日暮らし通信


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10月10日 (金曜日)

2014年10月10日 16時49分43秒 | 所沢航空記念公園

妻と園内を散歩するのは一週間ぶりだった

平日9時過ぎの園内で走る人、歩く人も高齢者ばかりが目に付く
そう言う私も高齢者の(はし)くれだから
仲間だと思って見ることにしましょう

彼岸花も金木犀も咲き終わって、園内ではこれと言って咲く花が見当たらない

今日まず目に付いたのは 「クサキの実」
以前、このプログで 「クサキの花」 をご紹介しましたが
実を付けてこの写真のようになっていました

この実は何とユニークな姿だと思いませんか?
何を想像する? 勿論 ”テルテル坊主” です
それと半円形に形作っているのが可愛らしいですね

この実は成熟するともっと変化するようなので楽しみに待つことにしました





次はクサキの近くにあるハナミズキ
こんな赤い実を付けていましたが
この姿から私は 「金平糖(こんぺいとう)」 を想ってしまいました





ハナミズキの実に見惚れていたら突然、黒い物体が?
飛んできたカラスがこの実を美味しそうに食べはじめました

これはシャッターチャンス? と急いで撮ったのがこの写真
カラスの目をこのように撮れたのは始めてでした

でもこの(するど)(くちばし)を見るとちょっと怖いような気がしました

園内ではその他の実もたくさんあるのでカラス君にとっては
願ってもない 「味覚の秋」 かもしれません





散歩の時、いつも注視していたコブシの木があったが
今日見たら全て実を落としていた

その木の真下の路上には写真のような赤い実が散乱していた

時には人間の不粋な靴底で踏まれ
時には雨風に打たれながらも、位置を変えて皮を()いでいくのだろう
そしていつかは超低い確立の発芽の時を狙っているに違いない
 ”頑張れ~” とエールを送りました





あんなに楽しませてくれた彼岸花のその後の姿を撮った
もう誰も花後の彼岸花を見る人はいないだろう

私はこの花に対してはいろいろと想いもあるのだが
 「よく咲いた。楽しませてもらった。また来年も咲いてください」 と願いを込めた

花は来年も間違いなく咲くだろうが
さて人間の場合は必ずまた花が見られる、という保証は誰からも貰えないが
必ず来年も彼岸花を見たいものである




    写真説明: 10月10日の園内風景
    撮影場所: 所沢航空記念公園