日暮らし通信


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10月22日 (水曜日)

2014年10月22日 17時21分21秒 | 日暮らし通信

8時半、妻を迎えにDSの車が到着
妻は運転手の女性ヘルパーさんに大声で ”おはよう○○さん、来るのを待っていたの” と笑顔で話しかけた

車中からも笑顔で私に手を振りながら遠ざかって行きましたが、妻はDSへ行くことを本当に楽しんでいるようです

でも実際にはDSでどのように過ごしているのでしょうか?

しかしいつも、見えなくなるまで車を見送る私の胸中は複雑な気持ちなのです


9時前、ポツポツと雨が落ちてきたので、傘持参で空堀川沿いを散歩するため家を出た

空堀川沿いに来ると、まずはコサギ (と、私は思うのだが?) が水辺で遊んでいた
年に何回かコサギを見るが、純白な羽毛は空堀川に明るさを呼び込んでいるようだ

実はもう一羽居るのだが、二羽を同時に撮りたい私のリクエストに応じる気配なく、離れたままで撮れなかった





左岸を下流に向かって歩いて行くと、左手には広大な農地が見える

その農地境目の一部には椿の生垣があり、今、所々で花を咲かせている

その昔、武士は 「首が落ちる」 といって椿を嫌い、庭にも植えなかったと聞いたことがある

それは花が終わると花びらが地に落ちてバラバラになる光景がそう思わせたのかもしれない

今でも入院中のお見舞いなどにも椿はご法度、競走馬の名前にも 「ツバキ」 は避けられているそうです

この生垣の根元を見ると、花びらが一枚、一枚と散り落ちていて、その光景はあまり良い印象ではない

ちなみに白椿の花言葉は 「理想の愛」 などがあるそうだが
散乱している白椿の花びらを見ていると、愛が崩れてしまったかのように(むな)しくなる





川沿いの民家の裏庭には大き目の鉢の中で一輪、朝顔が咲いていた

もう花の時期も終わったからと、(あるじ)からも忘れられてしまったかのように鉢土の表面も乾いたままだ

この一輪の朝顔は元気そうだが、今日の気温は低い
もしかしてこの朝顔も咲きながら ”ブルッ” と、冷気に驚いているのかもしれない





民家の庭から大きなミカンの木が遊歩道にせり出している

その木にはたくさんのミカンが実を付けて、もう中には食べ頃の色合いにもなっているのもある

だが美味しそうな食感を妨げるのは写真のように実に描かれている×印
それも遊歩道にはみ出しているミカンだけ全て×印だ

×印は ”盗るな” か ”食べられません” の意味なのであろうか?
おそらくは前者の ”盗るな” ではないだろうか

こんな印を見ると何か ”せこい” 気がして、家主の顔を見たくもなる

堂々と遊歩道にせり出して歩行者の邪魔になっているので
本来は家主が剪定して整理するのが常道なのに
それを忘れてミカン優先とは、人道も地に落ちた感がする

 ”ご迷惑をおかけしていますので、よろしければどうぞ” と
○印を付けてください、と言いたくもなる




 写真説明: 今日の散歩で見た光景
 撮影場所: 空堀川沿いにて (H261022 撮影)


一枚目の写真をコサギと書きましたが、ダイサギかもしれません
鷺は冬羽と夏羽では違う装いをするようなので、私にもよく判りません