶつけ合うかのようなデュエットでしたが、今回は一緒に戦う中でのユニゾン。「Edge Works」というタイトルからもユニゾンは想像できましたが、実際に聴くといいものですね。中でも響や切歌を助けようとする調の思いが良かったです。「どけぇぇぇ!!」なんて、普段のおとなしそうな調からは創造もつかない、良い叫びっぷりでした。
しかしLiNKERを用いてもなお勝てない強敵ミカ&アルカ・ノイズ。そこへ駆けつけた先輩たちが超カッコいい!「振りぬけば風が鳴る剣だ!」とか反則すぎます。あと、珍しく問いと答えが一致してましたね。いつもならば「盾!?」からの「剣だ!」とか「何とノコギリ」なのにw
EDは翼とクリスのユニゾン。曲冒頭は翼は「挨拶など無用」「懺悔の時間」「閻魔ども閻魔殿にひれ伏せ」、クリスは「一つ目は撃つ、二つ目も撃つ、三つ四つめんどくせぇ絆」といった具合に、互いの曲を意識した歌詞になっているのも良かったです。
一応状況は打開出来そうではあるものの、これもキャロルの計算のうちなのかどうなのか気になるところ。また、強化型シンフォギアからのバックファイアやら、ギアを壊された調&切歌の今後、響の歌の行方などなど、まだまだ不安要素もあるのが何とも・・・
次回、先輩後輩コンビの大活躍が見られると信じて!・・・何だかまた壊されそうで怖い(汗。
響がミカによりギアを破壊されてから1週間。響の生命に別状は無かったが、彼女の身を案じる未来は心ここにあらずといった様子で、授業にも実が入っていなかった。
一方でイグナイトプロジェクトは完成間近に迫っていた。S.O.N.Gはドックに停泊し、メンテナンスやギア改修に必要な電力は外部から供給してもらっていた。ギアの改修ともなれば機密中枢に触れることになるが、この件に関しては限りなく非合法に近い実行力をもって安全保障を影から支える政府要人「ヤツヒロ」にとっては茶飯事であるとのこと。彼は弦十郎の兄にして翼の父であり、マリアのS.O.N.G入りを後押ししたのも彼だという。
・・・え?翼さんの父さんって生きてたの?(汗。全然姿を見せないものだから、てっきりノイズ被害にあって死亡し、弦十郎が父親代わりに育てていたものだとばかり・・・しかし、実の父を指して「彼」というあたり、なにやらこちらも問題がありそうです。
その頃エルフナインは、キャロルが自らに転送した記憶を夢見ていた。そこでは料理に失敗する父親と、自分なら母のようにうまく作れると胸を張るキャロルの姿があった。レシピどおりに作っても、キャロルと父とでは料理の出来がまるで違う。錬金術師である父がその謎を解き明かすまで、自分が父の料理を作るとキャロル。
それが数百年を経たキャロルの記憶。「生きてもっと世界を知るんだ」エルフナインはキャロルの父が残したこの言葉をもとに、キャロルから世界を守ろうと決意した。しかし、何故キャロルはエルフナインに記憶までも転送したのか。
そういえば誰もキャロルが響たちと同年代だとは言ってませんでしたね。見かけ上そう見えるだけで、実際は結構な年齢なんでしょう。考えてみれば回想から現代において容姿が全くと言っていいほど変わっていませんし、オートスコアラーが1日2日で出来るわけもないでしょうから、数百年前の人物だとしても納得がいきます。
そんな折、頃合だといってキャロルが仕掛けてきた。各地の電力供給施設にオートスコアラーたちを向かわせ、次々に破壊。そしてS.O.N.Gが停泊しているドックの電力を狙ってきたのはミカと彼女率いるアルカ・ノイズだった。
このままではギア改修に支障が出る。そこで調は切歌曰く「潜入美人捜査官眼鏡」を取り出し、ギア改修の時間稼ぎをすべくメディカルルームへと向かう。そこで調は眠る響を見つめ、そんな調を見た切歌は「だったらだったで、助けたい人がいると言えばいいですよ」と一言。調は「恥ずかしい・・・切ちゃん以外に私の恥ずかしいところは見せたくないもの」と頬を赤らめる。切歌は調を抱きしめようとするも、調はそれをスルーして目的の物を発見する。
それは奏が残したLiNKERだった。メディカルルームはギアのバックファイアも治療する。それならばと踏んで調はそこを訪れたのだ。LiNKERを使用した2人はギアからのバックファイアを押さえ、アルカ・ノイズを次々に撃退していく。
ここで奏のLiNKERが出てくるとは!調と切歌に合わせたものではないにしろ、戦闘を見る限り一定の効果はあるようですね。にしても1期序盤ではあれだけ響を嫌っていた調が、口には出さないものの響を助けたいと思ってくれるとは!
その間、ファラ、ガリィ、レイアはキャロルの指示通りに各地の電力供給施設を破壊し、目標数値に達しようとしていた。「万象は黙示録に記される」とキャロル。
残るオートスコアラーであるミカも参戦し、調と切歌はそれを迎え撃つ。なおもLiNKERを使用して適合係数を引き上げようとする2人。弦十郎はそれをとめようとするも、「やらせてあげてください!」とマリア。これはあの日道に迷った臆病者たちの償い。誰かを信じる勇気が無かった者たちの償い。シンフォギアが蘇ると信じて戦うこと、それが今の彼女たちの償いだという。2人ならば目の前の茨を切り刻み、道を開くことが出来ると信じるマリア。
2人は吐血しながらもギアの出力をアップさせ、ユニゾンでミカに立ち向かう。ある程度はミカとも応戦でき、ミカに対してノコギリと鎌のダブルキックを放つ。だがミカはそれを赤い結晶体で受け止め、その結晶体を爆発させることで2人を吹き飛ばす。
「負けないで」と司令室で2人の勝利を祈る未来。と、そこへ目を覚ました響が現れた。響は父が去っていく夢、皆で暮らせるように頑張ったのに去っていった父のことを思い出していた。しかしそのことは口にせず、胸のギアが失われたことも「へっちゃらだよ」という。心の中では励ましてくれた未来の気持ちに応えなきゃとは思っているものの・・・?
響は弦十郎に現状を尋ねる。現状は極めて不利だった。「このままじゃ何も変わらない、変えられない・・・」「こんなに頑張っているのにどうしてデスか!こんなの嫌デスよ・・・変わりたいデス!」と嘆く2人に、ミカは容赦なく追撃を加える。ミカは一瞬で切歌に接近し、切歌のギアを破壊。キャロルは適合係数の低い歌には興味がないと、ミカの好きに始末させることに。
それを受けたミカは多数のアルカ・ノイズを出現させる。切歌は調に逃げるように告げるも「切ちゃんをおいて逃げるなんてできない!私の命は切ちゃんに救われた命だもの。切ちゃんを救うために、全部使うんだ!」「どけぇぇぇ!!」と踏ん張る調。
「誰か、助けて欲しいです・・・私の友達、大好きな調を・・・」切歌の祈りも空しく、調のギアまでもが破壊されてしまう。無防備な調にアルカ・ノイズが迫る。
「誰か調を・・・誰かぁぁぁぁ!!」切歌の絶叫が響いた次の瞬間、アルカ・ノイズたちは動きを止め、その身は朽ちようとしていた。
「誰かだなんて、つれねぇこと言ってくれるなよ」
「剣・・・?」
「あぁ。振りぬけば風が鳴る剣だ!」
・・・といったところでシンフォギアGXの第5話のあらすじ兼感想でした。今回はもっぱらあらすじ中心ですが、いやはや、まさかここで切歌と調のデュエットが聴けるとは!Gの時は互いの思いをぶつけ合うかのようなデュエットでしたが、今回は一緒に戦う中でのユニゾン。「Edge Works」というタイトルからもユニゾンは想像できましたが、実際に聴くといいものですね。中でも響や切歌を助けようとする調の思いが良かったです。「どけぇぇぇ!!」なんて、普段のおとなしそうな調からは創造もつかない、良い叫びっぷりでした。
しかしLiNKERを用いてもなお勝てない強敵ミカ&アルカ・ノイズ。そこへ駆けつけた先輩たちが超カッコいい!「振りぬけば風が鳴る剣だ!」とか反則すぎます。あと、珍しく問いと答えが一致してましたね。いつもならば「盾!?」からの「剣だ!」とか「何とノコギリ」なのにw
EDは翼とクリスのユニゾン。曲冒頭は翼は「挨拶など無用」「懺悔の時間」「
一応状況は打開出来そうではあるものの、これもキャロルの計算のうちなのかどうなのか気になるところ。また、強化型シンフォギアからのバックファイアやら、ギアを壊された調&切歌の今後、響の歌の行方などなど、まだまだ不安要素もあるのが何とも・・・
次回、先輩後輩コンビの大活躍が見られると信じて!・・・何だかまた壊されそうで怖い(汗。