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晩秋の高島トレイル 三重嶽(974m) 大御影山(950m)

2012-11-05 19:53:26 | アウトドア

高島トレイルへ行ってきました。高島トレイルは中央分水嶺で太平洋と日本海に流れる雨水の分かれ道となるトレイルです。

河内谷林道のゲート前に車を止めて林道を歩き能登又谷登山口から三重嶽を目指し、大日尾根を経由して大御影山へ。
大御影山からは近江坂を下って河内谷林道に出て林道をゲートまで戻り、時計回りに周回しました。
高島トレイルは滋賀県と福井県の県境の位置にあります。ここで北の冷たい空気と南の暖かい空気の衝突する場所です。晩秋の時期で時折雨がバラつき、木枯らしが強かったです。紅葉は最後の時期を迎えていました。
このコースでは特に能登又谷登山口から 能登又谷・本谷登山口合流点までが、トラロープに掴まって登る急登が有りキツかったですし、林道に出てからゲートまでの長い林道歩きにも閉口しました。  

河内谷林道ゲート(9:28) ― 能登又谷登山口(9:44) ― 

能登又谷・本谷登山口合流点(10:43)~(10:51)  ― 三重嶽(11:13)  ― 887P(11:57)  ― 

887P(12:08)~(12:40) ― 大日尾根(12:53) ― 780P(13:24) ― 

大御影山(13:52)~(14:00)  ― 抜戸分岐(14:45) ― 林道出会い(14:56) ― 

本谷橋(15:50) ― 能登又谷登山口(16:20) ―  河内谷林道ゲート(16:35)



ゲートから先へ進むグループ。
私たちがゲート前に到着したら京都ナンバーの車の人達が準備をしていました。
どのコースから登るのか明らかにしなかったのですが、この場所に来る時、落合の登山口に何台かの車が止まっていたと話しました。


私たちも準備を整えて後を追いかけました。



河内谷林道を歩きます。
紅葉が進み、晩秋モードと言った感じです。


ゲートから15分ほどで能登又谷の登山口に来ました。
ここから三重嶽山頂に向かいます。


登山口から杉林に入りましたが、登山道が不明瞭で間違えかけましたが、所々にテープが有って助かりました。
杉林からシャクナゲの密集地に変わると勾配がキツく、トラロープに掴まっての登りです。
筆者の背を撮影して貰い、提供を受けた物です。


能登又谷・本谷登山口合流点を過ぎると勾配が緩くなり登り易くなりました。
登り易いコースとなり、晩秋のブナ林は癒しの雰囲気が有ります。


三重嶽の山頂に着きました。
三重嶽のポイント。
高島トレイルの最高峰の表示が有ります。


三重嶽の山頂から進むと、強い風を避けお昼を取るご夫婦と言葉を交わしました。


これから先へ進みます。
草原で、良い雰囲気の場所に差し掛かります。


ズームアップで。




大御影山の反射板が見えます。
ここから馬蹄形に進み谷へ降りて、再び上り返します。


歩くルートからは左に若狭湾。
小浜方面だと思いますが、若狭方面と漠然としています。
低く垂れ込めた雲。
視界が良ければ、抜群の視界となるのですが、


右に琵琶湖が見えました。
竹生島が小さく確認できます。


ルートでこんなプレートを見つけました。
山頂で自己満足的にプレートが着けられたりしていて、その行為は感心しませんが、このようなプーレートなら、自分が居る場所が判り、助かります。
どのようなプレートが良くて、どのどうなプレートが駄目なのか。
人。それぞれに見解が異なると思います。
全部、山のゴミだという考え方も有るでしょう。
何でもOKと言う考え方も有るでしょう。
私は、他人のために役に立つ物なら認めたいと考えます。


大日尾根から大御影へ向かう途中です。
晩秋のブナ林が良い雰囲気です。



その後ろを歩いていて私です。
バックから撮影してもらいました。


高島トレイルの幹線には随所に、このようなテープが結ばれていました。
幹線で道に迷うことはないのですが、支線から幹線に入るときに、迷う可能性が有ります。
私たちも登山口からは標識が有り、登り始めたのですが、途中に迷いそうな部分が有りました。


大御影山の反射板が近くに見えるようになりました。
でも、まだまだ距離が有ります。



大御影山の反射板に来ました。
下へ来て反射板の巨大さを感じました。


大御影山のポイント。
県境で、福井県美浜町の名が有ります。


大御影山からの下山道に古道 近江坂のプレートが有りました。
今回、歩いたコースでは大日尾根から林道出会いまでが近江坂でしたが、地図を見るとその北や南に近江坂が延びています。
往時、若狭から琵琶湖にかけて、馬の背に荷駄を積み、往来したことでしょう。


大御影山の登山口に下りてきました。
ここが河内谷林道に出た地点です。


大御影山登山口から林道を横切りビラデスト今津へ歩ける道が付いていました。
ここから1時間40分でビラデスト今津へ行けます。


長い河内谷林道を下ります。
林道出会いの地点で標高800メートルほどです。
車を停めたゲートは400メートルほどで、それだけ勾配と距離が有りました。



本谷橋を過ぎるとすぐに本谷の三重嶽登山口の標柱が有りました。
この場所からまだまだ、ゲートまで道のりが有りましたが、明るいうちに車の場所へ戻る事が出来ました。





河内谷林道のゲート前で、三重嶽へ登るのに落合登山口に何台かの車が停まっていたと京都ナンバーのグループが話していました。
そのコースで、三重嶽を目指し、大御影山から本谷登山道で降りてくるなど、色々のバリエーションルートを取ることができます。
北からの強い風に悩まされた山行でしたが、晩秋のブナ林を楽しむ事が出来ました。
新緑の頃も好いね、は同行者の弁でした。

帰りに家族旅行村ビラデスト今津で、300円で入浴することが出来ました。ビラデスト今津で、ビラデストとは何語と聞きましたらフランス語だと返事が返ってきました。

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