昨日、壁コンからタップまでの電源ケーブルに「ルシファー仕様」で2セット作成をしていましたが、アダプター(壁コン2P→3P変換)を忘れていた為に接続できないでいました。今日お昼に帰ってアダプターをかませて接続して「音出し」確認をして来ました。
プリアンプには117Vステップアップトランスが入りますので、これに1本専用とし、残る4台の機器をもう1本のルシファーで接続しました。
自宅のSPはオールルシファー化の途中でSP箱内配線がまだですので、低域と中高域がバランス的に弱かったのですが、これらの不満点が一挙に解決したようなサウンドです。「余裕」、「ゆとりの有るサウンド」になって、低域から超高域までウェルバランスになりました。電気の供給量がやはり不足していたようです。
オールルシファー化の必要性がなくなったようでしばらくはこのままでいけそうです。とにかく「質感」は「ウェットでシルキー」な上に「鮮度感が充分」で「嫌な音」がしません。バランスも「フルレンジSPの如く」で有り、音の広がりも申し分なく、前面に広がる音の渦の密度もオリンパスシステムに比肩します。
とにかく音質の指標の全てにおいて「高音質」で有り、「しっとり」とした質感は管球アンプを使っている性でしょうね。
この「しっとり感」は、現在事務所の614銀箱を鳴らしている3B252BアンプとEL34ppモノアンプでないと出ません。
元電源ケーブルと上級プラグへの交換で今回の効果を見たわけですが、これは全体の「過不足」を「ウェルバランス」にしてくれる効果と「音の余裕」「ゆとり」をもたらしてくれます。「チョッときつい音だな?」と感じたら元電源を強化すると「余裕」のあるサウンドになります。これは「素晴らしい効果」だと思います。自作できる方は是非お試しあれ。