Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅707Jシステムの不具合の原因

2009年10月15日 | ピュアオーディオ

自宅の707Jシステムはいつも真夜中にしか聴けないので、今日は午後から自宅に帰って、チョッと大き目の音量で楽しんでみました。

この707Jシステムにはチョッと気に入らない「質感」が有って、バイオリンの一部帯域に「カスレ音」みたいなものがLchに有るのです。この「カスレ音」の原因を探るのが目的です。

使ったCDはカラヤン「アダージョ」です。アンプを暖める事も含めて気楽に聴いていると「どうも何かかビビッている様な・・・」と感じました。

問題の不具合はバイオリンの帯域ですので「中音」です。中音は①JBL#375+ゴールドウィング ②ハイルドライバー が受け持っています。質感的には①の#375系の不具合です。

①の中音は「#375+ホーン+ディフィーザー」から成り立っています。「どうも何かかビビッている様な・・・」と感じましたので、ゴールドウィングのディフィーザーの止めネジを確認すると4本中1本が緩んでいました。これを閉めなおしてサウンドの確認をしますと「カスレ音」が止まりました。

これで安心して音楽が楽しめるようになりました。ちょっとしたことでも「不具合」が有ると「音楽」を楽しめないのがオーディオ装置の常です。
今回はシンプルに結果だけを書きましたが、実際は随分と長い間苦しんでいました。不具合の原因を「聞き取る」事が出来るまでになるのが大変です。