ポケモン映画20周年作品である「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」を見てきました。ウルトラサンとウルトラムーンのCMが思っていた以上にあっさりしていて拍子抜けしました(苦笑。
これまでは各地方で出会った仲間や伝説・幻のポケモンと共に旅をしたり、バトルをするといった物語が多かったですが、今回はアローラ地方ではなく、原点に立ち返りマサラタウンにおけるサトシとピカチュウの出会いから描かれています。更にテレビアニメ第1話にも登場した伝説のポケモン・ホウオウが映画に初登場!サトシはホウオウから「にじいろのはね」を受け取り、いつか再びホウオウと会うことを目指して旅を続ける・・・といったところから物語が始まります。
オニスズメの大群の襲来、はぐれポケモンヒトカゲ、バイバイバタフリーといった、懐かしのシーンも描かれていました。そうなってくると、タケシやカスミに出てきてもらいたい!ピジョットやフシギダネ、ゼニガメにも出番を!という気持ちもありますが、今回は20周年作品。
20年前は151匹+αだったポケモンも、今となってはおよそ800匹もの仲間がいます。ポケモンだけではなく、ジョウトにホウエン、シンオウ、イッシュにカロス、アローラと、カントー地方以外にも様々な地方があることが描かれてきました。
サトシに同行するのがあの2人ではないことに寂しさは感じますが、一方でこうした他地方のトレーナーやポケモンが出てくることによって、ポケモン映画のみならず、ポケモンの積み重ねが感じられるので、私はこれも良かったと思います。ソウジのレントラーにまつわる話では泣いてましたし(苦笑。
フシギダネとゼニガメ、ピジョンあたりはゲットして欲しかったとも感じますが、その分ヒトカゲとの出会いとゲットに至るまでの流れはしっかりと描写されています。ヒトカゲのしっぽが雨に濡れないようにサトシが上着でしっぽの炎をかばっていたのがグッときました。
リザードに進化しても普通にサトシに懐いていましたし、リザード、リザードンの2匹とも「ちきゅうなげ」を使ってくれたのが最高に嬉しかったです。やっぱりリザードンは良いなぁ・・・
また、ホウオウ繋がりで出番のあるライコウ、エンテイ、スイクンですが、中でもエンテイはサトシとバトルをするなど、堂々たる風格を見せ付けてくれました。さすが劇場版第3弾の看板ポケモンだけのことはあります。あの威風堂々たる姿はとてもかっこよく、雨に濡れたポケモンたちと共に眠るシーンは父のような優しさを感じ、結晶塔の帝王が見たくなりました(笑。
懐かしいようで新しいものを見ている、何とも不思議な気分になる作品ですが、今回はサトシの発言の中で驚いた言葉がありました。今作のライバルキャラクターであるクロスにリザードが負けた後、サトシは「ピカチュウなら勝てたんだ」「最初のポケモンがゼニガメかフシギダネだったら」と発言します。最初聞いた時は「そんなこと言わせるなよ・・・」と思いましたが、サトシもまだ10歳ですし、よくよく考えれば、これはゲームをプレイしているトレーナーにも当てはまることなんじゃないかと思えます。
最初にヒトカゲを選べば、タケシやカスミに苦戦するのは必至。ゼニガメを選べばマチスで苦戦し、フシギダネならばナツメあたりで苦戦を強いられます。そんな時「ゼニガメなら」「フシギダネなら」「ヒトカゲなら」と思ったことが無いとは言えません。「このポケモンの個体値がもう少し高ければ勝てたんじゃないか」そう思ったこともあります。
ですが、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの中から1匹に決めたのはトレーナー自身。その選択に後悔するということは、ポケモンたちにとっても失礼な話です。「キミにきめた」以上は、そのポケモンと共に戦い、どうすれば勝たせてやれるのかを考えるのがトレーナーの役割なのだと感じました。
モンスターボールに入るのが嫌いだったピカチュウ。サトシとパートナーになった後も終始嫌がっていましたが、それは単にモンスターボールの中が嫌というだけではなく、ピカチュウなりの愛情表現だったということが描かれていました。あのシーンはなかなかに衝撃的でしたが、20年前からさも当たり前のようにそれをこなしているポケモンもいるしなぁ・・・と考えると、不思議な気分になりました(笑。
説明がやや不足しているようなところや、物足りなさを感じるところもありますが、総じて面白い作品だったと思います。従来のポケモン映画導入部分におけるお約束と言いますか、お馴染みの曲やナレーションにも一工夫凝らされており、思いもよらない部分でそれが流れ「あぁ、これからも続いていくんだな」と感じさせられる映画でした。
ちなみに肝心のホウオウですが・・・「ホウオウらしいなぁ」と感じてしまったのは何故でしょう(汗。
これまでは各地方で出会った仲間や伝説・幻のポケモンと共に旅をしたり、バトルをするといった物語が多かったですが、今回はアローラ地方ではなく、原点に立ち返りマサラタウンにおけるサトシとピカチュウの出会いから描かれています。更にテレビアニメ第1話にも登場した伝説のポケモン・ホウオウが映画に初登場!サトシはホウオウから「にじいろのはね」を受け取り、いつか再びホウオウと会うことを目指して旅を続ける・・・といったところから物語が始まります。
オニスズメの大群の襲来、はぐれポケモンヒトカゲ、バイバイバタフリーといった、懐かしのシーンも描かれていました。そうなってくると、タケシやカスミに出てきてもらいたい!ピジョットやフシギダネ、ゼニガメにも出番を!という気持ちもありますが、今回は20周年作品。
20年前は151匹+αだったポケモンも、今となってはおよそ800匹もの仲間がいます。ポケモンだけではなく、ジョウトにホウエン、シンオウ、イッシュにカロス、アローラと、カントー地方以外にも様々な地方があることが描かれてきました。
サトシに同行するのがあの2人ではないことに寂しさは感じますが、一方でこうした他地方のトレーナーやポケモンが出てくることによって、ポケモン映画のみならず、ポケモンの積み重ねが感じられるので、私はこれも良かったと思います。ソウジのレントラーにまつわる話では泣いてましたし(苦笑。
フシギダネとゼニガメ、ピジョンあたりはゲットして欲しかったとも感じますが、その分ヒトカゲとの出会いとゲットに至るまでの流れはしっかりと描写されています。ヒトカゲのしっぽが雨に濡れないようにサトシが上着でしっぽの炎をかばっていたのがグッときました。
リザードに進化しても普通にサトシに懐いていましたし、リザード、リザードンの2匹とも「ちきゅうなげ」を使ってくれたのが最高に嬉しかったです。やっぱりリザードンは良いなぁ・・・
また、ホウオウ繋がりで出番のあるライコウ、エンテイ、スイクンですが、中でもエンテイはサトシとバトルをするなど、堂々たる風格を見せ付けてくれました。さすが劇場版第3弾の看板ポケモンだけのことはあります。あの威風堂々たる姿はとてもかっこよく、雨に濡れたポケモンたちと共に眠るシーンは父のような優しさを感じ、結晶塔の帝王が見たくなりました(笑。
懐かしいようで新しいものを見ている、何とも不思議な気分になる作品ですが、今回はサトシの発言の中で驚いた言葉がありました。今作のライバルキャラクターであるクロスにリザードが負けた後、サトシは「ピカチュウなら勝てたんだ」「最初のポケモンがゼニガメかフシギダネだったら」と発言します。最初聞いた時は「そんなこと言わせるなよ・・・」と思いましたが、サトシもまだ10歳ですし、よくよく考えれば、これはゲームをプレイしているトレーナーにも当てはまることなんじゃないかと思えます。
最初にヒトカゲを選べば、タケシやカスミに苦戦するのは必至。ゼニガメを選べばマチスで苦戦し、フシギダネならばナツメあたりで苦戦を強いられます。そんな時「ゼニガメなら」「フシギダネなら」「ヒトカゲなら」と思ったことが無いとは言えません。「このポケモンの個体値がもう少し高ければ勝てたんじゃないか」そう思ったこともあります。
ですが、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの中から1匹に決めたのはトレーナー自身。その選択に後悔するということは、ポケモンたちにとっても失礼な話です。「キミにきめた」以上は、そのポケモンと共に戦い、どうすれば勝たせてやれるのかを考えるのがトレーナーの役割なのだと感じました。
モンスターボールに入るのが嫌いだったピカチュウ。サトシとパートナーになった後も終始嫌がっていましたが、それは単にモンスターボールの中が嫌というだけではなく、ピカチュウなりの愛情表現だったということが描かれていました。あのシーンはなかなかに衝撃的でしたが、20年前からさも当たり前のようにそれをこなしているポケモンもいるしなぁ・・・と考えると、不思議な気分になりました(笑。
説明がやや不足しているようなところや、物足りなさを感じるところもありますが、総じて面白い作品だったと思います。従来のポケモン映画導入部分におけるお約束と言いますか、お馴染みの曲やナレーションにも一工夫凝らされており、思いもよらない部分でそれが流れ「あぁ、これからも続いていくんだな」と感じさせられる映画でした。
ちなみに肝心のホウオウですが・・・「ホウオウらしいなぁ」と感じてしまったのは何故でしょう(汗。