あっという間に二週間が過ぎ 「大相撲春場所」 が終った。
終ってしまえば全勝でまた白鵬が優勝、その数が42回とは驚きでもある。
かつて、人気あるテレビ解説者が 「白鵬の戦い振りにも陰りが出てきました」 と話していたが、陰りどころかますます技に磨きが掛ってきたような今場所の戦い振りだった。
私は白鵬ファンではないが、Mはこの白鵬しか力士の名前を知らないように応援しているが、昨日も鶴竜を下手投げで勝った時は、Mはにんまりとした顔をしていた。
ところでこのように42回も優勝している白鵬に他の力士はどのような感情を持っているのだろうか?
はっきり言ってこのように42回も勝たせることに 「打倒白鵬」 の意地が燃え上がる力士はいないのだろうか?
白鵬が強いのか? それとも他の力士の実力が低いのか? と、煎じ詰めてもっと果敢に攻める力士は出てこないのだろうか?
そして数多くの親方衆は対白鵬への戦術をもっと真剣に考えるべきで、強い白鵬でも必ず弱点があるはず、その研究を怠ればまだ優勝の数が増えるばかりだ。
囲碁や将棋の世界ではプロ棋士でも今はやりの人工知能 (AI) を使って戦術に磨きを掛けているが、大相撲の親方衆も対白鵬への戦い方を人工知能 (AI) でシミュレーションするくらいの意気込みを示して欲しいものである。
白鵬ファンには申し訳ないが、多くの力士でも優勝の経験は無いのが当たり前なのに 「42回も優勝されるのはプライドが許さない」 と、「打倒白鵬」 に燃える力士が出てくることを期待しています。
それとあの横綱・稀勢の里の引退で大相撲の世界が少し寂しくなったと思うのは私だけでしょうか?
毎日見ていた 「白蓮の花」 も終わりに近付きましたが、次ぎは 「木蓮の花」 が見頃になりました。
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