長らくオリンパスシステムで楽しんで来た「大音量再生」の醍醐味がRCA箱システムでも楽しめる様になって来た。
今まで聴いて来たRCAシステムのサウンドは、「ネットワーク方式」の時はオリンパスシステムに遠く及ばないサウンドで有った。音数にしろ迫力にしろ、ただ図体がでかいだけのシステムで有ったが、今回チャンデバの活眼でフルパワーのRCA箱システムのサウンドが楽しめる様になって来た。
今まではパワーを入れるとフロントロード箱の箱鳴りが気になっていて、内部に吸音材や補強を入れたい気持ちをぐっとこらえていた。それが今では一切気にならない。
アンプシステムはオリンパスシステムとほぼ互角の状態。チャンデバのグレードが若干低いが、それでも活眼した事で、低域のパワーを全開で聴く事が出来る。
今までこのシステムで聴いた事のない低音が出始めている。立ち上がりの早い、焦点の合ったパワーが飛び出してくる。音の厚みも十分有り、聴きごたえが有ります。まだやや低音のバランスが強いけれど、このSPの実力の片鱗が出始めている。
ネットワーク方式の時は「軽い低音」ばかりだったので、このド迫力の低音は想像できなかった。使っているウーハーがD130なので何度か交換も考えたが、交換せずによかったと思い返しています。オリンパスシステムでは出ないサウンドがこのシステムから出始めています。