今日は 「ひな祭り」 、昨日は民家のお雛さまをご紹介したが、かつての我が家でのお雛さまを探したがやっと二枚の画像が見つかった。
転居の折に私のミスで多くの写真を失ってしまったが、惜しいことをしたと今でも後悔の念が消えることはない。
この画像のプロパティから撮ったのは平成15年3月3日の夜と判ったが、日記帳で調べると2月22日 (日曜日) の午前中にMとお雛さまを飾っている。
この飾り作業は結構、慎重さも必要で時間がかかるが、箱から取り出すのは私の仕事、それをMが丁寧に仕上げる。それと飾り段を組み上げて赤い毛氈を敷くのも私の仕事だった。
飾り方も地方によって違うそうですが、段飾りの最上段には、内裏びなの男雛 (お殿さま) と、女雛 (お姫さま) の位置も関東では、向って左にお殿さま、右にお姫さまを飾りますが、京都や関西の一部では、向かって右側が男雛で左側が女雛になるそうです。
日本には古くから 「左方上位 (左側の方が位が高い)」 という考え方があったが、一方現在の皇室では、天皇は必ず皇后の右側 (向かって左側) に立たれます。座られる場合も右側です。この位置の取り方は、西洋式のルールにのっとっていて、明治時代の終わり頃から日本でも西洋に準じて、このルールが取り入れられました。
と、いろいろな経緯があるようです。
さて今日はひな祭り、Mに 「何か食べたいか?」 と聞くといつものように 「お寿司」 と答えた。そこで嫁さんにお寿司を用意して貰いました。夕食が楽しみです。
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