Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

手放すのが惜しくなった

2020年09月01日 | ピュアオーディオ

機器類の「軽量化」(15Kg以下)を考えています。自宅システムはほぼ達成。サブシステムもC3+M4を除けばほぼ達成。オリンパスシステムは触る予定なし。・・・とここまでは良いのですが、「活性化」が完了したC3+M4のサウンドを確認していて、余りの出来の良さに手放すのが惜しくなっています。


2年半前に入手した時は「眠っていた機器」の様で、長らく電気を入れてもらっていない状況でした。当方が使い出してから少しづつ蘇ってきました。「活性化」の為に当方自作のNo2グレード電源ケーブルを使うとノイズまみれでした。この状態で半年以上鳴らし込んでやっと「ノイズ」が許容範囲に入って来ました。それでも「ふん詰まり」(鼻つまり)の音でした。今年の4月末にやっとヌケ切った様で、本来のサウンドになった様に思います。ノイズは完全に無くなりました。


本来はサブシステムのメインアンプになる予定でしたが、同時にSONYの50年以上前のアンプの良さに気付いて、SONYのアンプが増殖してしまいました。軽くて音色が良い所が気に入りました。SONYのアンプはまだ鳴らし始めて1~2ヶ月ですので「何処まで良くなるのか?」が分かりません。現在でもサブシステムを鳴らすのに不足は有りません。

C3+M4を手放す前にじっくりと「活性化」したサウンドを確認して置きたいと思いました。実際に聴いて見ると、2.5年の「鳴らし込み」による活性化の成果は大きく、聴き出すと「その場を動きたくなくなる症状」に襲われてしまいます。いつまでも聴いていたいような気分にさせてくれます。琴線に触れるサウンドです。

SONYのアンプではアンペア数が0.04Aぐらいしか流れませんが、C3+M4を入れると一挙に0.36Aぐらいまで上がります。(電気食い虫)一桁違います。その分「発熱量」が違います。この辺が「音質」と「ランニングコスト」の分かれ目でしょう。