5番目のケーブル「オールルシファー化」が完了しました。最後に残った電源ケーブルの2本が出来上がりました。今回は予算不足の為FI-50のプラグではなくFI-25の電源プラグを使っています。それでも「ケーブルの性能」の違いで大幅にグレードアップしています。
電源ケーブルのグレードアップを最後に持ってくるようにケーブル交換の順序を守ってやっています。1本づつ「ルシファー」に交換する度に「音数」が増えて行きます。最後に「壁コン~タップ」間のケーブルを交換です。この交換が終わりますと全てのケーブルが「ルシファー」で繋がります。
このシステムはプリ・パワーアンプが管球式です。管球式でフルバランス伝送する為に「自作」でXLRソケットの良いパーツを使って作りました。管球式でバランス対応のモノは少ないですね。
ウラジーミル・シャフラフノフの「ロシアJAZZ」を聴いています。好きな「スパルタカスの愛のテーマ」では音の繊細さと音数・余韻がまったくグレードが違います。うっとりと聴き惚れてしまいます。
「オールルシファー化」しますと一般に「音の余裕」が違います。音量を上げて行っても「ピーキーさ」を感じなくなります。私は基本的に「音質」は「部屋の性」にしないと考えています。このサウンドを聴けば「部屋の性」にしていたのは「伝送ロス」の多さが原因であると理解できるはずです。
これで後のRCAシステムばかり聴かなくて済みます。ハンドリングの軽い装置にはその機動性の良さが有ります。何でも大きければ良いと云う事ではないと思います。