Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

7SPユニットシステムの理由

2019年09月22日 | ピュアオーディオ

私のメインシステム(オリンパスシステム&自宅システム)は、7SPユニットの組み合わせにしている。これは「音変換ロス対策」として実施している。

具体的に云うと、「一つのユニットでは出ない音がある」と云う事。メーカーオリジナルSPでは、3ウェイならば3つのユニットを使っているのが一般的だが、それでは「出ない音」が出てくる。だから「補う」事が必要だ。



実際に、低域は現在LE15(コーン型)だけだが、本当はもう1種類コーン型以外のユニットで低域が欲しい…と思っている。中域はJBL#375とグレートハイルドライバーをパラレルで使っている。高域はJBL#LE85+#2405とDECCAとビクターのリボン型の合計4つのユニットを組み合わせている。コンプレッションドライバー(#375・LE85・2405)では出ない音をリボン型のユニットから出している。

ただ、SPユニットが多くなると「ネットワーク方式」では「ローインピーダンス」になり、アンプへの負荷が尋常ではない。1Ω対応のアンプでも1台では多分ドライブできない。アンプがローインピーダンス状態になると、アンプに使ってある抵抗器やコンデンサーが「燃え出す」事があり、非常に危険である。実際に燃やしてしまった事もある。

7SPユニットを安全にドライブするには、「マルチアンプシステム」にして、アンプの数を増やしてやる事が必要になる。世の中にはもっと沢山のSPユニットを組み合わせている強者のオーディオマニアさんが居る事も承知している。