クラブツーリズムが主催する北・山の辺の道ハイキングに参加しました。13.03.29に南のコースを歩きましたので、次は北のコースを歩いて見たいと思っていましたところ、クラブツーリズムの冊子に開催するとあり、早速応募しました。
JR帯解駅(11:17) ― 円照寺(11:47~11:56) ― 弘仁寺(12:56~13:40) ―
白川ダム(14:04) ― 名阪国道下(14:27) ― 石上大塚古墳(14:41) ―
豊日神社(15:15~15:18) ― 石上神宮(15:39~15:50) ― 天理教本部前(16:11)
― 近鉄天理駅(16:38)
近鉄名古屋駅に集合です。団体として、纏まって改札を通過しました。プラットホームで待つこと、しばらくして電車が入線です。
専用列車「かげろひ」で天理へ向かい、近鉄天理駅からJR天理駅でへ乗り換えです。JR桜井線には10分程乗車し、JR帯解駅前からウオーキングがスタートしました。
今回の参加者は45名でして、帯解駅をスタートする前に3班に班分けをして、ボランティアガイドが1人づつ付いてくれました。
主催者から渡された地図です。
帯解駅から東に進み、山の辺の道を北から南に歩きましたので、向きを立てにしました。
この地図は歩いたコースは判りますが、近鉄で無料で貰える地図の方が判り易いです。
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/pdf/nara08.pdf
近鉄名古屋駅です。
朝7時が集合時間でした。
添乗員が参加者を点呼しています。
「かげろひ」が近鉄名古屋駅の2番ホームに入線してきました。団体専用列車です。
列車に乗りました。
今回の参加者は45名です。座席に余裕があり、1人で2人分の座席を占めて座って行く事が出来ました。
近鉄天理駅に到着しました。
途中。桑名駅、四日市駅、津駅で乗客を拾って行きました。その他にも名張駅では運転手や車掌の交代が有りましたし、何回も特急に追い越されました。特急に追い越される運転停車は仕方が無いですが、車掌からのアナウンスが有りませんでした。
名古屋駅発が7時22分で天理駅着が10時39分です。3時間余まりの時間を要しました。
近鉄天理駅に着いたかげろひ。
乗客が降りてきます。
この後、JR桜井線の天理駅に向かいました。
天理駅はJR桜井線が南北に走り、近鉄天理線が接していて、Tの字をしています。
この駅で、近鉄線からJR線に乗り換えです。
近鉄線からJR線に乗り換えました。
2両編成の奈良行き電車が入線してきました。
帯解駅に到着です。
電車はワンマンの運行で、最前部のドアしか開きません。車体に菊などが描かれて居ますが、他線区で使われていたのか、古そうな車両です。
跨線橋を渡り駅舎の出口に向かいます。
帯解駅の前です。
ここからウオーキングのスタートですが、3人のボランティアガイドが付いてくれます。
参加者が45名でして、3つの班に分けられました。
帯解駅前で3人のボランティアガイドと対面しました。最初に顔を合わせたわけでありますので、3人のボランティアとツアー客との対面式のようなものを持ち、ボランティアの1人が2人を紹介するなどの事が在ると良いのではと思いました。3人の中にリーダーが存在しないように感じました。
ボランティアガイドが先頭で帯解駅をスタートです。
横に広がってのウオーキング。
車が通るところでしたので、交通に注意して歩かなければなりません。
ガイドから車に注意して歩くようにと言う言葉が無く、気に掛かりました。
円照寺を目指して歩きます。
北の方角で、刈り取られた田の向こうに若草山が見えます。
奈良公園はすぐ近くです。
班毎に歩道を歩いて行きます。
2月14日に開催される奈良マラソンの幟旗が何本も立てて有ります。
円照寺の入口です。
ここから、先の円照寺に向かいます。
円照寺へ来ました。
みんな、寺に向かってカメラを向けます。
この円照寺は一般公開をしていません。
別名、山村御殿と呼ばれるお寺で格式の高い門跡寺院です。
円照寺から竜王池に向かいます。
一面の落葉のジュウタンです。
歩く度にカサカサと音がします。
竜王池へ出てきました。
農業用の溜池なのでしょう。
池の真ん中に島が有ります。
45人の参加者で3班に分けて歩き出しましたが、円照寺を訪ねた後、私たちの2班は竜王池に向かいました。ガイドは、3班が続いて来ないと携帯を掛けたりして歌碑の前で待ちました。3班は始めに歩いた参道を再び戻りました。その結果、2班は遅れてしまったのです。班別に分けたのであり、他班の行動を気にする必要が無かったのです。このようなことも、事前に打ち合わせがしてないと感じました。
歩いていて、何箇所も万葉集の歌碑が設置して有ります。
揮毫した人によって、書体が異なりますが、もつと読み易い字で書いてもらえたらと思います。簡単に読めるような字ですと、有り難味が無くなるのでしょうか。
弘仁寺に着きました。
この先に寺の門が有ります。
モミジが色づいてきていますが、もう、終りと言った感じがします。。
弘仁寺の本堂です。
ここでは、本堂に入らせていただき、秘仏にお目にかかりました。
この先の白川ダムで昼食の予定でしたが、時間が遅くなっていましたので、弘仁寺で昼食となりました。
目張り寿司のようなお弁当です。でも、寿司でなく混ぜご飯を高菜で巻いたようなものでした。
大和路と書かれた箸の袋が付いていますが、弁当を製造した業者名は明示して有りませんでした。
弘仁寺を後にします。
モミジの葉が落ち、最後の紅葉と言った感じです。
白川ダムまで歩いて来ました。
大きな白川ダムです。ダム提を築いて溜池にしています。
石上大塚古墳の下まで来ました。
ガイドがここで説明してくれます。
私たちの班の案内人は、隣りの人に話し掛けるような喋り方で後方には声が聞こえてきませんでした。ハンドマイクを使うとかの方法が望ましいと思います。
他のツアーで「まほろばの道」案内している人は頭に掛けたマイクでハンドフリーで話しているのを見かけました。
ガイドの知り合いなのでしょうか。
ミカンを育成している人で、私たちに差し入れしてくれました。
細い地道を一列になって歩きます。
一列で歩きます。
前方は別の団体で、リーダーの持っていた資料には「まほろばの道」と表示していました。
後ほど、参加者と言葉を交わしましたが、大阪からでコスモとか言う会社だといっていました。
奈良市と天理市のでは、案内表示の仕方が異なります。
天理市に入るとこのようなタイプの説明板に変りました。
豊日神社を過ぎて。
冬の日差しが傾き、影が長くなっています。
沿線のモミジ。
色づいていますが、今シーズン、最後のモミジです。
もうすぐ、石上神宮です。
石上神宮ではガイドが説明してくれました。
寺や神社で見物した後、ガイドは集合させて指差しで1.2.3.と人数をチェックしていました。ツアーの終わり頃には添乗員が二列縦隊に並ばせて数えていました。
これなども、ガイドを引き受けた立場なら、ガイドがチェックすべきことです。
石上神宮を去ります。
綺麗な景色ですが、車が邪魔しています。
天理教本部前まで来ました。
天理教本部前で一旦、解散し自由に天理駅を目指します。
ここからはアーケード街を歩きます。
北山の辺の道に有った道標です。何箇所か設置してあり、道に迷うことは有りません。
多くの標識が有りますが、標識のすぐ近くに自動販売機が有り、景観を損ねています。
最期に
13.03.29に山の辺の道を歩きました。http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/6ac1fbfe32533f4fcbf22a3e52f95711
次は北・山の辺の道を歩いてみたいと思っていました。旅行パンフで募集が有り、渡りに船の感じで申し込みました。前回はフリーハイキングでしたが、今回は3人のボランティアガイドによるハイキングでした。
参加者は45人で、最初に帯解駅で3班に分け、その時にガイドより早く歩かないでと、言われていたにも関わらずガイドを追い越して前の班に付いて来てしまった人が居ました。「初めにガイドより早く歩かないでと言われていたでしょう」と。言葉を掛けると「ガイドが遅すぎて」と言っていました。ルールが守れない。歩く方にも問題が在るのです。
どうしても、前回歩いた時のイメージが有り、前の時と比較してしまいます。
北・山の辺の道には円照寺、弘仁寺、石上神宮などの社寺が有るだけで、南コースに比較すると、見所が少ないです。南コースには無人販売でハッサクやお花、漬物などが売られていましたし、可愛らしい猫の陶器を売る店が有りましたが、北コースには無人販売所を目にしませんでしたし、民芸品的なものを売る店は無かったのです。
帰りの電車で、今回、参加した人と一緒になりました。同じ市に住んでいる人でした。その人は先々週に南コースを歩いたのだそうです。参加者は90名で電車は満席になったと話していました。90名を5班に分れて歩いた言っていましたが、ガイドが引率するのだと、無人販売や店に寄ったりできなかったのではと思ってしまいました。
北・山の辺の道を歩いてみて、イメージ的に、期待した程ではなかったという印象がします。南の山の辺の道が好印象だったので、ガイドの対応の拙さもあり、余計にそう感じさせるのかも知れません。
今回、歩いたコースは北・山の辺の道の南半分です。まだ、帯解駅から奈良駅までのコースが残っています。http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/pdf/nara07.pdf
機会があれば、残りのコースを歩いてみたいと思います。
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