戦姫絶唱シンフォギアGX 第7話「輝きを継ぐ、君らしく」
運命や脅威にあらがうために強くなりたい。そう思ってもがいてきたマリアは、求めた強さを手に入れるために何故か水着にサングラスで海に着ていた。
2期の辛い過去を回想した後に、突如として現れた水着のマリア。今回はシンフォギアでは珍しい水着回でもあります。分かってはいましたが、やっぱり大きいんだな・・・マリア>クリスなのも意外ですが、翼>調なのも意外だったり(汗。
イガリマ、シュルシャガナ、そしてアガートラームの修復が完了し、全てにイグナイトモジュールが組み込まれることとなった。アガートラームはマリアでも纏えるように調整を施したとエルフナイン。装者全員のギアが揃ったところで、弦十郎は強化型シンフォギアイグナイトモジュールを使いこなすための「特訓」を提案する。ちょうど筑波で異端技術の調査結果受領任務があるため、そこで心身の鍛錬に励むように告げられた。
響たちは「特訓といえばこの私!」とのことで、海で楽しく遊んでいた。が、翼さんは休暇とも気づかずに特訓の一部だと思っている様子。
緒川たちがナスターシャが残した「フォトスフィア」に関するデータを受け取っていた頃、響たちはビーチバレーを楽しんでいた。だがエルフナインは強いサーブを撃つための知識はあるが、それを実行できずにいた。悩むエルフナインに対し、マリアは「背伸びをして誰かの真似をしなくても大丈夫」「弱く打っても大丈夫。大事なのは自分らしく打つことだから」とアドバイス。
いつの間にやらビーチバレーを通した特訓となり、へとへとになった響たち。ここは政府のビーチであるため売店も無い。ということで、コンビニ買出しじゃんけんで負けた調、切歌、翼の3人がコンビニに行くことに。マリアは調と切歌には、好きなものだけでなく塩分とミネラルを補給できるものを買うように告げ、翼には「人気者なんだから、これかけていきなさい」とサングラスをかけてあげる。その顔がまるで母親みたいになっていると呟く翼。
じゃんけんで負けた3人はいずれもチョキでした。翼さんのチョキはグーチョキパーに見えなくもないですが、本人曰く「かっこいいチョキだ!」とのこと。防人じゃんけんにおけるグーとパーの出し方はさすがに同じ・・・ですよね?(汗。
それにしても、ここら辺のマリアのお母さんっぷりが半端無い。「これかけていきなさい」の口調が本当に母親っぽくて好き。それに対する翼さんの口調も、普段と違って子供っぽくなっているのもまた良し!
エルフナインが自我を保つ特訓を提唱する一方で、買出しに出かけた3人はコンビニから帰る最中、近くの神社が何者かに破壊された痕跡を発見する。そこには氷の結晶が残されていた。すると響、未来、クリス、エルフナイン、マリアたちのもとへガリィが出現。響とクリスはギアを纏い、マリアは未来とエルフナインを連れてその場から離れていく。戦いの爆発を見た翼は、近くにいた男性に子供たちを連れて避難をと頼むが、男性は「冗談じゃない!どうして俺がそんなことを!」といって我先にと逃げ出してしまう。
この男性の正体に関しては後々判明するわけですが、この時は「あ、関俊彦さんだ。モブに関さんかー」ぐらいにしか思ってませんでした・・・
戦闘中、いつの間にか響とクリスはマリアたちの逃げる方向からどんどん離されてしまう。案の定、ガリィの目的はマリアにあった。彼女を外れ装者と呼びながらも、唯一装者のペンダントを破壊できなかったことを気にしたガリィは、マリアに狙いを定めたのだ。だがマリアは銀の左腕でガリィに一撃を見舞う。そしてそのままアガートラームを身に纏い、特訓用リンカーが効いている間に決着をつけようとする。
ガリィは強く、マリアはイグナイトモジュールの使用を決断する。だがマリアは魔剣の呪いに呑み込まれてしまい、獣と堕ちてしまった。ガリィは「いやいや、こんな無理くりなんかでなく」と単調な暴走マリアの攻撃を軽く避け、「歌ってみせなよアイドル大統領!」とその顔を右腕で掴んで暴走マリアを投げ飛ばす。結果、マリアのギアは解除されてしまい、ガリィは彼女に失望したまま帰還していく。駆けつけた響たちに案じられながら、マリアは「私は何に負けたのだ・・・」と呟くのだった。
「歌ってみせなよアイドル大統領!」・・・ガリィも傷ごとえぐっていきますねw
帰還したガリィが「一番乗りは譲れない」と考えている一方で、装者たちは室内で何故オートスコアラーたちがとどめをさせる状況で撤退を繰り返すのかについて、疑問を抱いていた。それと同時に、倒れたマリアの身を案じる一同。響によれば、暴走状態になると頭の中で黒く塗りつぶされてしまうという。
マリアは弱い自分を恥じ、強くなりたいと考えていた。そんな折、近くでエルフナインがサーブを打つ練習をしていた。マリアはエルフナインの練習に付き合う中で、様々な知識を持つ彼女に「強いって、どういうこと?」と問いかける。するとエルフナインは、その答えはマリアが教えてくれたという。
そこへ「今度こそ歌ってもらえるんでしょうね?」と再びガリィが出現。オートスコアラーの出現に、装者たちも外へと出て行くが、それとすれ違うように透明になったファラが忍び込んできた。唯一それに気づきかけた緒川も、それを風だと思ってしまい・・・
強くならねばと思うマリアだが、ガリィには押されっぱなし。イグナイトモジュールをしようとすると、ガリィに「その力、弱いあんたに使えるの?」と言われて迷ってしまう。するとエルフナインが「大事なのは自分らしくあることです!」と叫ぶ。それはマリアがエルフナインに、サーブを打つ際にしたアドバイスだった。
その言葉にハッとさせられたマリアは「弱くても自分らしくあること。それが強さ」だと気づく。戦えなくても勇気をもって希望を届けてくれたエルフナインからそれを教わった。マリアはエルフナインに「エルフナイン、そこで聴いていて欲しい。君の勇気に応える歌だ!」と告げ、イグナイトモジュールを使用する。マリアは「うろたえるたび、偽りにすがってきた昨日までの私・・・そうだ!『らしくあること』が強さであるなら!私は弱いままこの呪いに反逆してみせる!!」と決意し、遂にイグナイトモジュールの使用に成功する。
ここでガリィが「弱さは強さ」だと呟くわけですが、その際にパッと出てきたのが「痛さは強さ」な方々でした(苦笑。
マリアは黒く染まったアガートラームの力によりガリィを圧倒。遂には「SERE†NADE」によりガリィの破壊に成功するも、ガリィは「一番乗りなんだから!!」とどこか嬉しそうな声をあげて散っていった。ガリィが散った頃、ファラは何かのデータを盗んでおり、彼女たちの本拠地においては青の垂れ幕に錬金術の文様が浮かび上がっていた・・・
どうにかこうにかオートスコアラーを倒したマリア。この強さは弱さかもしれない。それはマリアがマリアらしくあるための力。マリアはそのことを気づかせてくれたエルフナインに感謝するのでした。
夜は花火を楽しむ装者一行。今度の買出しじゃんけんは響が1人負けてしまうが、未来が買出しに付き合ってくれることに。響がコンビニで見たことも無い自販機のラインナップに驚いていると、先ほど逃げた店員が未来に話しかけてきた。店員は何故か未来の名前を知っており、昔自分の子供と遊んでくれていたと語る。彼の名は立花洸。響の父親だった。響と洸は互いの顔を見て驚き、響は咄嗟に逃げ出してしまうのだった・・・
といったところで、アガートラーム復活!なGX第8話のあらすじと感想でした。「コンビニ店員:関俊彦」だと思った?残念!「立花洸:関俊彦」でした!(汗。ここにきてまさかの響の父親・洸が登場。翼さんから子供たちの避難誘導を頼まれても、我先にと逃げ出す残念な大人がまさか父親だったとは思いませんでした。確かに店員にしてはやたらとかっこよくて、仮面ライダーに憑依しそうな声だなぁとは思いましたがw
それにしても、何で洸は未来にわざわざ声をかけたんでしょうね?未来経由で響に父親である自分がいる場所が伝わるという可能性は考えなかったのでしょうか?洸は響の生存を喜び、それを喧伝していたために取引先から契約を白紙にされたりという目にあっていたわけですから、響が死んだと思ってはいなかったでしょうし・・・単に久々に知り合いと会えた懐かしさから声をかけたのかな。もしくは、あの一件で未来も響のもとを離れたと思っていたとか。
マリアは背伸びをして強くあろうとし、それによってイグナイトモジュールを振るおうとした結果、上手くいかずに暴走することとなりました。ここら辺はGでフィーネを名乗っていた頃のマリアと似ていますね。「ただの優しいマリア」がフィーネを名乗ろうとしても、どこかで優しさが出て、非情に徹しきれませんでした。ですが、ありのままの自分を受け入れることが、結果として彼女を立ち上がらせることになり、新たな力を使いこなすきっかけとなりました。
戦闘面はもちろんのこと、チーム最年長(21歳)らしく、みんなの母親として振舞う優しいマリアも印象的な回でした。マリアは「戦姫絶唱しないシンフォギア2」において、調や切歌、ナスターシャはもちろん、ウェル博士に対してもケータリングの料理を持ち帰ろうとしていました。今回も調や切歌に買出しメニューの支持を出したり、翼さんに正体隠蔽用のサングラスを貸してあげたり・・・本当、良いキャラクターになってくれました。ただの優しいマリアこそ、マリアの魅力なんでしょう。
そんなマリアに倒されたガリィですが、なにやら本拠地においてガリィが倒されたことで起動したシステムがある模様。キャロルが倒れることも計算のうちだったかもしれません。順番的にミカを先に倒されるのがまずかったために、キャロル自ら出陣したのかな。となると、ペンダントを破壊したり、とどめをさせる状況で撤退を繰り返すのは「ギアの破壊とそれに伴う修復・強化」が目的であり、最終的には自分たちが倒されることが目的なのかもしれません。ファラが盗んだデータも気になります。「世界を壊す歌」とは、響たちがガリィたちオートスコアラーを倒すことが、世界を壊すことに繋がっていく、ということなのでしょうか・・・
「めっちゃ燃えてます!」と楽しそうに花火をしていた響はどこへやら。またも響の精神が心配になったところでまた次回。
運命や脅威にあらがうために強くなりたい。そう思ってもがいてきたマリアは、求めた強さを手に入れるために何故か水着にサングラスで海に着ていた。
2期の辛い過去を回想した後に、突如として現れた水着のマリア。今回はシンフォギアでは珍しい水着回でもあります。分かってはいましたが、やっぱり大きいんだな・・・マリア>クリスなのも意外ですが、翼>調なのも意外だったり(汗。
イガリマ、シュルシャガナ、そしてアガートラームの修復が完了し、全てにイグナイトモジュールが組み込まれることとなった。アガートラームはマリアでも纏えるように調整を施したとエルフナイン。装者全員のギアが揃ったところで、弦十郎は強化型シンフォギアイグナイトモジュールを使いこなすための「特訓」を提案する。ちょうど筑波で異端技術の調査結果受領任務があるため、そこで心身の鍛錬に励むように告げられた。
響たちは「特訓といえばこの私!」とのことで、海で楽しく遊んでいた。が、翼さんは休暇とも気づかずに特訓の一部だと思っている様子。
緒川たちがナスターシャが残した「フォトスフィア」に関するデータを受け取っていた頃、響たちはビーチバレーを楽しんでいた。だがエルフナインは強いサーブを撃つための知識はあるが、それを実行できずにいた。悩むエルフナインに対し、マリアは「背伸びをして誰かの真似をしなくても大丈夫」「弱く打っても大丈夫。大事なのは自分らしく打つことだから」とアドバイス。
いつの間にやらビーチバレーを通した特訓となり、へとへとになった響たち。ここは政府のビーチであるため売店も無い。ということで、コンビニ買出しじゃんけんで負けた調、切歌、翼の3人がコンビニに行くことに。マリアは調と切歌には、好きなものだけでなく塩分とミネラルを補給できるものを買うように告げ、翼には「人気者なんだから、これかけていきなさい」とサングラスをかけてあげる。その顔がまるで母親みたいになっていると呟く翼。
じゃんけんで負けた3人はいずれもチョキでした。翼さんのチョキはグーチョキパーに見えなくもないですが、本人曰く「かっこいいチョキだ!」とのこと。防人じゃんけんにおけるグーとパーの出し方はさすがに同じ・・・ですよね?(汗。
それにしても、ここら辺のマリアのお母さんっぷりが半端無い。「これかけていきなさい」の口調が本当に母親っぽくて好き。それに対する翼さんの口調も、普段と違って子供っぽくなっているのもまた良し!
エルフナインが自我を保つ特訓を提唱する一方で、買出しに出かけた3人はコンビニから帰る最中、近くの神社が何者かに破壊された痕跡を発見する。そこには氷の結晶が残されていた。すると響、未来、クリス、エルフナイン、マリアたちのもとへガリィが出現。響とクリスはギアを纏い、マリアは未来とエルフナインを連れてその場から離れていく。戦いの爆発を見た翼は、近くにいた男性に子供たちを連れて避難をと頼むが、男性は「冗談じゃない!どうして俺がそんなことを!」といって我先にと逃げ出してしまう。
この男性の正体に関しては後々判明するわけですが、この時は「あ、関俊彦さんだ。モブに関さんかー」ぐらいにしか思ってませんでした・・・
戦闘中、いつの間にか響とクリスはマリアたちの逃げる方向からどんどん離されてしまう。案の定、ガリィの目的はマリアにあった。彼女を外れ装者と呼びながらも、唯一装者のペンダントを破壊できなかったことを気にしたガリィは、マリアに狙いを定めたのだ。だがマリアは銀の左腕でガリィに一撃を見舞う。そしてそのままアガートラームを身に纏い、特訓用リンカーが効いている間に決着をつけようとする。
ガリィは強く、マリアはイグナイトモジュールの使用を決断する。だがマリアは魔剣の呪いに呑み込まれてしまい、獣と堕ちてしまった。ガリィは「いやいや、こんな無理くりなんかでなく」と単調な暴走マリアの攻撃を軽く避け、「歌ってみせなよアイドル大統領!」とその顔を右腕で掴んで暴走マリアを投げ飛ばす。結果、マリアのギアは解除されてしまい、ガリィは彼女に失望したまま帰還していく。駆けつけた響たちに案じられながら、マリアは「私は何に負けたのだ・・・」と呟くのだった。
「歌ってみせなよアイドル大統領!」・・・ガリィも傷ごとえぐっていきますねw
帰還したガリィが「一番乗りは譲れない」と考えている一方で、装者たちは室内で何故オートスコアラーたちがとどめをさせる状況で撤退を繰り返すのかについて、疑問を抱いていた。それと同時に、倒れたマリアの身を案じる一同。響によれば、暴走状態になると頭の中で黒く塗りつぶされてしまうという。
マリアは弱い自分を恥じ、強くなりたいと考えていた。そんな折、近くでエルフナインがサーブを打つ練習をしていた。マリアはエルフナインの練習に付き合う中で、様々な知識を持つ彼女に「強いって、どういうこと?」と問いかける。するとエルフナインは、その答えはマリアが教えてくれたという。
そこへ「今度こそ歌ってもらえるんでしょうね?」と再びガリィが出現。オートスコアラーの出現に、装者たちも外へと出て行くが、それとすれ違うように透明になったファラが忍び込んできた。唯一それに気づきかけた緒川も、それを風だと思ってしまい・・・
強くならねばと思うマリアだが、ガリィには押されっぱなし。イグナイトモジュールをしようとすると、ガリィに「その力、弱いあんたに使えるの?」と言われて迷ってしまう。するとエルフナインが「大事なのは自分らしくあることです!」と叫ぶ。それはマリアがエルフナインに、サーブを打つ際にしたアドバイスだった。
その言葉にハッとさせられたマリアは「弱くても自分らしくあること。それが強さ」だと気づく。戦えなくても勇気をもって希望を届けてくれたエルフナインからそれを教わった。マリアはエルフナインに「エルフナイン、そこで聴いていて欲しい。君の勇気に応える歌だ!」と告げ、イグナイトモジュールを使用する。マリアは「うろたえるたび、偽りにすがってきた昨日までの私・・・そうだ!『らしくあること』が強さであるなら!私は弱いままこの呪いに反逆してみせる!!」と決意し、遂にイグナイトモジュールの使用に成功する。
ここでガリィが「弱さは強さ」だと呟くわけですが、その際にパッと出てきたのが「痛さは強さ」な方々でした(苦笑。
マリアは黒く染まったアガートラームの力によりガリィを圧倒。遂には「SERE†NADE」によりガリィの破壊に成功するも、ガリィは「一番乗りなんだから!!」とどこか嬉しそうな声をあげて散っていった。ガリィが散った頃、ファラは何かのデータを盗んでおり、彼女たちの本拠地においては青の垂れ幕に錬金術の文様が浮かび上がっていた・・・
どうにかこうにかオートスコアラーを倒したマリア。この強さは弱さかもしれない。それはマリアがマリアらしくあるための力。マリアはそのことを気づかせてくれたエルフナインに感謝するのでした。
夜は花火を楽しむ装者一行。今度の買出しじゃんけんは響が1人負けてしまうが、未来が買出しに付き合ってくれることに。響がコンビニで見たことも無い自販機のラインナップに驚いていると、先ほど逃げた店員が未来に話しかけてきた。店員は何故か未来の名前を知っており、昔自分の子供と遊んでくれていたと語る。彼の名は立花洸。響の父親だった。響と洸は互いの顔を見て驚き、響は咄嗟に逃げ出してしまうのだった・・・
といったところで、アガートラーム復活!なGX第8話のあらすじと感想でした。「コンビニ店員:関俊彦」だと思った?残念!「立花洸:関俊彦」でした!(汗。ここにきてまさかの響の父親・洸が登場。翼さんから子供たちの避難誘導を頼まれても、我先にと逃げ出す残念な大人がまさか父親だったとは思いませんでした。確かに店員にしてはやたらとかっこよくて、仮面ライダーに憑依しそうな声だなぁとは思いましたがw
それにしても、何で洸は未来にわざわざ声をかけたんでしょうね?未来経由で響に父親である自分がいる場所が伝わるという可能性は考えなかったのでしょうか?洸は響の生存を喜び、それを喧伝していたために取引先から契約を白紙にされたりという目にあっていたわけですから、響が死んだと思ってはいなかったでしょうし・・・単に久々に知り合いと会えた懐かしさから声をかけたのかな。もしくは、あの一件で未来も響のもとを離れたと思っていたとか。
マリアは背伸びをして強くあろうとし、それによってイグナイトモジュールを振るおうとした結果、上手くいかずに暴走することとなりました。ここら辺はGでフィーネを名乗っていた頃のマリアと似ていますね。「ただの優しいマリア」がフィーネを名乗ろうとしても、どこかで優しさが出て、非情に徹しきれませんでした。ですが、ありのままの自分を受け入れることが、結果として彼女を立ち上がらせることになり、新たな力を使いこなすきっかけとなりました。
戦闘面はもちろんのこと、チーム最年長(21歳)らしく、みんなの母親として振舞う優しいマリアも印象的な回でした。マリアは「戦姫絶唱しないシンフォギア2」において、調や切歌、ナスターシャはもちろん、ウェル博士に対してもケータリングの料理を持ち帰ろうとしていました。今回も調や切歌に買出しメニューの支持を出したり、翼さんに正体隠蔽用のサングラスを貸してあげたり・・・本当、良いキャラクターになってくれました。ただの優しいマリアこそ、マリアの魅力なんでしょう。
そんなマリアに倒されたガリィですが、なにやら本拠地においてガリィが倒されたことで起動したシステムがある模様。キャロルが倒れることも計算のうちだったかもしれません。順番的にミカを先に倒されるのがまずかったために、キャロル自ら出陣したのかな。となると、ペンダントを破壊したり、とどめをさせる状況で撤退を繰り返すのは「ギアの破壊とそれに伴う修復・強化」が目的であり、最終的には自分たちが倒されることが目的なのかもしれません。ファラが盗んだデータも気になります。「世界を壊す歌」とは、響たちがガリィたちオートスコアラーを倒すことが、世界を壊すことに繋がっていく、ということなのでしょうか・・・
「めっちゃ燃えてます!」と楽しそうに花火をしていた響はどこへやら。またも響の精神が心配になったところでまた次回。