機動新世紀ガンダムX 第5話「銃爪(ひきがね)はお前が引け」
「ハナっから命懸けぇ!」
「俺は…俺はティファを助けたいんだ!好きになっちゃったんだから、あったりまえだろ!」
ジャミルに戦う覚悟と理由を問われたガロードの言葉。ここでもしも「ニュータイプ救済のため」などと言おうものなら、ジャミルからコントローラを受け取ることは出来なかったでしょう。戦う理由を他の誰にも求めず、ただティファのため、自分が好きになった相手のためという、ガロード自身の想いがこもった言葉だからこそ、ジャミルの心は動かされたのでしょうね。
そんなガロードのどこまでも真っすぐな想いに、ジャミルのみならずウィッツとロアビィの心も動かされていました。救援に駆け付けてくれたことを素直に喜ぶガロードに対し「うるせぇ」と返すウィッツの声色が何とも優しい感じがして良いですね。
なお、救援に駆け付ける前の2人はといえば、ウィッツは廃ビルの下に隠した金塊を確認し、ロアビィは朝まで宴会の予定だった模様。ウィッツの家族、ロアビィの「アフターケア」については、ガンチャン夜会として配信されていた第15話「天国なんてあるのかな」で語られることになります。
さてガンダムXと共に戦場に赴いたガロードの前に立ちはだかるのは、ウィッツから「ゲテモノガンダム」と評されたガンダムヴァサーゴ&シャギア、ガンダムアシュタロン&オルバ。ヴァサーゴは伸縮自在の両腕を持つうえに、その爪の間からビームも放てるため、距離感を狂わされかねないのが厄介ですね。ヴァサーゴが広範囲攻撃、アシュタロンは各個撃破を目的としているように感じました。
ウィッツとロアビィが参戦し形勢逆転かと思いきや、今度はアルタネイティブ社がフロスト兄弟諸共バルチャーを葬るべく、長距離砲撃用のモビルアーマー・グランディーネを導入。動いている相手ということもあり、命中率はさほどでもないように思えますが、着弾時の爆風が広範囲に及ぶうえに連射可能というのが何とも厄介な相手でした。この激しい攻撃にさらされながらも、作戦に参加してくれたバルチャーたちは逃げずに立ち向かってくれていることから、改めてジャミルの人望の厚さが伺えますね。
そして遂にサブタイトルの「銃爪(ひきがね)」を引く時が訪れることに。「引き金」ではなく「銃爪」とすることで、より一層「命を奪いかねない道具に手をかける」感が増しますね。ここでガロードが「失敗すればティファは死ぬ」ことへの怯えを見せたり、「俺には出来ない」などと弱音を吐くことはせず、ジャミルとティファを信じて放つ!という流れがカッコいいんですよ……
更に、第1話でティファが見た未来にも変化が訪れることに。ガンダムXの手は上から覆いかぶさるようにではなく、下から優しく差し伸べられ、そこを伝ってガロードがティファを迎えに現れる…少年の一途な想いが未来を変えた瞬間でした。未来は一つではない。行動次第で如何様にも変えられる。そしてそれは、ニュータイプのように特別な力を持った者が成すとは限らない…と。
ともあれ、ひとまず一件落着。次にガロードが立ち向かうのは!……集団生活というのが面白いですよねぇ…
「ハナっから命懸けぇ!」
「俺は…俺はティファを助けたいんだ!好きになっちゃったんだから、あったりまえだろ!」
ジャミルに戦う覚悟と理由を問われたガロードの言葉。ここでもしも「ニュータイプ救済のため」などと言おうものなら、ジャミルからコントローラを受け取ることは出来なかったでしょう。戦う理由を他の誰にも求めず、ただティファのため、自分が好きになった相手のためという、ガロード自身の想いがこもった言葉だからこそ、ジャミルの心は動かされたのでしょうね。
そんなガロードのどこまでも真っすぐな想いに、ジャミルのみならずウィッツとロアビィの心も動かされていました。救援に駆け付けてくれたことを素直に喜ぶガロードに対し「うるせぇ」と返すウィッツの声色が何とも優しい感じがして良いですね。
なお、救援に駆け付ける前の2人はといえば、ウィッツは廃ビルの下に隠した金塊を確認し、ロアビィは朝まで宴会の予定だった模様。ウィッツの家族、ロアビィの「アフターケア」については、ガンチャン夜会として配信されていた第15話「天国なんてあるのかな」で語られることになります。
さてガンダムXと共に戦場に赴いたガロードの前に立ちはだかるのは、ウィッツから「ゲテモノガンダム」と評されたガンダムヴァサーゴ&シャギア、ガンダムアシュタロン&オルバ。ヴァサーゴは伸縮自在の両腕を持つうえに、その爪の間からビームも放てるため、距離感を狂わされかねないのが厄介ですね。ヴァサーゴが広範囲攻撃、アシュタロンは各個撃破を目的としているように感じました。
ウィッツとロアビィが参戦し形勢逆転かと思いきや、今度はアルタネイティブ社がフロスト兄弟諸共バルチャーを葬るべく、長距離砲撃用のモビルアーマー・グランディーネを導入。動いている相手ということもあり、命中率はさほどでもないように思えますが、着弾時の爆風が広範囲に及ぶうえに連射可能というのが何とも厄介な相手でした。この激しい攻撃にさらされながらも、作戦に参加してくれたバルチャーたちは逃げずに立ち向かってくれていることから、改めてジャミルの人望の厚さが伺えますね。
そして遂にサブタイトルの「銃爪(ひきがね)」を引く時が訪れることに。「引き金」ではなく「銃爪」とすることで、より一層「命を奪いかねない道具に手をかける」感が増しますね。ここでガロードが「失敗すればティファは死ぬ」ことへの怯えを見せたり、「俺には出来ない」などと弱音を吐くことはせず、ジャミルとティファを信じて放つ!という流れがカッコいいんですよ……
更に、第1話でティファが見た未来にも変化が訪れることに。ガンダムXの手は上から覆いかぶさるようにではなく、下から優しく差し伸べられ、そこを伝ってガロードがティファを迎えに現れる…少年の一途な想いが未来を変えた瞬間でした。未来は一つではない。行動次第で如何様にも変えられる。そしてそれは、ニュータイプのように特別な力を持った者が成すとは限らない…と。
ともあれ、ひとまず一件落着。次にガロードが立ち向かうのは!……集団生活というのが面白いですよねぇ…