ひびレビ

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2022年春アニメの感想 その1

2022-06-21 07:42:50 | 2022年アニメ
 春アニメもぼちぼち最終回を迎えつつあるので、感想を。


・阿波連さんははかれない
 阿波連さんの行動を深読みし、様々な展開を想像するライドウくんが面白かったですね。個人的には第10話の着ぶくれからのタマネギの件がツボでした。直前に意味深なシーンがあってからの、あの流れは想像出来なかったうえに、想像力があまりにも豊かすぎじゃね?
 そんなライドウくんですが、ここぞという時にはカッコイイところを見せてくれましたね。いつもは口を小さく開けて喋る阿波連さんも……というのも印象的なシーンでした。そこからまさか、マタンゴじみたタピオカのゆるキャラを見せられることになろうとは。
 ライドウくんの想像力の豊かさと、阿波連さんの突飛な行動が相まって、次に何が来るか分からない楽しさがある作品でした。最終回のEDの入り方は、シチュエーションも相まって染み入りましたね。

 にしても、阿波連さんの家族であるれんちゃんには驚かされたなぁ……CVを担当された久野美咲さんといえば幼い女の子を演じるイメージがあったので、「さすが久野さんだな!」と思いながら見ていたら「え……え!?」と混乱させられることになろうとは。声優さんの印象を上手いこと逆手に取られた感じがする……ああいったキャラも出来るとか、無敵じゃね?

 続きがあるとすれば、後半存在感を放ち始めた石川くんと佐藤さんの関係も気になるところですね。


・乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
 前半は比較的明るく、主人公リオンがイケメンたちを煽りまくる形で進んでいきましたが、後半は割とシリアス寄り。ヒロインであるオリヴィア、アンジェリカとの和解に思いのほか時間がかかった印象を受ける一方、戦況変化はやや駆け足気味に感じる部分もあったため、正直後半の展開はあまり楽しめなかったです。
 しかし、嫌われ者だが実力はあるリオンだからこそ敗北したイケメンたちが良い方向に変わり始める様や、オリヴィアの告白シーンなどは印象的でした。最終回で戦った強敵をとことん煽り尽くす様は本領発揮といった感じを受け、見ていて気持ちよかったですね(苦笑。

 で、本作で一番気になったキャラクターは……そう!第6話でその可愛さを存分に発揮した王妃ミレーヌ様(30代・人妻)です!全体を通しての出番はさほど多くなかったですが、慌てる仕草が可愛い、リオンの告白に真っ赤になる、それでいて息子のダメな点はきっちり叱る……この話だけで十二分に魅力的なキャラクターだと伝わってきました。リオンが「学園の獣みたいな10代よりも、お淑やかで可愛い30代の方が最高だ!俺は人間と結婚したいんだ!」という切実な想いも印象的でした。
 また、続く7話で登場したクラリス先輩も、問題解決後は当初の印象とだいぶ変わったため、印象に残るキャラクターでした。
 続きがあるのであれば、ミレーヌ様やクラリス先輩の出番がもっと見たいなーと。


 今のところはこの2作品の最終回を見ました。他の作品もまたいずれ。
 そういえば「パリピ孔明」はラップ対決終了後から見なくなりました(汗。同じくラップが披露された「かぐや様」と「阿波連さん」と比べて、どうにも乗り切れないというか、真剣過ぎてついていけない感じ。見ていて楽しさが感じられなかったので……

 一方、思ったよりもハマっているのが「くノ一ツバキの胸の内」です。おっとり優しく可愛いモクレン、クールな努力家かつ世話焼きお姉さんのベニスモモ、自分より可愛いものを見ると泣き出しちゃうヒナギクをはじめ、どの班も良い感じにバランスが取れていて魅力的な子ばかりであり、話も分かりやすいため気軽にサクッと見れるのも良い感じ。
 直近だと「もて術」を披露するモクレンの可愛さが尋常じゃなかったですね……ただでさえリンドウから「モテそう」と評されていたのに、あんなことされたら猶更モテるに決まってます。ヒナギク卒倒レベルの可愛さでした。
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