昨日の朝6時半過ぎから降り出した雨は意外と永い間降ったようだった。今朝も5時半過ぎ、新聞取りに表に出るとまだ小雨が降っていた。
音を立てて激しく降る雨ではなかったが、このような降り方は意外と大地にしっかりと浸みたかもしれない。
その雨も8時過ぎには止んで、曇り空のどんよりとしたカーテンが降りたように陽が遮られていた。
今日から三月。
DKにあるカレンダーを捲ると、今月も元気そうな童女二人が主役だった。
桃柳 くばり歩くや 女の子
その句の通り、何とも言えない日本の自然の原点を見るような童女二人の微笑ましい絵姿だった。
私にとっては三月は 「要注意の月」 とのイメージが濃いあまり好きな時期ではない。
過去、春のお彼岸を前後に我が家では 「思いがけない事」 が多く起きている。
昨年はMの右足の火傷治療で四十数回も皮膚科へ通院した例もある。
それとあの 「東日本大震災」 が起きた後で、Mが散歩中に転倒 「右手遠位端橈骨骨折」 したのもこの時期だった。
今年は何事も起こらずにこの三月を通過したいものだが、いつもは時の流れを速いと思っているが、この三月だけはその速度が緩やか過ぎるのは、私の心の中に受け身の気持ちが多いからだろう。
東京の桜開花は20日の予報もあるが、無事に時が流れてMと元気で満開の桜を見られるようにと願っている。
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