Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ウーハーでそのスピーカーのサウンドが決まる

2019年11月07日 | ピュアオーディオ

色々とオーディオの実験をして来ています。スピーカーのサウンドはだいたいウーハーユニットのサウンドで決まります。上述写真 RCA箱フロントロードシステムには最初JBL#2205×2発で使っていました。#2205のユニットでも過不足なく鳴っていたのですが、オリンパスシステムの方で使っていたシリアルNo#7000番台のLE15Aを下側だけ交換して見ましたら、聴き慣れた「オリンパスシステム」のサウンドになってしまいました。LE15Aの重低音がそのまま出てきて、オリンパスシステムと聴き間違うほどでした。(中・高域はほぼ同じユニットを使っている)

オリンパスシステムと同じサウンド傾向では面白くありませんので、後日、D130×2発(16Ω仕様)にしました。やはりD130の「吹っ飛んでくる低音」がこの箱には合います。D130×2発のサウンドを聴いて、身体に浴びせかけるサウンドを聴いたら#2205には戻れませんでした。#2205は#2215と#2220の中間にいて、「中途半端」なサウンドに感じました。D130からは音の波で肌が耳かきの羽毛でくすぐられる様な感触。(1発の場合)、2発の場合、身体に音がぶつかった衝撃を浴びます。

またJBLの1973年以降の「PROユニット」はそれ以前の「コンシュマーユニット」に対し、「コストダウン」されたサウンドになったのを感じました。「雰囲気音」がごっそり無くなっています。