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爽やかな高原歩き 車山高原から八島湿原へ

2012-07-22 09:44:15 | 各務原歩こう会

7月19日、「各務原歩こう会」で車山ビジターセンターから車山へ登り、車山乗越、蝶々深山、物見岩を経て八島湿原、八島ビジターセンターまで歩きました。

車山ビジターセンター(10:10) ― 八島湿原分岐(11:20) ― 車山山頂(11:44)~(12:24)
 ― 八島湿原分岐(12:42) ― 車山乗越(12:46) ― 蝶々深山(13:09)~(13:18)  ― 
物見石(13:39)~(13:44) ― 奥霧小屋(14:30) ― 八島ヶ原湿原(14:58) ― 
八島ビジターセンター (15:07)

車山へは2本のリフトで簡単に登れます。
この日は天候も良く、多くの人が訪れていました。私たちは登山道を下から登りました。
車山山頂から八島湿原を目指しましたが、夏休みに入る前の平日で混雑はしていませんでした。
それでも千葉や横浜、クラブツーリズムの人達が訪れていて人気が伺えました。



車山高原の駐車場。こんなバスで行きました。



駐車場のすぐ近くがリフトの乗場でした。
リフトがスタートした途端、カメラで待ち構えていました。
山頂に着く頃には写真が出き上がって、勧められます。



ビジターセンターから全員がスタートしました。



車山山頂に向かう途中。
ニッコウキスゲが群落になっています。
ソーラーシステムを使った防除柵が有り、柵の中は保護されています。



ニッコウキスゲの群落に向かって、皆が一斉にシャッターを切ります。



車山へ向かう途中、二人の男性がパトロールしていました。
車山ビジターセンターの腕章を付けていました。電流柵の点検をしていたのでした。


自然保護と環境協力費
今まで知らなかったのですが、鹿がニッコウキスゲを喰ってしまうのです。
防除柵に電気を流して保護していました。

バスで車山へ向かう途中の大門街道で道路に小鹿の死体が横たわっていました。
バスが急に左に進路を変えたのです。何だろうと思ったら、小鹿が死体が道路に有りました。
鹿は夜行性で夜、車に跳ねられた事でしょう。当たった車の方も気の毒です。

夜、青くランランとした目を光らせて赤外線カメラに反応する鹿たち。
群れになって横行するシーンが想像できます。

帰りに八島ヶ原湿原の木道を歩きました。
このような防除柵を設けたり、木道の補修に経費が伴います。
ここは国立公園なっていますが、環境保全協力費のような形で入山者から100円か200円徴収してはどうかと思います。
ただ、徴収するにも、設備的なことも有るでしょうし、手間が掛かってしまいます。
山のトイレで志納するするように、登山口に自由に入れる料金箱でもあればと思います。




電気柵の左側は鹿から保護されていますが、右側は食い荒らされてチラホラです。


 
ニッコウキスゲをアップで。



高度を上げてくると、雲の中に富士山の頭が見えました。



リフトでスイスイと登れますが、私たちは、下からじっくりと登りました。
奥に見えるのが蓼科山で、中央は白樺湖。


 
気象レーダーのドームが見えてきました。
すぐに、車山の山頂です。



車山の山頂に着きました。
富士山は雲の中でしたが、乗鞍岳や御嶽山。北アルプスの槍ヶ岳が確認できました。




車山はリフトで上がって来れますので、沢山の人が来ていました。



♪頭~を雲の上に出し・・・・・♪
男性4人グループで笠を被った男性が草笛を奏でていました。
さっき、登って来る時は雲が出ていました。
本来なら、一番右の編笠岳の右に見えるのですが、完全に隠れてしまいました。





下山開始です。
これから、下りあの道の左の方へ歩いて行きます。

木道を歩きます。
この先の高いところが蝶々深山です。




蝶々深山に到着しました。
団体で多くの人が訪れていました。




雰囲気の良い道。
物見石を目指します。


 
お盆のような八島ヶ原湿原。
ここを下り、八島ビジターセンターを目指します。




八島ヶ原湿原の横の木道を歩きます。




木道を歩いていて、綺麗な景色に歩みが止まり、シャッターを押します。




八島湿原の標識のがある場所まで来ました。



お疲れ様でした。
八島ビジターセンターに着きました。



車山高原から八島湿原までに会えた花たち。
最後のレンゲツツジ、1輪見る事が出来ました。
ヨツバヒヨドリ、アザミはこれから本番となります。



車山山頂に咲いていた名の判らない花。



4年前に今回と同じコースを歩き、再び 霧ヶ峰に来ました。
カミさんは山へは付き合ってくれませんが、今回と同じコースを08.07.17に歩きました。
山道を登ることが出来ないので、車山高原駐車場に車を停めてリフトで一旦、車山山頂まで上がってから、蝶々深山を経由して八島ビジターセンターの 駐車場まで歩きました。
車山山頂へリフトで上がっただけで、あとは今回と同じコースを歩きました。
帰りは、諏訪からタクシーを呼んで車山高原駐車場へ戻りました。八島ビジターセンターの 駐車場にタクシーは常駐していなかったのです。
お迎え料金が掛かったのか、偉く高い料金でした。
木道を歩いていて福島から来たご夫婦と言葉を交わしました。
お互いに抜きつ抜かれつだったのですが、私はワレモコウを知りませんでした。
道脇に咲いていた花がワレモコウだと教えて貰ったことがきっかけでした。
その時、シャッターを押して貰ったのが下の写真です。



08.07.17
木道を歩き、蝶々深山を目指しました。




08.07.17
福島からのご夫婦です。
歩道の左側にニッコウキスゲの群落が広がります。



08.07.17
歩道の両側にニッコウキスゲが見えました。



08.07.17
福島からのご夫婦にシャッターを押して貰いました。



08.07.17
物見石を過ぎて、八島湿原を目指しました。


最後に
あれから4年が経ちました。
以前、歩いたコースを再び歩き思い出に浸ることが出来ました。
過去の画像を引っ張り出して見てみるとニッコウキスゲの減少。
環境破壊が進んでいると思わずにいられません。

車山ビジターセンターをスタートしてから車山へ登り、車山乗越、蝶々深山、物見岩を経て八島湿原、八島ビジターセンターまで歩きました。
このようなコースを辿れるのも、バスのおかげです。

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