昨日はEV T-35系ツィーターのグレードアップをしていました。変更内容は①SP端子~SP端子間の配線を従来SCS-31にゴールドスターシリーズを追加しました。 ②低域カットコンデンサーを0.47μF(オレンジドロップ)に、0.33μF(バンブルビー)を追加しました。
現在、このツィーターはJBL#213PROにユニット追加で使っています。4chDSPシステムのフロントになります。
交換前の状況は、2chのオリンパスとDSPのフロントの情報量の違いと質感の違いで、若干の「二線ボケ」的な違和感が有りました。その原因として、ドーム型ツィーターとメインのホーン型ツィーターの質感の違いが有り、同じホーン型にしようと考えて、T-35系ツィーターを追加ました。それでもまだ違和感が有るので今回の工事となりました。
①の追加理由・・・情報量不足の解消。初めはゴールドスターに交換予定でしたが、配線材は多いほど情報量や質感に効いて来ますので、追加で対応。
②の追加理由・・・0.47μでは容量が小さすぎて、13000Hz以上しか聴こえない様でした。もっと下の帯域まで使えるので、本当は1μぐらいを考えたのですが、ステップアップ方式の方が安全で無難と判断。バンブルビーのコンデンサーは沢山保有しているのですが、初めて使って見ました。取りあえず0.33μFを1個追加。これで7KHzぐらいから使える様に感じます。
またコンデンサーを追加(複数使う)するメリットとして、リード線の径が倍以上になった事。これで伝送が良くなると推測している。
ちなみにこのツィ-ターの出自を調べた処、クリプシュホーンシステムの高域用のドライバーだった事が判りました。クリプシュ社がEVに注文して作らせたツィーターの様です。
追加作業を終えて早速取り付けて聴き出しましたが、質感や情報量の「違和感」が殆ど無くなりました。予想以上にgoodでした。