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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アンプの出力と圧力 VS SPユニットの方式

2012年03月13日 | ピュアオーディオ

たった1Wの出力のアンプを使い出して、「音の出方」の違いに戸惑っています。Tr型アンプの500Wクラス(MC-2500)からEL34ppの18Wのアンプに交換した時も同じ様に戸惑いました。今回は7Wから1Wに変わっています。

アンプの出力と圧力は相関するようだと思います。あるいは同じ事を言っているのかも知れないと思うようになりました。

なぜ「出力」を取り上げたかと云うと、SPユニットの方式(コーン型・ホーン型・リボン型・静電型等)に合わせた出力が有るのではないか?と考え始めています。

SPユニットから出る音は「半球面波」が理想と考えています。この「半球面波」を得る為には、SPのユニット方式とアンプの出力(圧力)のマッチングを取るべきだと考えています。

単純にコーン型には500Wクラスのアンプでも良いと思います。何故ならコーン型は元々指向性が強く有りません。形状的にも「半円状波形」を持っているからです。しかし、ホーン型の様に能率が高く、指向性の強いユニットでは「尖塔型波形」で出てきます。出力が高いとこの鋭さが大きくなります。その為「耳にキーンと来る」サウンドになり易いのだと思います。

その点、1Wの小出力アンプはホーン型に最適なのではないかと思うに至りました。ネットワーク方式では低域のコーン型ユニットも鳴らさなければなりませんので、アンプには辛いことかもしれません。