毎週、日曜日は長男夫婦が外出するので、夕方まではMとの二人暮らしとなる。
この寒さなので日課の散歩は気温が落ち着いた午後にすることにしたが、それでも風が強く吹く時は無理をしないようにと家の中で過ごしている。
月末には必ずケアマネさんが来て、今の問題点、来月の介護予定などを話すことになっている。
それは法律で決められているようで、ケアマネさんと利用者、家族とのコミュニケーション作りには必要な情報交換の場でもある。
先月、来宅の時は 「インフルエンザが流行っています。注意してください」 とのことだったが、担当している利用者の中にもインフルエンザに感染したこと、その方は予防接種済みであったことなどの実情を話してくれた。
感染予防のために 「うがい、手洗いの励行」 が必要とのことだが、残念ながらMにそれを行う自力がないから感染する可能性は大きいかもしれない。
Mには私の介助で 「うがい、手洗い」 をするしかないが、それも充分な対応ではない。
それと感染予防には口の中の雑菌を減らすことが有効とのことなので、Mの歯磨き回数を増やすようにしているが、その歯磨きもしっかりと磨くこともままならないのが現状でもある。
頼みはMの食欲が減らないこと。高齢者は感染予防の一つとして 「しっかりと食事すること」 も大事な条件とのことだから安心できるが、用意された料理はいつも完食、お茶碗には米粒一つ残さないのは毎度のことだ。
現在、我が家では風邪やインフルエンザに誰も侵されていないが、まだ冬本番だから 「油断大敵」 の格言を実行するしかない。
今日の昼食は嫁さんが用意してくれた 「煮込みウドン」。鍋のお汁の中にウドンを入れて煮込むだけに用意されているので助かる。同時にリンゴも切って用意されている。
嫁さんのお陰で食に関する一切の仕事から解放されたので、一番助かっているのは私かもしれない。
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