Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

今自分のシステムで必要なのは「良いプリアンプ」

2009年10月19日 | ピュアオーディオ

JBL3大ホーンシステムを連続して聴いてみて感じるのは「良いプリアンプ」が欲しいと言う事です。
オリンパスと707Jシステムではアキュフェーズの「C-290」を、RCA箱システムでは「自作WE310Aラインプリ」を使っています。

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今まではRCA箱システムにグレードの高いCDPを使えませんでしたが、徐々にグレードが上がって来て「見えないものが見えてくるように」なりました。

このJBL3大ホーンシステムは「伝送ロス」との戦いの成果を「音質」で得ています。ケーブルと一言では片付けられない範疇まで「伝送ロス」対策をしています。SP内部配線をはじめとする全ケーブルに対策し、プラグ・ソケット、果てはパワーアンプへと対策をしています。

現在パワーアンプは必要な部分はすべて「Trail仕様管球アンプ」に交換してきました。プリアンプも「Trail仕様管球プリ」は3セット有りますが、まだ開発途上で十分な音質とまでは思っていません。

ケーブル類やプラグ・ソケットへの「伝送ロス」対策を済ませますと「アンプ」が「抵抗体」になります。その対策でパワーアンプは「Trail仕様化」させ「伝送ロス」を極小化させましたが、プリアンプはまだその回答を得ていません。

現在使用中のC-290からは「伝送ロス」のサウンドを感じ取り始めています。「枠に入った音」と言うのが気になり始めています。そう感じ取れるようになったと言う事は私の耳が一段グレードアップしたのかも知れません。その答えがRCA箱システムで使っている「Trail仕様WE310Aラインプリ」かも知れないと思いつつあります。だんだん確信に近づいています。

次のプリアンプを春先より物色していますが、その候補としてアキュフェーズC-2810やマッキンC46と自作WE101Dラインプリを考えていました。私の望む音質を出せるのは「WE101Dラインプリ」のような気がします。なぜならパワーアンプ同様ソケット類と内部配線を「伝送ロス」の少ないものでやれるからです。

費用的にもC-2810やC46の数分の1の価格で出来ます。ただし、当該真空管を持っていればこそです。
以前WE101Dラインプリを使った事があります。その音色のすばらしかった事は頭から離れません。その101Dラインプリはつくりがどうしようもない代物だったので手放しましたが、今度は本気で取り組む必要が有ると思っています。


PMC-1001EZからTrail仕様 UL-1500UPへ交換

2009年10月19日 | ピュアオーディオ

一昨日から自宅で試聴していたPMC-1000EZから「Trail仕様UL-1500UP」に交換しました。
違和感は有りません。音質的にはまったく遜色を感じません。中音域の音の密度はPMC-1000EZに軍配を上げますが、周波数レンジや音色の美しさ、音数のバランスの良さ等は「Trail仕様UL-1500UP」の方が良いと感じました。

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PMC-1000EZ・・・価格¥43000円 重量:21Kg
UL-1500UP・・・・価格¥14000円 重量:4.6Kg

価格差は約3倍、重さは4倍以上違います。これで音質差が「互角」ですので「Trail仕様」にする効果が大体判ります。

明日からはPMC-1000EZを「Trail仕様」の「電源タップ」に作り変えます。ノーマルの状態でこの音質ですので作り変えた後は・・・。非常に期待できます。

それから、「トランスのうなり」の問題です。UL-1500UPは実用上問題ないレベルですが、耳を近づけると「うなり音」が聞こえます。これに対してPMC-1000EZはまったく「うなり音」を感じません。これはすばらしい事だと思います。やっと最終レベルのトランスを手に入れた様です。