ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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知らないを好きになる

2015-08-21 07:52:07 | アニメ・ゲーム
「スーパーロボット大戦BX」を購入しました!

 第10話まで遊んだのですが・・・ヒャッハー!第1話からガオガイガーが使える!もうそれだけで満足してしまいそうになりました(笑。「序盤が知らない作品だったらどうしよう」と思ったのですが、マジンガーZも早々に出てきてくれましたし、粒子貯蔵タンク版ダブルオーライザーのトランザムが超カッコいいし、ボイス有りのナデシコもチョーイイネ!の時はボイスが無かったので、ボイス有りナデシコは新鮮です。しかもメグミ不在時には、グラビティブラストの戦闘デモにおいてもメグミが省略されていました

 ゲーム冒頭で参戦作品について触れられるのですが、一部作品は既に物語がかなり進んでいます。OOは初っ端から劇場版ですし、ナデシコはガイ死亡後でフクベ提督もいない。ガオガイガーはパスダー撃破後といった具合に、私の分かる範囲でも物語がそこそこ進んでいます。特にガオガイガーは半分過ぎてました。何よりも「そういえばナデシコのガイって死ぬんだっけ」と改めて感じさせられました(苦笑。

 システムは難しく無いものの、デフォルトだとスライドパッドでマップの拡大・縮小が出来るのですが、うっかりカーソル移動をそちらでやろうとして画面が見づらくなってしまう、というのを何度も繰り返しました。設定で十字キーと操作を入れ替えられますが、そうすると今度はうっかり十字キーで拡大・縮小をやるという・・・単に私の操作ミスですね(笑。
 あとは反撃技の選択がちょっとだけ手間かも。

 精神コマンドかけて、突っ込んでけば楽勝だろうと思ったら、ナデシコ登場回でいきなりのゲームオーバー。とりあえずマクロス勢をそのまま放置したらまずいということは良く分かりました(汗。ガオガイガーやマジンガーZが硬くて頼りになるので前線に出すと、今度はエネルギーが不足するという有様。これまた頭を使うことになりそうです。
 ガオガイガーとマジンガーZを中心に強化していたため、序盤の分岐ルートではその2体が参戦するルートを選択。そちらではガンダムAGEとライジンオーの面々が正式に参戦してくれました。2作品とも内容はよく知らなかったのですが、いい具合に絡んでいたと思います。こうして知らない作品を好きになっていくのが、スパロボの魅力だと思います。
 また、違う作品のキャラを違和感無く絡ませるのも凄いですね。ユニコーンの中に、さらっと劇場版OOで襲われた女の子が混じっていて驚きました。

 ライジンオーの教室問題はどうするんだろうと思っていたら、エルドランがあっという間に「戦艦内に教室を作る」という芸当を披露してくれました。ライジンオーは以前にも参戦していましたが、その時もこんな感じだったのかな。
 買う前は「知らない作品があるけど大丈夫だろうか」と思っていたものの、買った後は「知らない作品だけどカッコいい!」になりました。ハイパーオーラ斬り、かっこよかったです。


 ・・・それにしても、凱兄ちゃんが「GGGポケベル」を渡したことに時代の流れを感じました。あの頃はポケベルだったんだなぁ・・・
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怪獣酒場 カンパーイ! 第7話「ゆるキャラ酒場」

2015-08-21 07:40:26 | ウルトラシリーズ
怪獣酒場 カンパーイ! 第7話「ゆるキャラ酒場」

 お金もといお店のことを真剣に考えているカネゴンは、バルタン店長に「ゆるキャラ」を提案する。今人気のゆるキャラを作って接客させようというのだ。しかし今やゆるキャラは星の数ほどおり、着ぐるみはすごく暑くて夏は地獄だとバルタン店長が言うと、カネゴンは「それは僕たちがよく知ってます」という。
 ともあれ、ゆるキャラを作ればアニメやグッズ、ゲームでもお金がもうかる。まずはカネゴンが「にゃんにゃん」というゆるキャラを提案すると、バルタン店長にも意外と好評。すると「居酒屋っぽいキャラを」と聴いたダダが「モツニッコミー」や「あんきもー」を提案してきた。が、その見た目に「ブルトンよりシュールだなぁ・・・」とバルタン店長。その後も「わりばっしー」や「オッヒヤー」などのゆるキャラが提案される。

 しかし、調子に乗って作りすぎてしまい、店の中はゆるキャラでいっぱいでお客さんの入る余地が無い。これでは「ゆるキャラ酒場」ではなく「ゆるキャラ墓場」だといって笑うカネゴンでした・・・


感想
 今回のサブタイトルの元ネタなんだろうなーと思ってたら、最後の最後で「ゆるキャラ酒場」から「ゆるキャラ墓場」で締めるとは!上手い締めでした。となると「怪獣墓場」が元ネタかな?

 「ゆるキャラに接客」というイメージ図で出てきたピット星人。女性に変身していたことを考えると、妥当な人選だと思います。そして「ブルトンよりシュール」と言われた「モツニッコミー」や「あんきもー」・・・モツニッコミーは「もつなべさん」という名前でアンパンマンに出てきそうな印象を受けました。あんきもーはゆるキャラというかキモカワの印象が強めですが、ずーしーほっきーには勝てなさそうです(苦笑。

 それにしても、ウルトラマンでゆるキャラか・・・デフォルメされたカネゴンたちこそがゆるキャラっぽくもありますが、一番しっくりくるのはモチロンかな。新潟の餅を食べようとしてましたから、餅関連のゆるキャラとしていてもおかしくないイメージ。ホヤのゆるキャラとしてブルトン、バイオリンのゆるキャラとしてギーゴン・・・やろうと思えば何だっていけてしまいそうです。それだけウルトラ怪獣がバリエーションに富んでいるということだと思います。
 
 ただ、そうしたゆるキャラ人気にあやかって、キャラクターを作りすぎてしまうと今回のように墓場になってしまうと。人気が出るのなんてほんの一握りでしょうし、「作って終わり」ではなく、維持費や中の人、運搬方法など色んなことに対応していかなければならなくなるでしょう。広報誌に出るようなマスコットキャラならいいかもしれませんが、着ぐるみまで作るとなると大変だろうなぁ。

 そんなこんなでまた次回・・・萌えキャラ酒場だったら、ウルトラ怪獣擬人化計画の出番だったんだろうなぁ・・・
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「劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見て

2015-08-21 07:20:12 | 仮面ライダードライブ
「劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見てきました。パンフレットは売り切れ。ネタバレを含みます。


 いつものようにロイミュードを撃破しようとした仮面ライダードライブ。すると突如謎の青年が現れ、ドライブTFに攻撃を止めるように求めてきた。そのタイミングで突如ベルトさんが暴走。周辺に被害を加えないようにエネルギーを絞るはずが、膨大なエネルギーの放出で被害を拡大させてしまった。
 青年は一刻も早くこの場から進ノ介を引き離そうとするも、進ノ介は自分を「父さん」と呼ぶ青年を不審がる。そこへ青年のいう「ダークドライブ」とネクストライドロンが出現した。ドライブTSはダークドライブの襲撃を受けるも、下手に戦うとまたも暴走の危険があるとのことで防戦一方になってしまう。かろうじて青年の助けで逃げ切ることができたが、青年はトライドロンの車中で自らを2035年の未来から来た進ノ介の息子「泊エイジ」だと名乗る・・・


 といった感じで始まる劇場版ドライブ。「サプライズ」というだけあって、驚かされる点がいくつもありました。
 まずは進ノ介の息子を名乗るエイジについて。進ノ介に一目会いたかったと涙を流したり、彼が好きなのと同じミルクキャンディを買うといった場面もありましたが、その正体は何と未来から来たロイミュード108!
 現代の108は制御不能なため封印されており、未来で復活した108はエイジを倒して彼をコピー。更にドライブドライバーとネクストライドロンを奪取し、タイムホールを伝って現代に到着。ベルトさんが暴走する日を狙って人間と仮面ライダーの絆を破壊し、更に後に起こる最大級の落雷を利用して現代の自分を復活させて融合を果たし、単身でグローバルフリーズを起こすことが目的・・・という、とんでもないことを企んでいました。この映画を一言で表すならば「過去と未来の108がひとつに・・・!」でしょうw

 1分間ストーリーではダークドライブに追われていたエイジですが、あれも恐らく108だと思います。変身者がおらずとも遠隔操作が可能なため、視聴者は4週に渡って「ダークドライブに追われるエイジ(108)」という1人芝居(茶番)を見せられていた可能性が・・・しかも最近のCMでは「霧子とエイジがだぶっているシーン」や「進ノ介とエイジが並んで変身ポーズをとるシーン」が用いられているために、ますます「エイジ=味方」であるという印象を強めているように思えます。
 ぶっちゃけ感想サイト様でたまたまこのことを知ってしまったので、大した驚きはありませんでしたが、それでもここまで視聴者を騙し続けた108はさすがというか、制作陣も凄いというか・・・ちなみに夏の映画で一番驚いたのはハイパーシンケンレッドです。キョウリュウシンケンオーだけかと思ってました。

 そんな108や未来からやってきたロイミュードと交戦する進ノ介たち。ドライブはタイプスピード、フォーミュラ、トライドロンのみならず、新たに超デッドヒートドライブとタイプスペシャルを披露することとなりました。
 超DHドライブは、チェイスから託されたマッハドライバー炎と、戦闘データが記録されたトライドロンキーを用いて進ノ介が変身したライダーです。シグナルチェイサーが使えなかったために、試しにトライドロンキーを使ってみたら成功した、といった具合です。この時放り投げられるシグナルチェイサーを見て、電王のライダーパスを思い出しましたw
 さてこの超DHドライブ、さぞ活躍するのだろう・・・と思ったら、未来のロイミュードに苦戦を強いられる有様。一応1体は倒しましたが、いくら急ごしらえとはいえ、見た目進化態でもないロイミュードに負けるのはちょっと・・・まぁ、マッハドライバーを使う進ノ介という、珍しい光景が見れたから良しとします。

 タイプスペシャルは108が融合したパラドックス・ロイミュードとの決戦時に使用。タイプスピードのライダーキックを彷彿とさせる技も披露してくれました。
 その他にもドライブがゼンリンシューターやシンゴウアックスを用いるという珍しい戦法も披露。それぞれの持ち主がどうだったかというと・・・まぁ、いつも通りの活躍だったかと(汗。


 映画では本編以上に進ノ介とベルトさんの絆が強調されていました。ベルトさんを信じる進ノ介に対し、次々に突き付けられる過酷な未来。それでもベルトさんと、息子を信じて戦ったものの、ベルトさんの暴走を止めることができませんでした。悩みに悩んだ末、未来の悪を倒せるのは今の正義しかないというベルトさんの言葉を胸に、やむを得ずシンゴウアックスで破壊。すると今度はエイジがロイミュード108だったことが発覚・・・と、進ノ介はなかなか辛い思いをさせられます。
 108への反撃を誓う進ノ介は、ベルトさんから受け取った手紙の封を解くことに。事前にベルトさんから「約束の日まで手紙を開けてはならない」と釘を刺されていましたが、それを破り、手紙に記されていた場所に向かうと、そこは無数の車が並ぶ初代ドライブピットでした。
 ここでピットに鳴り響くのが、ベルトさんの声。進ノ介が約束を破ったことをたしなめながらも、どこか嬉しそうな声がまた溜まりません。後で分かることですが、ベルトさんは霧子に「進ノ介は必ず手紙を開ける」と告げていたとのこと。自分の考えが当たって嬉しかったのでしょうね。1年間とはいえ、相棒の行動が読めるくらい2人の絆は深まっていました。

 そしてパラドックスがエイジから奪ったドライブドライバーを捨てたことが逆転の鍵になりました。膨大な電力とトライドロンキーを用いてベルトさん復活!変身時の「スタート・アワー・エンジン!」や、戦闘後の「ナイスドライブ!」を2人で声を重ねるあたりがたまりません。
 ・・・この映画、パラドックスが未来のドライバーも壊しておけば成功してたんじゃね・・・?


 特状課の仲間たちの活躍は控えめですが、霧子は結構ヒロインをしていたと思います。初代ドライブピットで進ノ介の無事を喜び彼の胸に抱きついたり、古葉参事官に「何故同じ警察官を信用できないのか」といった旨の発言をしたりと、ベルトさん同様、進ノ介のバディとして頑張っていました。


 なかなかに面白い映画ではありましたが、いくつか気になる点は残ったまま。

 エイジに化けた108は、全部嘘だとボロが出るので、8割の真実に2割の嘘を混ぜたといっています。うち2割とは「クリムが悪の本性を現した」「自分がエイジ本人である」ことでしょう。となると本編に登場したクリムは何者なのか。43話でその謎が明かされるそうですが、私は「クリム本人がまだ生きている」と予想してみました。以下は妄想です。

 グローバルフリーズの際に殺されたクリムは、実はロイミュード004が模倣した偽物。004はコアの形でさまよっていたが、蛮野により復活させられ、手足として働くことになった。
 一方でドライブドライバーにあるクリムの意識や記憶などは、クリムが都合のいいように作り上げたもの。記憶の一部などは本物だが、都合の悪い部分は改ざんして移し替えている。
 クリムが蛮野のもとを離れたのは、実験台であるロイミュードの扱いがぞんざいであるため。ロイミュードを数多く作るのではなく、たった1人でも彼ら全員を相手にできる最強の戦士を作り上げるべく誕生したのが仮面ライダードライブ。つまりドライブとロイミュードの戦いは、2人の科学者のうち、どちらが作り出した存在が優れているかを決めるための実験台に過ぎない。
 本編にチラッと姿を見せたクリムらしき人物が身に着けていたのは、スペアのドライブドライバー。いずれドライブが全てのロイミュードを撃破した際に、その戦闘データを移し替え、自ら仮面ライダードライブを名乗るのが目的。人々を武力で支配下に置くのではなく、「人類の救済者には逆らえない」と思わせ、精神的に支配するのが目的。
 真実を知りショックを受ける進ノ介だが、協力するのは「ベルトさん」であって「クリム・スタインベルト」ではない!と宣言し、2人の科学者の野望を砕くことを決意。

 ・・・とまぁ、妄想をつらつらと書いてみましたが、途中から「これだと初代ドライブピットも嘘っぱちになるよなぁ」とか思いながら書いていました(苦笑。これだとあんまりにもクリムが外道過ぎますね。

 そんなこんなでドライブ夏の映画でした。そういえばちょっとだけですがゴーストも基本フォームとニュートン魂が登場しました。
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「手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!」を見て

2015-08-21 07:17:57 | 手裏剣戦隊ニンニンジャー
「手裏剣戦隊ニンニンジャー 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!」を見てきました。

 短いながらもすっきりとまとまっていました。旋風にも出番があったのが嬉しかったところ。天晴は考えなしだけども、その行動には考えさせられるというのは、なかなか面白い点を突いてきたなぁと思いました。
 また、弓張重三もなかなかの強敵でした。単に強いというだけでなく、殿さまが天晴に手裏剣を渡そうとしたシーンで、背後から矢を放つといった外道っぷりも披露。まぁわざわざニンニンジャーのパワーアップをだまって見逃す方がおかしな話ですからね。重三ならば、名乗りシーンにも矢を放ってもおかしくなかったかと。実は生き延びていて、テレビシリーズで一時的に復活!とかないかなぁ。

 思いのほか出番が短かったシュリケンジンダイノ&ダイノマル。一瞬映った人型形態やシュリケンジンダイノの左手の武器からも分かるように、原形はパオンマルです。とはいえ尻尾のドリルや恐竜ヘッドのおかげで大分印象が変わりますね。こちらもなかなかカッコいい合体でした。昨年のサファリガオーが本編に出なかったことを考えると、今年も出るかは分かりません。ただ、出るとしたら、敵側の結界を破るための力として用いられそうです。

 天晴がただ突っ込んでいくだけでなく、熱さの裏にある仲間を助けたいという真っ直ぐな思いも描かれていた映画でした。楽しかったです。
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